ラベル お得ポイント の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル お得ポイント の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

キャンピングカーにお馴染みの「電子レンジ」で簡単クッキング!

先ずは定番を再確認

料理が苦手なら、お弁当やお惣菜を購入する人も多いでしょう。

コンビニなら全国各地にありますし、スーパーならさらに幅広い食材を手に入れられるはずです。

白米は炊飯器を使うことも多いですが、パックご飯を使えば「チン」だけで食べられますし、米からでも炊飯できます。

温め機能だけを使い場合でも、レパートリーはかなりあることが分かります。

冷凍食品を使う

電子レンジと言えば「冷凍食品」。

最近のキャンピングカーには「冷蔵庫」を搭載したモデルも多く、冷凍食品は是非とも備蓄しておきたいアイテムです。

それくらい両者の相性は良く、包丁やまな板を使わなくても簡単に調理ができます。

そこで、冷凍食品としてスーパーやコンビニなどで手に入れやすい種類を確認します。

夕飯などにも使いやすい「おかず」としては、餃子や唐揚げ、シュウマイ、ハンバーグなどがあります。

また、レタスやキャベツ、ブロッコリーなどと一緒に、「コーン」や「ミックスベジタブル」を常備しておくと盛り付けする際に彩りも良くなります。

もう少し本格的な調理メニューに挑戦したいなら

野菜などを洗ったり、皮むきやカットまでできる場合には、自宅で料理する時と同じで、野菜やお肉、魚などを使って調理します。

ただ、魚のはらわたを取ったり、三枚おろしなどをすると、キッチンもそれなりに汚れてしまうので、後処理を考えて購入時にスーパーなどでは下処理をお願いしておくといいでしょう。

電子レンジの場合、「焦げ目」を付けることはできませんが、そこだけ気をつければいろいろと作れます。

その際、塩コショウの他、市販品のスパイスも活用するのがポイントです。

例えば、味の素が販売している「香味ペースト」は、家庭で野菜炒めや炒飯などを美味しく作りたい時に味のベースとして使えます。

さらに、ニンニクや七味、バターやしょうゆなど、調理に合わせてアレンジすれば、さらに美味しくいただけることでしょう。

さて、肉料理を作りたいなら、牛肉と長ネギを食べやすい大きさに切り、下味をつけたら耐熱ボールに入れて「チン」しましょう。

それだけで一品できてしまいます。

ポイントは耐熱ボール1つで作れてしまうこと。

あと片付けが楽なのは、キャンピングカー調理の基本でしょう。

同じレシピで、にんじんと玉ねぎ、じゃがいもを使えば、「肉じゃが」になります。

また、肉を鮭など魚介類に変えても構いません。

あると便利な調理器具

電子レンジが苦手とする「焦げ目」をつけられるホットプレートがあると便利でしょう。

平たいホットプレートではなく、もう少し深さのある「グリルパン」なら、鍋料理までできてしまいます。

レトルト食品にはカレーもありますが、グリルパンがあるとカレーも自分で作れます。

また、茹で料理ができるので、夏場のそうめんやそば、パスタもできるので、さらにレパートリーが加わります。

どんなキャンピングカーを選ぶべきか?

電子レンジは電力消費の多い家電の1つです。

そこで、サブバッテリーが大容量のものが理想です。

また、室内調理をすると車内にどうしても臭いが残りやすく、車内換気が必要でしょう。

特に雨降りには窓を大きく開けれれないこともあり、天井に大型ファンを設置していると便利です。

キャブコンタイプのキャンピングカーには装備されていることも多いですが、バンコンタイプでは意外と付いていないこともあるので、どこまで調理をしたいのかで装備も再考した方がいいでしょう。

また、冷蔵庫があるキャンピングカーでも、冷凍と冷蔵の同時使用が難しいタイプもあるので、キャンピングカー購入時に確認しておくことも大切です。



「キャンピングカー白書」から見たオーナー像とは?

 最近のキャンピングカー人気は本物か?

一般ユーザーの見方としては、10年前と比べても大きな変化は見られず、「今後も横ばい」になると考えているようです。

というのも、白書によるとキャンピングカー保有者の80%が60代70代世代ということです。

こみち世代の40代や50代は、むしろ減少傾向にあるのだとか。

また、堅実な20代などもキャンピングカー所有に慎重なのがデータからも読み取れます。

国産モデルだけでなく海外モデルも含めて、ここ数年で約1割の所有台数増が報告されていて、市場として拡大していると言えます。

使用用途として

キャンピングカー購入の目的は、「夫婦旅」や「ペットとの旅行」が目立ちます。

山登りや釣りなど趣味に活かすという人もいますが、全体から見れば少数派と言えるでしょう。

こみちのように「オフィス」として使う人は、さらに少なく、定年退職後に時間に縛られることなく、気ままに旅ができる年代の方から支持されています。

キャンピングカーの購入代金は、比較的手ごろな軽キャンカー、400万円から500万円代のバンコン、キャブコン、さらに上位機種となる1000万円代に分かれるでしょう。

特に、1000万円オーバーのモデルを購入する割合が増加していて、10年前に比べてソーラーシステムや電化製品の充実など、近年のモデルでも搭載機が増えた結果とも言えそうです。

行き先は?

キャンピングカーで向かうのは、「観光地」や「温泉」が目立ちます。

車を横付けできる「オートキャンプ場」が第3位で全体の15%で、1位2位の観光地や温泉を含めると70%を超えます。

オートキャンプ場であれば、屋外調理も可能なので、国内では大柄なキャブコンよりも、移動しやすいバンコンタイプの方が販売台数が多いのかも知れません。

それら以外には、グルメ旅行や趣味に活かす人が多く、「居住スペース」という認識よりも「仮眠施設」として、また期間も長期よりは短期を想定した「旅行」が目立ちます。

新車か中古車か?

購入者の半数は8ナンバー登録できる新車を選んでいます。

次に多いのが8ナンバー登録されていた中古車。

やはり8ナンバー登録できる車両は維持費の面で優遇されることから人気があるのでしょう。

こみちのように、例えば「リトリート」みたいな、8ナンバー登録ではない手軽な車両も気になる人は少なく、むしろ8ナンバー登録できないなら自家用車でフラット化し、車中泊にも使うというのが多いのでしょうか。

実際、ハイエースなどを使って、リアシートを撤去するような改造をすると、そのままでは車検に対応できないこともあります。

自家用車で手軽に楽しむ人と8ナンバー登録できるキャンピングカーに分かれるのかも知れません。



リアエントランスモデルという選択

 なぜ、リアエントランスなのか?

一般的なキャブコンタイプのキャンピングカーは、国内の道路事情に合わせて助手席側のちょうど真ん中辺りにエントランスドアがあります。

扉を開いた正面に対面式となったダイニングテーブルが設置されています。

4人から5人くらい使える広さのテーブルがあるので、例えば夫婦二人で使うような場合には車内とは思えない十分なスペースがあるでしょう。

エントランスの右サイドには、シンク付きのキッチンがあり、固定式の2口から3口のガスコンロがコンパクトなスペース収まりよく装備されています。

モデルによっては、ガスコンロではなく、IHのコンロを採用し、サブバッテリーやソーラー発電との連携を重視していることもあります。

いずれにしても、キャブコンタイプであれば簡単な調理ができるキッチンが装備されています。

オプションなっていることもありますが、冷蔵庫や電子レンジさらには家庭用エアコンまで搭載したモデルも増えてきました。

バンクベッドと呼ばれる運転席上部のスペースをベッドとして使える他、リア部分に常設ベッドが装備されているのも、中央部分にエントランスがあるモデルの特徴です。

一方で、リアエントランスのモデルというのは、リアのベッドスペース、後方外部からも使える荷室を削る代わりに、ゆったりとした出入り口と、広めに設置されたマルチスペースが目につきます。

また、車内に入ると運転席すぐ手間にかなりゆったりとしたダイニングテーブルが用意されています。

中央部分から入るレイアウトでも、大人二人なら十分なスペースがありますが、後方エントランスモデル場合、さらにゆったりとしたダイニングテーブルが設置可能です。

こみちのように、キャンピングカーをオフィスとして使用したい場合、リアエントランスモデルの開放感は一度味わうと一般的モデルでも窮屈に感じるかも知れません。

一方でデメリットもあります。

その1つが、外部から使用できる荷物室の制限でしょう。

同じサイズのキャンピングカーでも、中央部分にエントランスドアがあるモデルでは、キャンプ道具をたっぷりと積み込めます。

しかし、リアエントランスモデルでは、どうしても荷物室が小ぶりです。

例えば、なんでも気楽に車載したい人は、中央部のエントランスドアを採用しているモデルがオススメです。

一方で、一人、または夫婦二人で使うような場合、常設ベッドをカットしても、バンクベッドとダイニングスペースを使えば大きな問題はないでしょう。

常設ベッドを省いたことでキッチンスペースが広くなり、日中の使用で使い勝手が向上します。

よくあるポイントとして、車内滞在中に一人が就寝したい場合、常設ベッドのあるなしは車内の使い勝手に大きな影響を与えます。

夫婦であっても、車内を区切って使えることは重要だと思います。

なぜなら、車内滞在中は親しい夫婦でもストレスが溜まりやすく、夜間だけでなくちょっと一人になりたい時にリアベッドはとても有り難い空間でしょう。

まして、カーテンなどで仕切ることができれば、それだけ長い滞在時間でも程よい距離感で使えます。

リアエントランスモデルの場合、逃げ場が制限されるレイアウトなので、連泊よりも日中の使い勝手を優先したい人にオススメです。

ナッツや日本特種ボディーなど、いろんなビルダーが「リアエントランスモデル」を発表しているので、中央部のエントランスモデルと比較しても面白いでしょう。


キャンピングカーに搭載された「電子レンジ」を確認すると

 電子レンジがないキャンピングカーはいらない?

電子レンジが使えると、米炊きからインスタントラーメン、パスタに冷凍食品全般と、それだけで十分な調理が可能です。

できないのは「焼く」ことくらいでしょうか。

電子レンジで物が温まるのは、加熱によってマイクロ波を出し、食材に含まれる動く分子(例えば水分子)が衝突することで熱を発し、食材全体が温かくなるそうです。

逆に、ガラスなどはマイクロ波によって動く分子が含まれないので、「チン」しても熱くなりません。

これが金属製容器になると、マイクロ波そのものを反射するみたいです。

なので電子レンジの前扉に金属のメッシュが張ってあるのも、マイクロ波を外に出さない工夫みたいですね。

そんな前置きはこの辺で、キャンピングカーにあると便利なものの代表とも言えるのが「電子レンジ」です。

もう少し詳しく見てみましょう。

電子レンジの種類「オーブンレンジと電子レンジ」

これもよく知られていますが、念のため。

オーブンレンジの場合、電子レンジでできることに加えて、「熱を加える」が可能になります。

電子レンジの「温まる」が分子同士の衝突だったのに対し、オーブンレンジの場合には「熱」を食材に当てることで熱くします。

当然、焼き目も付き、クッキーやグラタン、特にトーストが焼けるのはポイントでしょう。

ただ、熱をそのまま扱うので、オーブンレンジ自体も熱くなり、放熱対策が必要なのは避けられません。

海外製のキャンピングカーなどには、オーブンを搭載したモデルもあるようです。

食文化の違いでしょうか。

大手各社の電子レンジ

家電といえばPanasonic。

Panasonicでは、マイクロ波をより均一に当てることで、ムラなく温められると書いてあります。

また、お手入れが簡単なのもポイントみたいです。

TOSHIBAの場合は、赤外線センサーによって、温めを均一化しているようです。また、間口の広いモデルもあり、大きな食材も入れやすい工夫が施してあります。

Hitachiの場合は、湿度センサーが加熱状態を監視してくれるそうです。

お手入れが楽だったり、食材の出し入れが簡単なこともポイントでしょう。

例えば、Amazon で(オーブン機能のない)電子レンジを検索してみると、多くが1万円以下で購入可能です。

中には5千円代という価格も見つけられます。

キャンピングカーに搭載されている電子レンジを確認すると

日本特種ボディーが扱う新型SAKURAの場合、画像から確認できるのはツインバード工業の電子レンジに思えます。

しかもAmazonでは1万3000円代のプライスのモデル似ています。

電子レンジの容量(扉を開けた時の中の広さ)は、一般的には17リットルが多いですが、このモデルだとすれば20リットルで、大きさとしてはコンパクトなオーブンレンジクラスです。

ナッツの最高峰モデル、ボーダーバンクスはもちろん、クレア5.3Wで紹介されているモデルでも同じ電子レンジが搭載されていました。

トイファクトリー、GT CASA HOME STYLE EDITIONに搭載されているのも、同じ電子レンジですね。

一方、OMCが提供している「ナロー銀河」に搭載される電子レンジは、同じくツインバード工業製です。

ただし、同じ電子レンジではなく、一般的な17リットルサイズモデルで、価格としては6000円代のものと似ています。

この電子レンジの場合、扉を開けるとターンテーブルがあるモデルですので、その辺りを確認してもモデルとしての位置付けを確かめる目安になるかも知れません。

「ラクーン」で知った「軽キャンカー」の魅力

 バイクからジムニーへ

バイク少年から始まった「旅」への憧れ。

やがて、スズキ ジムニーへと継承されました。

しかし、実際に車中泊をしようとして、「丸見えじゃん!」と思ったものです。

確かにリアシートを倒しても完全なフラットにはなりませんし、荷物室といっても真ん中に胡座をかけば、何をするスペースでもありません。

これなら、乗用車のリアシートに腰掛けて仕事をするのと変わりません。

「ラクーン」の利点はズバリここ!

ラクーンの良さは、外部との隔離ができること。

実はハイエースをベースにしたバンコンでも、夜や日中でも外部からの視線をどう遮断するかは大きなポイントです。

中には覗かれても気にしない人もいるでしょうが、車内でもくつろぎたいからこそ、「外部との遮断」は重要です。

それが確立されているだけで、ジムニーの車中泊とは異なる快適性でしょう。

ただデメリットもあります。

それは何と言っても遅いこと。

こみち自身は125ccのバイクも乗っていたことがありますが、いろは坂のような場面でどうにもならなかった記憶があります。

非力なエンジンは、移動そのものを危険にしますし、中高のこみちには高回転をキープさせた運転をキャンピングカーに強いたりはできません。

大きな幹線道路を走行する時に、怖いほど周囲の車にバンバンと追い抜かれる経験をしたことが、今となっては少し苦い思い出になっています。

「旅に出る」だけじゃない!

もう、思い切って移動は1日10キロ以下というくらいに制約を設けるべき。

もちろん、走ろうと思えば走るんですが。

でも、車内で仕事をして、疲れたら寝る。

サブバッテリーやポータブルバッテリーを使い、ご飯を炊いて、あとはホットプレートで焼く肉を食す。

それも嫌になれば、今日の車内料理は休んで、コンビニや外食センターに足を伸ばせば、手軽に美味しい食事に会えるでしょう。

何での求めるから、苦手なところが気になります。

便利なところを満喫すれば、「ラクーン」は最高に楽しい。

メインは一人旅。もしくは時々夫婦二人という使い方なら、「ラクーン」でも快適性は失いません。

ただ、移動はそれなりの覚悟とストレスが溜まります。

でも使う内に「常設ベッド」が欲しくなります。

アイデア次第で、ホームシアターや書斎として使えるから、自分だけの空間にできるのもラクーンの魅力でしょう。

「Toy -Factory」ってキャンピングカー屋さん知っていますか?

 一般的にはキャンピングカー屋さんなんだけれど

「Toy-Factory」と言えば、バンコンのキャンピングカーを販売しているイメージ。

実際、バンコンカテゴリーでは、上位にランクインするほどの販売実績があるとか。

バンコンというと、ハイエースを用いたキャンピングカーが有名でしょう。

あまり業界に詳しくないこみちですが、「Toy-Factory」って分社化した「TFI」という会社があって、そこでキャンピングカーや特殊車両を製造しているです。

確かに「Toy-Factory」のビジネス的な戦略って、調べてみると興味深いですよね。

「箱としてのキャンピングカーを作る」ことと、「シェルを架装してキャンピングカーを作る」ことは、製造段階から大きく異ります。

例えば架装することをしてしまうと車としての外観から様変わりするので、ベース車両の性能だけでは図れない課題も見つかるでしょう。

そのレベルって、極端な話、国内の自動車メーカーと同等になってしまいます。

ある意味、規模が大きくなり過ぎて、それだけの開発コストを補えるか、キャンピングカーブームとは言えビジネス的にもリスクが高いでしょう。

そうだとすれば、箱(車両)を制限し、その中を煮詰める方がノウハウとしても蓄積しやすいはずです。

こみちとしては、「Toy-Factory」がバンコンにこだわる理由が分かる気がします。

また、別の言い方をすると、国内におけるキャンピングカー業界では、バンコンが一番ニーズに合っているとかもしれません。

ビジネスとして考えた時の採算性が高いのが、バンコンなのでしょうか。

「Toy-Factory」の面白いところ

ハイエースのワイドボディーは、横幅188センチです。

しかし、Toy-Factoryのモデルは、横幅が192センチだったりします。

つまり、4センチですが拡張されていて、それは窓の部分が「出窓」に変更されています。

こみちの場合、その「出窓」を見て「Toy-Factory」だと思ったりします。

ではなぜ、「出窓」を採用したのでしょうか。

実際に確認した訳ではないので本当のところは聞いてみないと分かりませんが、こみちとしては「レイアウトの自由度」を高めるためではと思っています。

なぜなら、常設ベッドを採用する場合、車内のどこに置くかがポイントです。

よくある選択肢は二つで、「車両後方に横向き」または「車両右側に縦向き」というケースです。

家族向けや、その他のスペースを考慮するなら、「車両後方に横向き」を選択するでしょう。

実際、居住スペースに有利なキャブコンでは、車両後方に横向きを採用しているモデルをたくさん見かけます。

そこで問題となるのが、横向きレイアウトでベッドの長さがどれくらい取れるのかというところ。

Toy-Factory の人気モデルバーテンの場合、ベッドの長さは180センチ程度。

就寝時には枕を使うことを考えると、170センチくらいでも足を伸ばして寝られないこともあり得るギリギリのサイズなのです。

スペースの有効を狙ったレイアウトですが、「横向き」で快適に寝られるかが車両選択時のポイントでしょう。

まして、出窓を採用しないとワイドボディーでも横向きレイアウトはほぼ不可能になるため、出窓スタイルは意欲的なデザインからではなく、「デザインの自由度」を高める必要な工夫なのかもしれません。

二人旅をメインにするなら

横向きレイアウトを諦めて、右側縦向きを選んだ方が結果的に満足度が高いのかもしれません。

Toy-Factory の中で選ぶなら、「アルコーバ」。

常時二段ベッドは、長さ195センチ前後。

家庭用のベッドサイズ同等の長さです。

キャブコンの場合には、後方ベッドでも190センチ程度を確保したモデルはありますが、バンコンを選ぶなら、そこは欲張らずに縦向きとし、代わりにトイレにも使えるマルチルームを選んだ方が長く使えるのではないでしょうか。

その場合、後方横向きレイアウトで確保できた大きな荷物置き場が削られてしまうのは仕方ないところでしょう。

確かに出来が良いだけに「あと一声」と思う部分もありそうです。

しかし、これ以上の機能を持たせるには、キャブコンやバスコンを選ぶしかありません。

Toy-Factory で言えば、コースターをベースにキャンピングカーにした「Seven Seas」を選択するしかないでしょう。

実際「Seven Seas」の横幅は、228センチ。

バンコンの193センチから35センチ増加した横幅が、居住性に大きく貢献しているのでしょう。

また、バンコンの場合には横開き冷蔵庫ではなく上開きにするなど、使い勝手や動線を考えてのレイアウトは、限られた空間の中で本当の使いやすさを煮詰めたからの選択と言えそうです。

次回、キャンピングカーフェアがあれば、そんな所を確認しながら「アルコーバ」に触れてみたいと思いました。

第24回神奈川キャンピングカーフェアin川崎競馬場が開催されました!

 キャンピングカーフェアが開催された!

2020年11月7日と8日に開催された「第24回神奈川キャンピングカーフェア」。

実は4月25日・26日に第23回神奈川キャンピングカーフェアが予定されていたのですが、コロナ禍の影響で中止(7月の延期も先送りされ)となり、開催が再延期されての今回でした。

神奈川県川崎での開催で、駅から徒歩でも安心な立地、しかも「入場料無料」なのは嬉しいポイントです。

さて、出展されたキャンピングカーは、67台となかなかの台数でした。

ハイエースをベースにしたバンコンやトラックベースのキャブコンに加え、トレーラータイプもありました。

トレーラータイプは、キャンピングカーに比べて居住スペースが家に近いことが魅力です。

そして、ケイワークスが出展していた「トレイルワークス」は、今後のキャンピングカー市場に一石を投じる意欲作に思えました。

というのも、出展されていたシルバーの箱型トレーラーの中には、カワサキのネイキッドバイクが搭載されていて、しかもよく見ればエアコンまで装備された「動くガレージ」になっています。

キャンピングカー=キャンプという用途ではなく、例えばバイクを積み込んでサーキット場に持ち込んでしまう。

バイクキャリアでの運搬とは異なり、サーキット場ではガレージとして簡単な整備やライダーの休憩室にも使えるというのも、新しいキャンピングカーの在り方になるはずです。

また、他の出展車を見れば、nutsの「ボーダーバンクス」もありました。

何度見てもその圧倒感は、ボーダーバンクスらしいところですが、そのサイズ感故の居心地の良さは特筆です。

こみち自身は、日本特種ボディーの「新型SAKURA」に憧れていますが、ボーダーバンクスはSAKURAをさらに「スイート」に変えたようなゆったり感があります。

ダイレクトカーズの「リトリート」シリーズもありましたし、オーエムシーの「銀河」も見つけられました。

直接、気になる一台に触れられるキャンピングカーフェアは、スペックだけでは分からないサイズ感も確かめられるのがポイント。

しかも営業マンがいる時なら、いろんな話が聞けますからね。

一人使用で気楽に出掛けるなら、「リトリート ミニ」のような一台は好感触。

オシャレですし、男性だけでなく女性にもおすすめ。

もう少ししっかりと使うならハイエースベースの「リトリート」もいいですよね。

普段使いとなると、キャブコンよりもバンコンや軽自動車が断然、魅力的です。

ちょっと思ったのは、乗用車にポップアップルーフを搭載したキャンピングカーを結構見かけたこと。

2台持ちが難しい場合にも、普段使いと旅行のどっちでも使えるので、じわじわ人気が出て来たのでしょう。




バンコンで行くオススメの旅スタイルとは?

 キャンピングカー選びの流れ

旅のスタイルから自分に合ったキャンピングカーを探してみると、一泊程度の「旅行」を考えるなら走行性能を重視して先ずは「バンコン」から見つけましょう。

1週間とか、ペット同伴のように「快適性」に趣きをおくなら、居室スペースの広い「キャブコン」が候補となります。

というのも、バンコンタイプを選ぶ人の多くは、いつもいつもキャンプ場やRVパークを利用するわけではありません。

自家用車でドライブする延長で、ホテルや民宿に泊まるという部分を「車中泊」に変えるというイメージです。

バンコンを選び方は、高速道路で移動し、目的地で温泉に浸かり地のものを食したり、釣りなどの趣味を満喫するために「拠点」を求める時にいいでしょう。

もう少し具体的なポイントをいうと、「トイレ」と「居室スペースの使い方」、「荷物の置き場所」になります。

観光シーズンを選べば、ホテルや民宿で素泊まり一泊3000円以下という所も見つかります。

銭湯の入浴料が400円くらいとすれば、宿泊費はかなりリーズナブルな設定だと気づきます。

しかし、ペット同伴のような場合には、ホテル等を使えないことや使えても料金的に厳しいこともあり、「車中泊」を選ぶメリットがあります。

つまり、1人や夫婦での旅スタイルなら、そもそもキャンピングカーなのか自家用車+宿泊なのかはポイントです。

キャンピングカーにもいろんなタイプがありますが、軽キャンカー以外のタイプでは、ダイニングと就寝スペースを同時に使用できるレイアウトを採用したモデルもあります。

例えば夫婦であっても、疲れて先に寝たい人とまだゆっくり過ごした人という具合に、限られた空間で異なる時間を過ごしたいというニーズが必ず起こります。

ダイニングを片付けてからでないと眠ることができないと、2泊、3泊と連泊するに従って見えないストレスも増えてしまいます。

最後のポイントが旅で持参した荷物の置き場所。

一泊だけの旅行でも、着替えなどの日用品くらいは手荷物があるものです。

こみちのようなズボラ男性でも、下着の着替えや季節によっては上着などを持って行きたくなるでしょう。

それがオシャレな女性となれば、着替え以外にもスキンケア商品など、それなりに荷物が増えます。

また、行き先によっては折り畳み自転車が欲しくなったり、子どももいるなら遊び道具も積み込みたくなります。

ちょっとしたキャンプも楽しむなら、テントやランタンなどの道具も積載しておきたくなるでしょう。

そこで、それらの荷物をどこに積むのかという話です。

もっと言えば、雨降りの時は車外にも出たくないでしょう。

ハイエースのハッチを後ろから開かないと荷物を取り出せないようなレイアウトだったら、雨の中も外に回り、濡れながら荷物の出し入れをするしかありません。

同様に、ダイニングをベッド展開するような場合でも、車外に出ないと動かしにくい操作となればかなり不便です。

その上で車内にトイレスペースまで確保するとなれば、使用人数や常設ベッド数、荷物置き場所の広さなど、最初に見積もっておくべきです。

何も乗せていない空荷を見て、イメージのままを実際の使い勝手として想定するべきではありません。

家以上に、不要なものをカットする意識が重要です。



災害時に「キャンピングカー」がオススメな理由

 災害は72時間が勝負!?

災害が発生した時、救済者は72時間を限度と考えて策を投じます。

というのも、72時間を超えた辺りから生存率が著しく低下するからだそうです。

つまり、災害発生時、その瞬間から丸3日を目安として、先ずは準備を考えましょう。

キャンピングカーの特徴は、睡眠と食事、トイレと言った日常生活で基本とされる項目が装備されているところ。

ただ、キャンピングカーの中にはトイレを完備していなかったり、料理やそれに必要な飲料水が十分でないタイプも存在します。

そもそも、災害発生時にキャンピングカー自体に損傷が起これば、最初から使うこともできません。

災害時に使える「キャンピングカー」とは?

丸3日間、オーナーを含めて家族までもが暮らせる住みかとなり得るかがポイントです。

こみちとしては、極論として「サブバッテリーの容量」が決めてではないかと思っています。

サブバッテリーとは、キャンピングカーに詳しくない方に紹介しておくと、キャンピングカーには車として使うバッテリーの他に、住まいとして使うバッテリーが搭載されています。

このバッテリーのことを「サブバッテリー」と呼び、容量によってエアコンを動かせるとか、電子レンジも使えるとか、幅広く家電を使用できる目安になります。

例えば、300Aのリチウムイオンバッテリーをサブバッテリーとした時、10時間程度のエアコン稼働ができるそうです。

災害時の目安72時間とすれば、空になったバッテリーを再び充電する方法も考えなければいけません。

一般的には3つの方法があって、1つ目が走行により充電、2つ目が追加したソーラーパネルを使う、3つ目が外部充電です。

走行による充電で問題となるのは、エンジンに付けられたオルタネーターの性能。

つまり、オルタネーターが弱いと、それだけ発電量も少なく、サブバッテリーを満充電するまでに長い距離を長い時間掛けて走る必要があります。

調べたところ、満充電まで5時間が必要となるケースもあって、走行だけに頼るのは2日目以降を想定するなら不安だと感じます。

2つ目の方法であるソーラーパネルの発電ですが、よく晴れた日と雨降りでは差が大きく異なります。

ただ、ソーラーパネルによる充電とエアコン稼働を同時に行えば、性能に左右されるものの8時間後でも70%も充電を残すことができます。

これなら2日目以降も心強いでしょう。

3つ目の外部充電とは電源を外部から取り込む方法で、これが可能となる場合、一般住宅でも電気が使えます。

つまり、キャンピングカー以外に家でも同じことができる状況です。

ただし外部充電を使うと、さらに短時間で充電が完了します。

そのことから、ある程度大容量のソーラーパネルを装備していることも必要です。

意外な利点はプライバシー保護

キャンピングカーの利点は、ペットも一緒に暮らせること。

また、他人からの干渉から距離をおけること。

さらに、寝心地の良いベッドでぐっすりと睡眠できること。

この辺りの良さは、不便になった時にこそ感じることでしょう。

電子レンジが使えれば、冷凍食品や飲み物を用意しておくと3日くらいは生活できるはずです。

ストレスを軽減できることは、災害時こそ大切でしょう。


フェリーを使った旅もオススメ!

 いざ、関東から北海道へ!


日本国内にはいろいろなフェリー会社が本州と北海道、九州や四国を行き来しています。

例えば、茨城県大洗港からは北海道の苫小牧港までをつなぐ商船三井フェリーが航行していて、キャンピングカーでも乗船すれば海の旅を満喫できます。

フェリーには、「新さんふらわあ ふらの」と「さんふらわあ しれとこ」があって、交互に両港を航海しています。

船上で過ごすのは約18時間で、例えば大洗港を午後7時45分に出航すれば、翌日の午後1時30分に苫小牧港に到着します。

こみちもバイクツーリングで長距離フェリーを何度も利用して来ましたが、甲板に出て見渡す限り海で、フェリーが作った白い帯状の水しぶきがただ後方に続いています。

キャンピングカーの場合、全長が5メートル未満か否かで料金が変わります。

「さんふらわあ」に限ったことではなく、他のフェリー会社でも「5メートル」を境にして運送料金が異なるようです。

料金には1名分の搭乗券も含まれているので、夫婦で乗船する場合には、追加で1名分を購入すれば良いことになります。

ただし、もっとも安い搭乗券が付いて来るので、個室などを希望する場合にはその限りではありません。

また季節によっても料金が変わり、確実に乗船したい場合には事前予約をした方がいいでしょう。

夕方に出港するフェリーを使うと、船内のレストランで食事を楽しむことも可能です。

乗船するフェリーによってメニューが異なりますが、海鮮丼やカツカレーなどが用意されています。

さらに、朝食や到着までのティータイムで一息ついてから下船までのひとときを過ごすこともできるので、その後の行き先などを相談してもいいでしょう。

陸走するのも楽しいですが、時にはフェリーを利用すると、旅の楽しさが増すのではないでしょうか。


OMC「銀河」ってどうなんだろう?

 OMCが提供している「銀河」ってどうなの?


自分に合ったキャンピングカーを選びたいなら、用途をできる限り明確にすることだと感じます。

その意味では、「銀河」の強みは「二人仕様」を打ち出したこと。

しかも、ツータイプあるバリエーションの1つは、ハイエースの「ナローボディー」をベースにしたことです。

ハイエースと言っても横幅の広いワイドボディーもあって、約18センチも異なります。

例えば、軽自動車の横幅と比較すれば、ナローボディーで22センチアップ、ワイドボディーは40センチアップという具合です。

まぁ、運転が苦手だと感じる人にとっては、22センチでも大きいと感じるでしょうが、40センチとなるとさらに印象が変わるでしょう。

実際、停車させた状態を考えると、広い居住空間は快適さを生み出します。

一方で、「ちょっとそこまで出掛けたい!」という場合、ナローボディーなら気負わない状況も、ワイドボディーなら気を使うケースもあります。

というのも、ナローボディーとワイドボディーの違いは横幅だけでなく、車の長さにもあって、約70センチも違うからです。

大人一人が腰掛けるくらいのスペースが異なるのですから、ナローボディーがいいのか、ワイドボディーがいいのかは非常に悩むところでしょう。

こみちとしては、断然「ナローボディー」がオススメで、この「銀河」の二人仕様をより活かせると感じるからです。

先にも触れましたが、居住空間の広さは快適さに直結します。

その意味では、ハイエースよりも広いキャブコン仕様のキャンピングカーが優位ですし、バスコンならもっと快適になります。

ただ、旅先や出掛けた目的によっては、ゆっくりとしたい時にはホテルや旅館を予約し、ちょっとした仮眠やキャンプを兼ねた使い方を考えるなら、ナローボディーが目的に合っていると感じます。

もっと、大柄な人や、運転が苦にならない人なら、快適さを優先して「ワイドボディー」を選択するということもあるでしょう。

お気に入りは寝台列車にいるような感覚

「銀河」を特徴づけるのは、窓に面して設置された二名使用のテーブルでしょう。

大きくはないテーブルだけに、何でも置けるほどの余裕はありません。

出先で買って来たものを電子レンジで温め、二人で向かい合って食事するという使い方が似合います。

キャンピングカーだから、備え付けのキッチンで家庭にいる時と同じように調理をするというのではなく、もっとゆったりと時間を過ごしたいからこそ、余分な装備をできる限り取り除く潔さが、純粋に二人旅を楽しくさせるのです。

さらに「銀河」のいい所は、右のテーブルがあるイラストの背景に見える扉部分です。

この奥にはポータブルトイレを設置することができるようになっています。

「トイレって必要かなぁ」と思うかも知れませんが、夫婦旅を考えるならあって困るものではないはずです。

旅先でトイレがなかったり、夜間や雨降りの時に、緊急でもトイレが使えるのは安心感につながります。

シンプルな構成にしたことで、キャンピングカーらしさが際立っているという意味でも、この「銀河」は注目している一台です。

ダイレクトカーズ「Retreat」ってどうなの?

 キャンピングカーをシンプルに楽しむ

キャンピングカーとして登録するためには、いくつかの条件があります。

その中でも、厳しいと感じるのが「車内高160センチ」のハードルで


しょう。

この条件をクリアするには、キャブコンのように車内で立つことができるキャンピングカーが優位です。

ハイエースをベースにした場合、屋根全体が持ち上がるようにするか、屋根全体を膨らませて架装しなければいけません。

そうなると、せっかくのハイエースも、随分と立派で大きなキャンピングカーになってしまいます。

そこで、「キャンピングカー」登録を諦めるとどうなるでしょうかってこと。

税金面での優遇は受けられなくなりますが、例えばハイエースが貨物登録ではなく、乗用車登録できれば、2年車検となります。

しかも、キャンピングカーではないので、あれこれと必須条件をクリアする必要もなくなります。

言い換えれば、「もっと自由に車内を飾ることができる」ということです。

詳しく確認はできていませんが、ダイレクトカーズさんが販売している「Retreat」は、ハイエースをベース車としていて、しかもナローの標準屋根をセレクトしています。

つまり、同じハイエースベースでも、キャンピングカーに使っているのは横幅も長さもそして高さもかなり大きいものを使います。

実は大きなキャブコンと高さ以外はほとんど変わらないというサイズも少なくありません。

ところが、「Retreat」は、もっともベーシックなサイズを使っているので、中を見なければキャンピングカー仕様になっているとは気づかないほどです。

そして、内容もよく考えられていて、ベッドとしても使いやすいフラットな床の下には収納スペースがあって、例えば車内でリモートワークをする時も必要十分なスペースが確保できます。

この時、キャンピングカー仕様にこだわってしまうと、小ぶりでもシンク付きのミニキッチンがあったりします。

あれば便利ではありますが、給排水タンクは条件クリアの基準10リットルという感じで、ちょっと洗い物もできるけれど、使ったら水を補充しないといけない煩わしさもあります。

だったら、ポータブル電源を積み込み、電子レンジも使えるようにして、その範囲で工夫した調理に割り切れば楽です。

もっとも、「Retreat」は、キャンプ場などで使える車体後部に引き出し式のコンロが装備されています。

なので、どうしても「火」を使った調理がしたい時には、手軽なカセットコンロタイプの調理台が使えます。

イラストを見てもらうと分かりますが、車内の内側は木目のパネルが敷き詰められていて、かなりオシャレで、自由に移動できる「自分だけの部屋」と言った感じです。

そして、このハイエースベースの「Retreat」に妹分が登場し、ホンダのN-VANをベースにした「Retreat Mini」が作られたました。

基本は一人仕様ながら、カップルでも楽しめるサイズ感で、これはこれで扱いやすさと割り切り感が絶妙だと思いました。

キャンピングカーというと、「8」ナンバー登録にこだわりがありますが、使い方や手頃感を優先すれば、もっと自由に楽しめるかもしれません。

はじめての「焚き火」を考える!?

 キャンプ好きの必須アイテムだけど

まず最初に、「火」がどれほど怖いものかを確認しておきましょう。

というのも、芝生などに燃え移った炎は円形に広がって行きます。

もう3メートルも広がってしまうと、どうにもならない状態になってしまいます。

というのも、冬場の時期に農場に生えた芝生を焼いている所を見たことがあります。

表面がサッと燃えて行くのですが、意外にも速い速度だったのに驚きました。

広い場所だったので、建物などには燃え移る可能性は低い場所ですが、やはり「炎」は一度燃えると消し終えるまで目が離せないと感じます。

そんな光景を見たこともあって、小心者のこみちは「焚き火」をちょっと怖いと思ってしまいます。

人気の「焚き火台」を紹介!?

直火と言って、地面に直接薪を組んで燃やすことを禁止しているキャンプ場が増えています。


その理由は、火災予防の他、芝生など設備を傷めないためもあるでしょう。

そこで、「焚き火台」と呼ばれる専用の台を使い、その上で炎を灯します。

調べてみると、この「焚き火台」にも好みや目的によって違いがあるようです。

ただ、いずれの場合も、「炎」そのものを楽しむというよりは、調理機器と考えられています。

例えば「ユニフレーム」が販売している「ファイアグリル」の場合、バーベキューはもちろん、ダッチオーブンも簡単に乗せられるほど丈夫な作りで、ファミリーユーザーなどにも扱いやすいサイズ感が魅力です。

逆ピラミッド型のフォルムがカッコいいと思うのが、「スノーピーク」が販売している「焚き火」です。

サイズは、3種類あって、ソロ向けからファミリー、大人数向けと選べます。

形こそ違いますが、一斗缶を使った焚き火台という雰囲気で、オシャレですがノスタルジックな雰囲気もあります。

先に紹介した2つの焚き火台が調理台タイプであるのに対し、「ピコグリル」はもっと焚き火に近い雰囲気です。

最近、YouTubeでも見かける焚き火台で、フォルムがワイルドですし、何より軽量なので登山家やキャンパーが持ち運びしやすいと言います。

安全に楽しむために

こみちのような初心者が気をつけるポイントは、「火事」を起こさないことと「火傷」をしないこと。

さらに言えば、しっかりと準備をしてから始めることでしょう。

火事を起こさないためには、テントやキャンピングカーから少し離れた場所で始めたいものです。

というのも、火がついてから「焚き火台」そのものを移動させることは簡単ではないからです。

目安としては、地面に燃えやすいものなどがなく、テントなどからも数メートル離れていること。

念のため、「水」を用意しておくこともポイントです。

火傷対策としては、燃えやすい服装で火に触れないことや、手元の火傷対策として革手袋があると安全性が高まります。

キャンプ場などで行う場合には、薪などを販売していることも多く、現地でも調達できることが多いようです。

燃えやすいものから始めて、段々と太い枝へと燃え移るようにしたいのですが、初心者の場合には着火剤を使うと楽に焚き火を楽しむことができるでしょう。

また、最後まで燃やすか、火消し壺なるものに移し、酸素を断つことで安全に消化できます。

さらに残った灰は、キャンプ場では指定された場所に捨てましょう。

焚き火を楽しめたらもう立派に「キャンパー」!?

こうして焚き火の方法を確認してみると、キャンピングカー選びとはまるで異なる言葉やアイテムがたくさん登場します。

でもそれらを面倒がらずに、手順を含めて知っておくことで、キャンプそのものをもっと楽しむことができます。

何より、「炎」をみることで癒されますし、ヒーリング効果が期待されるとも言われます。

確かに、快適なキャンピングカー内でテレビやネットを楽しむのも良いですが、ゆったりとした時間を過ごしたい時には「焚き火台」を使った調理も楽しいでしょう。

今回は、知っていると楽しい「焚き火」の基本を一緒に確認してみました。




いつかは「ボーダーバンクス」と言われる理由を探して

圧倒的な存在感!

キャンピングカーショーなどに足を運んで見れば、そこにはさまざまなビルダーによって、軽

自動車からマイクロバス、さらには海外製まで、同じキャンピングカーとは思えないほどのバリエーションがあります。

その中でも圧倒的な存在感を醸し出しているのが、ナッツが製造販売している「ボーダーバンクス」という大型キャンピングカーです。

とは言え、海外モデルでは、2人使用でも全長6メートル級は標準的で、ファミリー向けなら7メートルというくらい大きなサイズであることも確認しておきましょう。

しかしながら、国内の道路や駐車場事情を踏まえると、扱い安さの目安は長さ5メートルまでだと思います。

それを知っていても、停車しているボーダーバンクスの車内に足を踏み入れれば、ソファーの大きさ、通路の広さ、後部にあるベッドの大きさ、どれを取っても十分なサイズ感だと思うはずです。

というのも、一般的なキャンピングカーとして人気があるカムロードベースの場合、実際に車内に入ってみると、「大きいなぁ!」とか「広いなぁ!」とは感じないでしょう。

もちろん、乗用車の車内で食事することと比べれば、テーブルも十分に広いですし、何より車内で立ったまま移動できて、冷蔵庫なども使えるのですから、便利であることに変わりありません。

それでも、ボーダーバンクスに乗れば、初めてキャンピングカーに触れた人でも、「広くて大きい」と感じられるほど、車内にある一つ一つがゆったりと作られています。

それは例えば、車内でコーヒーを飲んだとしても、「車の中でコーヒーが飲める!」ではなく、「コーヒーを飲める豊かな時間がある」という具合に、気持ちも一歩先を見ているところがボーダーバンクスなのでしょう。

カムロード仕様のキャンピングカーから乗り換える!?


トヨタがキャンピングカーを作るビルダー向けにトラックとして販売している「ダイナ」を特装車両の「カムロード」として提供しています。

キャンピングカーにするので、トラックに必要な荷台などは必要ないからです。

しかしキャンピングカーのモデルを調べてみれば、1.5トン級のカムロードのキャパを超えたニーズが寄せられているのも事実でしょう。

例えば、道の駅などで車中泊する時でも、夏場のエアコンが必要とされたり、しかも発電機やアイドリングまで稼働させにくい環境が広がりを見せると、車により多くの装備を積み込む結果になります。

つまり、テントを張るキャンピングスタイルの延長として、現地ではテントを使わずに車に泊まろうという発想までなら良かったのですが、エアコンに冷蔵庫、テレビにトイレにシャワールームと、あると嬉しいアイテムが多くなれば、車体重量3トンとか3.5トンがMAXのカムロードでは厳しくなってしまうのは当然の流れでしょう。

ユーザーが思うのは快適で安定感のある乗り心地


ボーダーバンクスは、マイクロバスのコースターをベースにしていて、もともと人を乗せる車ということもあり、試乗する多くの人が運転や乗り心地に満足を感じています。

もっとも、ボーダーバンクスは6メートル級のモデルであり、4000cc超をディーゼルエンジンで動きます。

そのエンジン音はまさにバスそのもので、大きな車で移動していることを車内に伝わるエンジンの振動からも感じ取ることができるでしょう。

実際、車幅も220センチ以上と、高速道路や広い国道なら問題ないにしても、市街地や住宅地を走行するとなれば、運転に慣れた人でも神経を使います。

キャンピングカーはバランスが大切ですし、全ての状況で最高のパフォーマンスを発揮するのは難しいと言わざるを得ません。

その意味では、どんな目的で、どんな使い方をしたいのかがキャンピングカー選びで失敗しないコツでしょう。

こみちのようにスモールオフィスとして使うなら、ゆったりとした車内の装備品は高い満足を得られます。

しかしながら、移動先での駐車場探しには他のキャンピングカー以上に苦労するかもしれません。

また、6メートル級となれば、一般的な普通車枠には収まらず、大型車と同じスペースに駐車することにもなるだけに、乗用車感覚のまま扱うのは無理があります。

感覚的なことを加えるとすれば、夫婦など2名乗車限定という意図で選ぶなら、ボーダーバンクス以外の車体も見つかるはずです。

しかしながら、安心感のある国産モデルで、たとえ夫婦がメインの使用としても、ゆったり快適な居住空間と安定感のある機動力を求めるなら、このボーダーバンクスは期待通りのパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

というのも、製造販売するナッツではボーダーバンクスの遮熱性だけでなく、騒音対策の面でも対策を行い、例えば夜間帯の車内で周囲からの騒音も軽減されるはずです。

いつかは「ボーダーバンクス」と多くのユーザーから支持されるのは、他のモデルにはないコンセプトと、ユーザーからの高いニーズを実現したモデルだからでしょう。


「道の駅」での車中泊を考える前に

「道の駅」とは?

「道の駅」は、高速道路などにおけるサービスエリアやパーキングエリアのように、一般道での休息場所として1991年に試験的な試みを兼ねて誕生しました。

1993年、第一回の登録として、全国103か所の「道の駅」が営業をスタートしたのです。

「道の駅」がサービスエリアなどと大きく異なるのは、ドライバーだけに提供されるスペースではなく、その地域の文化や特産品などを通じて幅広い交流の基盤と考えられている点でしょう。

確かに、「道の駅」を訪れるとその地域で作られた農産物や海鮮など、一般的なお土産物売り場とは異なる品ぞろえで来場者をもてなしています。

「道の駅」として周知されるにはいくつかの「要件」が設定されていて、設置者はその地域の自治体等とされ、国土交通省道路局に申請し登録が行われます。

また、「全国道の駅連絡会」が、全国を9つのブロックに分かれた支部を取りまとめ、相互の連携を促し、活性化にも寄与しています。

2020年7月時点までに登録された「道の駅」は1180か所になり、北海道から九州、沖縄までそのネットワークが拡大しました。

「道の駅」で「車中泊」できるの?できないの?

そもそも「道の駅」が誕生した背景を考えても、「車中泊」が公然に認められている状況にないことは想像できます。

一方で、地域交流や情報発信の観点から、幅広い来場者に期待を寄せていることもあるでしょう。

事実、「車中泊」を明確に「禁止」している道の駅が増えているのは、設置目的との齟齬が問題視されていることもポイントです。

隣接地に有料オートキャンプ場が設けられているような状況で、宿泊費を浮かせる又は利便性という観点で「道の駅」を占拠する行為が、設置する自治体や地域住民の想いと一致しないのはキャンピングカーを楽しむためにも気をつけなければいけません。

また、「車中泊」を認める道の駅でも、車外でのキャンプ行為やオーニングを展開する行為について禁止や自粛を掲げるのも、幅広い利用を促したい目的に従うものでしょう。

結局のところ、車中泊を禁止している場合はもちろん、禁止を明示していなくても、キャンピングカーで旅を楽しむ以上は「他者」への迷惑行為を回避したいものです。

車中泊する時に覚えておきたいこと

道の駅で車中泊できる場合でも、周辺への配慮から長時間のアイドリングや発電機の稼働は自粛しなければいけません。

そう考えるとサブバッテリーによる稼働が基本となり、快適に過ごすためにも十分な「容量」を確保しておきたいものです。

道の駅は基本的に外部電源を確保できる環境にはないこともサブバッテリーの必要性に繋がります。

夏季や冬季であっても、車内での火器を使った調理では換気が不可欠です。

一酸化炭素中毒には十分に注意しなければいけません。

「道の駅」が設置されている目的を考えても、例えば入浴施設や宿泊施設、飲食店なども積極的に利用し、地域交流の担い手になれるように努めることもこれからのキャンピングカーライフを楽しむためには欠かせません。

また、「道の駅」公式サイト(https://www.michi-no-eki.jp/)だけでなく、地域のイベントや特産品を紹介している「全国観るナビ」(https://www.nihon-kankou.or.jp/)などを使えば、時期に合った催しなどの情報を得ることができます。

旅先での目的地を探すきっかけにもなるでしょう。

もちろん、キャンピングカーに限らず、乗用車やバイクでも「道の駅」を訪れることが可能です。

地元にある「道の駅」を訪れて、文化や特産品に触れることから始めても面白いのではないでしょうか。




キャンピングカーで使う「水」の話

 理想の給排水タンク容量とは?

キャンピングカーで旅行する時、いろいろと気になることが出てきます。

その一つが「水」ではないでしょうか。

というのも、一般的な住宅であれば、そこには水道管が敷かれていて、蛇口をひねれば「安全水」を使うことができるからです。

もちろん、オートキャンプ場など、水道水を使うことができる場所もありますが、キャンピングカーの利便性を考えると車載している給排水タンクに着目しましょう。

キャンピングカーとして登録する場合、最低でも10リットル以上の給排水タンクが必要です。

また、車内にシャワー室があって、そこで汗を流したり、頭や体も洗うつもりなら目安として1回50リットルは欲しいところです。

髪の長さで異なるとは言え、夫婦で100リットルとなるとかなりの重量とスペースが必要でしょう。

こみち自身は、10リットルでは心もとない気がして、でも夫婦で100リットルを確保するとなるくらいなら、車内での入浴は濡れタオルで拭くくらいにとどめ、入浴施設を使う方が利点も多いように感じています。

というのも、車両のシャワー室は、構造的に水平な場所で使用しないと排水タンクまで流れずに、最悪の場合シャワー室の床に水が溜まってしまうことも起こり得ます。

さらに、濡れた室内をそのまま放置するとカビや悪臭の原因ともなるので、こまめな拭き取りと換気扇での乾燥が不可欠です。

しかし、この作業が思いの外面倒で、現役オーナーが好んでシャワー室を使わない理由だと思います。

ファミリー向けの食器洗いを終えるには、約40〜60リットルの水量が必要だそうです。

キャンピングカー内の食事が自宅とは異なるとは言え、それでも10リットルでは不足する計算です。

積極的に使用する場合には100リットル以上も想定できますが、増加重量や衛生面の観点から夫婦2名で50リットル程度の給排水タンクが必要でしょう。

また、車内での調理をなるべく避け、電子レンジや別途用意した飲み水を使う場合、給排水タンクの大きさをそれぞれ20リットルまで小さくできる計算です。

飲料水と生活水区別する理由

キャンピングカーで使用する場合、飲料水と生活水を区別した方が良さそうです。

というのは、車載する水には限りがあり無制限ではないからです。

これまで生活水を含めて給排水タンクの水量としました。つまり、飲料水は一人、1日あたり1.5リットルくらいを目安に用意しましょう。

本来なら塩素を含んだ水道水は安全性の高いものですが、流動性の低いタンクであることや夏場など常温保存の場合には少なからず劣化も気になりところです。

そのような配慮から、飲み水や調理に使うものは、より安全性の高いものを使います。

飲料水をどこで手に入れるのか?

旅費を抑えるためには、全てを市販の天然水で賄うのも大変です。

例えば、ウォーターサーバーでも、使用している水は、天然水の場合もあれば、RO水ということもあるようです。

ここでいう「RO水」とは、逆浸透膜とも言われる微細なフィルターで不純物を取り除いた水で、いわば「純水」に近くなります。

不純物が取り除かれた分だけ、臭みなども軽減し、料理などが美味しくなると言われます。

ただ、塩素分も減るので、水道水以上に劣化しやすいと考えられるので、冷蔵庫での保存が好ましいでしょう。

実はこの「RO水」、スーパーマーケットなどでも手に入れられるそうです。

全国展開しているイオングループの場合、「おいしい水」の無料給水サービス(注意:2020年10月20日以降はサービス見直し店舗もあるそうです)を行っていて、WAONカードやイオン系クレジットカードを持っていれば、専用ボトル(サービスカウンターにて購入)で受け取れます。

その意味では、ご当地のスーパーなどでRO水や天然水を無料または格安でに入れることができそうです。

生活水をどこで手に入れて捨てられるのか?

飲料水ほどシビアではないにしても、水道水を自由に使える場所は限られています。

オートキャンプ場やRVパークなどが思いつくところですが、ガソリンスタンドや道の駅も気になるポイントではあります。

しかし、近年のキャンピングカー増加に伴い、道の駅でのマナー違反(キャンプ行為等)が問題視されることも多く、またガソリンスタンドでも給排水を断られるケースもあるそうです。

そう、「無料」でいつでもOK!という場所は、自宅くらいしかありません。

それだけに、キャンピングカーでの長期移動は、マナーを守りながら周囲の方々に助けられて成立します。

水が凍る冬場のキャンピングカーで注意すること

キャンピングカーによってはFFヒーターと呼ばれる暖房装置が完備されています。

純正の場合やオプション扱いの場合もありますが、キャンピングカーを温める装置として重宝します。

このFFヒーターをタンクや水道ホースなどの凍結予防として、最低温度でもいいので点火しておくといいそうです。

自宅では何気なく使う「水」も、こうして見て行くといろいろ知っておくべきポイントが見つかります。

キャンピングカーを「自宅」にできるのか?

 動産と不動産

キャンピングカーというよりもトレーラーハウスの方が言葉として適しているかも知れません。

というのも、キャンピングカーと呼ばれる車は、形こそさまざまでも車としての外観を保持しています。

一方でトレーラーハウスの場合、かなり「家」に近い形態をとっていて、それが快適性の向上に繋がります。

税制面の話をすると、一般的な住宅は不動産なので、固定資産税が必要です。

しかしキャンピングカーやトレーラーハウスは動産に分類されるので、固定資産税が掛かりません。

また、建築基準法の対象からも外れることから、設置場所の制限が不動産とは異なります。

では、トレーラーハウスと住宅の違いってどこにあるのでしょうか。

トレーラーハウスが住宅ではなく車両として扱われるには、移動できることが必要です。

つまり、半永久的に固定されてしまうと、その時点で住宅として扱われます。

基礎工事をして、そこに柱を立てるという作り方は出来ません。

あくまでも車両としてのベースがあって、それを住宅のように快適にアレンジしたものであることがポイントです。

外観上、地面と固定された部分がなく、しっかりと車輪が付いていて、いざとなれば動かせる形態であることが必要なのです。

また、「動かせる」という意味は、外部又は内部の動力用いて移動できるということではなく、車両として公道を走らせられる大きさに収まっていなければいません。

つまり、車幅2メートル50センチ以下、長さ12メートル以下、高さ3メートル80センチ以下でなければ、原則として車両とは扱われません。

ただし、例外としてそれを超える場合でも、特殊車両通行許可を取ることができれば、車両として扱われます。

キャンピングカーとトレーラーハウスの違い

キャンピングカーは、原則としていつでも移動可能な乗り物です。


一方でトレーラーハウスは、地面に固定はできないものの、ライフライン(ガスや電気、水道)とは条件付きで常時接続できます。

その意味は、かなり住宅に近いインフラ環境が整うでしょう。

また、トレーラーハウスは、「住所として登録可能」です。

つまり、更地にトレーラーハウスだけを置いて、その場所に自分の住所を置くことができます。

一方でキャンピングカーの場合は車としての扱いなので、キャンピングカーを置いただけでは自身の住民票を登録することは出来ません。

そのことから、キャンピングカーだけで生きて行くには、どこかに住民票を置かなければならず、例えば親戚や友人などにお願いして同居人として認めてもらうなどの方法が必要です。


もしも所有している土地があるなら、そこにタイニーハウスを建て、住宅として登録することもできるでしょう。

小さくても不動産なので住民票を置くことができますし、キャンピングカーで自由に移動することも可能です。

このように、住民票を取ることができれば、その場所が自宅になります。

そう考えると狭小住宅やガレージハウスという選択肢も開け、キャンピングカーとの付き合い方も今以上に幅が広がるでしょう。



海外製キャンピングカーと国産キャンピングカーの違い

 キャンピングカーは重量と快適性の戦い!?

国内での使用を考えるなら、幅2メートル長さ5メートル以下が便利です。

さらに言えば、ベース車の素性も大切です。

乗用車がベースなら乗り心地も期待できますし、商業車ならタフさが売りとなるでしょう。

もっと言うなら、キャンピングカーそのものではなく、どんな設備の整った場所で車中泊するつもりなのかもポイントです。

キャンピングカーの歴史が長いヨーロッパ諸国では、オートキャンプ場がたくさんあって、そこには電源と水の確保が期待できます。

そうなれば、サブバッテリーの容量がキャンピングカー選びの基準になることは少ないとも言えます。

また給排水タンクの容量も、キャンプ場内でキレイな水が使える以上、それほど重要に思わないかも知れません。

そうなった時に、例えば電子レンジではなくオーブンレンジにして、もう少し手の込んだ料理をしたり、シャワー設備も備えて気ままに体を洗えるようにしたのでしょう。

最近では、日本国内でもガスではなくIHを選ぶ人も増えましたが、以前調べたところによると、ガス調理器具は3000WくらいのIHに相当するので、利便性を考えるとキャンピングカー内ではIHよりも「ガス」を使った方が効率的かも知れません。

もっとも、こみちのようにキャンピングカー内で本格的な調理よりも、スモールオフィスとして使いやすい空間と考えるなら、卓上のホットプレート同等の1000wでも十分に使えると思います。

バンコンタイプ(ハイエースなどベースにしたキャンピングカー)では、40リットル級の冷蔵庫を、キャブコンタイプ(カムロードなどのトラックをベースにした)では90リットル級の冷蔵庫を備えた国産車をよく見かけます。

海外製モデルの場合、国産車程度の比較的コンパクトなモデルでは60リットル級の冷蔵庫を備えたりもしますが、150リットル級の大型冷蔵庫を装備していたりもするのです。

その他で注目なのが、乗り心地に対する配慮でしょう。

国産車と比較して、タイヤ径も大きく、耐荷重に優れたタイプが使用されています。

そして、快適性を上げるためにあれこれと装備を増やせば、ベース車両の耐加荷重をオーバーし、安全なドライブは楽しめません。

海外製モデルは、大きさの割に軽量なものが多く、キャンピングカーにあった内装材が豊富なのでしょう。

結局のところ、同じ装備ならどれだけ軽量化できるかがポイントで、国産モデルの場合には車重をカタログに掲載していないケースもあります。

せめて、オーナーになった時にどれくらいの荷物が持ち込めるのかは、概算として事前に聞きたい項目でしょう。

日本国内での宿泊先では、電源や水を確保できるRVパークのような場所もありますが、道の駅などでは車中泊そのものを禁止する動きにも注意が必要です。

そんな場合では外部電源の確保は厳しいでしょうから、国産キャンピングカーに目立つサブバッテリーの大型化は国内使用を考えるとユーザーに嬉しい装備です。



キャンピングカーの制動力

 6メートルオーバーの海外モデル

例えば高級キャンピングカーとして有名なハイマーのExsis-t474の場合、オプションを取り付ける前の車重は3トンを切っています。

このモデル、全長は約7メートルほどで国内モデルと比べてもかなり長く大きな車種だと言えるでしょう。

例えばナッツのフラッグシップモデル「ボーダー」でさえ、全長は6メートル30センチに収まります。

このボーダー、実際に見るとその大きさや存在感は、確かにフラッグシップモデルという雰囲気です。

しかし、ハイマーが7メートルとなれば、国内での使い方はそれなりの工夫が必要かも知れません。

内装の豪華な設備が魅力ではありますが、こみちのように「スモールオフィス」として使うなら、候補から外れてしまうでしょう。

ただ、気になるのは「車重」で、ハイマーはシャーシーの軽量化に力を注いでいます。

このExsis-t474というモデルには、AK-KOフレームというシャーシーが使われていますが、新しく発表されたモデルの中にはさらに軽量となったものまであります。

そのキャンピングカー「総重量」はどれくらい?

なぜ、キャンピングカーの重量が気になるのかというと、国産のキャブコンモデルなら3トンオーバーも珍しくない(厳密には総重量が記載されていないみたいですが)そうで、人気のカムロードを使ったキャブコンユーザーたちも、ブレーキパッド選びに苦労しているからです。

より食いつきの良いパッドを使えば、今度はディスクローターが減ってしまうとかで、キャンピングカーの軽量化は安全性を保つ意味でも欠かせません。

知識不足で申し訳ないところですが、カムロードには排気ブレーキが無いので、長い下りが続く時などはフェード現象にも注意が必要でしょう。

それだけに過信せず、走行時は車間距離も十分に取って、カーブでもしっかりと減速した方が良さそうです。




キャンピングカーでトイレとシャワーを搭載するべきか?

 トイレは必要なのか?

自宅にいる時、急な用足しは当たり前に感じます。

それは、上下水道が完備されているからに他なりません。

しかし、キャンピングカーの場合、独立していることが特徴であり、トイレもまた選択肢の対象となります。

トイレがキャンピングカー内に必要だと感じるのは、利用可能なトイレが遠い時や、夜間雨天時など、外に出ることに躊躇いがある場合でしょう。

子どもや女性の場合には、日中以外でトイレが使えないことは何かと不便です。

車内で用足しする方法は、専用のマルチスペースを利用するのが一般的です。

乗用車のように視線が遮断できない場合、窓を内側からカーテンなどで遮るとしても、そこでことが済むかがポイントでしょう。

こみちとしては、多分、そんな状況なら外のトイレ一択となり、車内で用足しすることはありません。

その理由として、どうしてもこもってしまう悪臭があるからです。

キャンピングカーをどこに停車させて、車内泊するのかにもよりますが、道の駅やRVランド、オートキャンプ場などは、トイレを完備していることが多く、夜間時や雨天時、冬場などを考慮しなければ用足しの意味では問題解決できるでしょう。

逆を言えば、夜間時、雨天時、寒い冬場など、キャンピングカー内にトイレがあると普段着のままでも用足しできます。

というのも、車外に出るとなると、そこは見ず知らずの人がいる屋外で、寝間着姿でそのまま出て行くにも、傘をさして行くにしても、ひと手間掛かることに変わりありません。

特にバンコンタイプの車両では、扉の開口部が大きいこともあって、折角快適になっていた気温も、一気に変化してしまったり、トイレに行かない搭乗者が起きてしまうなど、家にいる時とは感覚が異なります。

しかし、キャンピングカー内にトイレを完備している場合でも、実際に使用していないケースが多いと聞きます。

その理由の一つが、グレータンクを呼ばれている排せつ物を溜めるタンクの処理が面倒だと感じるからでしょう。

こみちは、介護士という仕事柄、排せつ物を見慣れていますし、慣れてしまえば処理に困るとは感じません。

ただ、自宅のトイレにそのまま流れるとしても、タンクを持って室内に入ることさえ戸惑う人はいるはずです。

例えば、日本特種ボディーが扱う新型サクラの場合、一般的なグレータンクを使うタイプではなく、特殊なシートでラッピングし、可燃ゴミ扱いでそのまま捨てることができるタイプになっています。

それでも、消えて無くなるわけではないので、臭いも外観も分からない袋をまとめて捨てることは必要です。

シャワーや浴室は必要か?

目安として、シャワーを1分稼働させると、約10リットルの水量になるそうです。

ちなみにTOTOでは、節水シャワーヘッドが用意されていて、約6.5リットルまで減らせます。

さらに、夏冬問わず、一回の入浴時間は7分前後。

つまり、一人当たり50リットルほどの水量がないと、お家感覚の入浴はできません。

キャンピングカーとして登録されるには、給排水タンクが10リットル以上必要とされます。

つまり、車内でシャワーを使用するには、給排水タンク共に50〜100リットル(重量として50〜100キロ)です。

軽キャンカーに搭載されない理由でしょうし、バンコンやキャブコンでも、トイレ以上に採用が困難になるのは、重量増や使用後の後処理(水滴が残ることでカビの繁殖も起こりやすい)が不可欠だからです。

例えば、車内ではタオルで拭くということにとどめ、入浴施設を定期的に利用するという方が、現実的なのかも知れません。

もちろん、車内でもシャワーが使えれば、それだけ利便性が向上するのですが、ゴミ捨て同様に汚水処理や給水場所の確保に気を使うことを考えると、シャワーの可否は旅のスタイルで変わってくるでしょう。

トイレにしてもシャワーにしても、最初から割り切ることができれば、キャンピングカー選びは自由度が高くなります。

軽キャンカーやバンコンタイプでは、どうしても負担が大きいので、設置できたとしてもそれ以上に走行面でデメリットが増えるでしょう。

例えば、耐荷重に余裕がある新型サクラの場合でも、シャワー設置までは必要ないように思います。

それだけ車内での入浴設備を備えるには、大きなボイラーや十分な水量などを賄う必要があります。


こんな記事はいかが?