いざ、関東から北海道へ!
日本国内にはいろいろなフェリー会社が本州と北海道、九州や四国を行き来しています。
例えば、茨城県大洗港からは北海道の苫小牧港までをつなぐ商船三井フェリーが航行していて、キャンピングカーでも乗船すれば海の旅を満喫できます。
フェリーには、「新さんふらわあ ふらの」と「さんふらわあ しれとこ」があって、交互に両港を航海しています。
船上で過ごすのは約18時間で、例えば大洗港を午後7時45分に出航すれば、翌日の午後1時30分に苫小牧港に到着します。
こみちもバイクツーリングで長距離フェリーを何度も利用して来ましたが、甲板に出て見渡す限り海で、フェリーが作った白い帯状の水しぶきがただ後方に続いています。
キャンピングカーの場合、全長が5メートル未満か否かで料金が変わります。
「さんふらわあ」に限ったことではなく、他のフェリー会社でも「5メートル」を境にして運送料金が異なるようです。
料金には1名分の搭乗券も含まれているので、夫婦で乗船する場合には、追加で1名分を購入すれば良いことになります。
ただし、もっとも安い搭乗券が付いて来るので、個室などを希望する場合にはその限りではありません。
また季節によっても料金が変わり、確実に乗船したい場合には事前予約をした方がいいでしょう。
夕方に出港するフェリーを使うと、船内のレストランで食事を楽しむことも可能です。
乗船するフェリーによってメニューが異なりますが、海鮮丼やカツカレーなどが用意されています。
さらに、朝食や到着までのティータイムで一息ついてから下船までのひとときを過ごすこともできるので、その後の行き先などを相談してもいいでしょう。
陸走するのも楽しいですが、時にはフェリーを利用すると、旅の楽しさが増すのではないでしょうか。