「Toy -Factory」ってキャンピングカー屋さん知っていますか?

 一般的にはキャンピングカー屋さんなんだけれど

「Toy-Factory」と言えば、バンコンのキャンピングカーを販売しているイメージ。

実際、バンコンカテゴリーでは、上位にランクインするほどの販売実績があるとか。

バンコンというと、ハイエースを用いたキャンピングカーが有名でしょう。

あまり業界に詳しくないこみちですが、「Toy-Factory」って分社化した「TFI」という会社があって、そこでキャンピングカーや特殊車両を製造しているです。

確かに「Toy-Factory」のビジネス的な戦略って、調べてみると興味深いですよね。

「箱としてのキャンピングカーを作る」ことと、「シェルを架装してキャンピングカーを作る」ことは、製造段階から大きく異ります。

例えば架装することをしてしまうと車としての外観から様変わりするので、ベース車両の性能だけでは図れない課題も見つかるでしょう。

そのレベルって、極端な話、国内の自動車メーカーと同等になってしまいます。

ある意味、規模が大きくなり過ぎて、それだけの開発コストを補えるか、キャンピングカーブームとは言えビジネス的にもリスクが高いでしょう。

そうだとすれば、箱(車両)を制限し、その中を煮詰める方がノウハウとしても蓄積しやすいはずです。

こみちとしては、「Toy-Factory」がバンコンにこだわる理由が分かる気がします。

また、別の言い方をすると、国内におけるキャンピングカー業界では、バンコンが一番ニーズに合っているとかもしれません。

ビジネスとして考えた時の採算性が高いのが、バンコンなのでしょうか。

「Toy-Factory」の面白いところ

ハイエースのワイドボディーは、横幅188センチです。

しかし、Toy-Factoryのモデルは、横幅が192センチだったりします。

つまり、4センチですが拡張されていて、それは窓の部分が「出窓」に変更されています。

こみちの場合、その「出窓」を見て「Toy-Factory」だと思ったりします。

ではなぜ、「出窓」を採用したのでしょうか。

実際に確認した訳ではないので本当のところは聞いてみないと分かりませんが、こみちとしては「レイアウトの自由度」を高めるためではと思っています。

なぜなら、常設ベッドを採用する場合、車内のどこに置くかがポイントです。

よくある選択肢は二つで、「車両後方に横向き」または「車両右側に縦向き」というケースです。

家族向けや、その他のスペースを考慮するなら、「車両後方に横向き」を選択するでしょう。

実際、居住スペースに有利なキャブコンでは、車両後方に横向きを採用しているモデルをたくさん見かけます。

そこで問題となるのが、横向きレイアウトでベッドの長さがどれくらい取れるのかというところ。

Toy-Factory の人気モデルバーテンの場合、ベッドの長さは180センチ程度。

就寝時には枕を使うことを考えると、170センチくらいでも足を伸ばして寝られないこともあり得るギリギリのサイズなのです。

スペースの有効を狙ったレイアウトですが、「横向き」で快適に寝られるかが車両選択時のポイントでしょう。

まして、出窓を採用しないとワイドボディーでも横向きレイアウトはほぼ不可能になるため、出窓スタイルは意欲的なデザインからではなく、「デザインの自由度」を高める必要な工夫なのかもしれません。

二人旅をメインにするなら

横向きレイアウトを諦めて、右側縦向きを選んだ方が結果的に満足度が高いのかもしれません。

Toy-Factory の中で選ぶなら、「アルコーバ」。

常時二段ベッドは、長さ195センチ前後。

家庭用のベッドサイズ同等の長さです。

キャブコンの場合には、後方ベッドでも190センチ程度を確保したモデルはありますが、バンコンを選ぶなら、そこは欲張らずに縦向きとし、代わりにトイレにも使えるマルチルームを選んだ方が長く使えるのではないでしょうか。

その場合、後方横向きレイアウトで確保できた大きな荷物置き場が削られてしまうのは仕方ないところでしょう。

確かに出来が良いだけに「あと一声」と思う部分もありそうです。

しかし、これ以上の機能を持たせるには、キャブコンやバスコンを選ぶしかありません。

Toy-Factory で言えば、コースターをベースにキャンピングカーにした「Seven Seas」を選択するしかないでしょう。

実際「Seven Seas」の横幅は、228センチ。

バンコンの193センチから35センチ増加した横幅が、居住性に大きく貢献しているのでしょう。

また、バンコンの場合には横開き冷蔵庫ではなく上開きにするなど、使い勝手や動線を考えてのレイアウトは、限られた空間の中で本当の使いやすさを煮詰めたからの選択と言えそうです。

次回、キャンピングカーフェアがあれば、そんな所を確認しながら「アルコーバ」に触れてみたいと思いました。

こんな記事はいかが?