はじめての「焚き火」を考える!?

 キャンプ好きの必須アイテムだけど

まず最初に、「火」がどれほど怖いものかを確認しておきましょう。

というのも、芝生などに燃え移った炎は円形に広がって行きます。

もう3メートルも広がってしまうと、どうにもならない状態になってしまいます。

というのも、冬場の時期に農場に生えた芝生を焼いている所を見たことがあります。

表面がサッと燃えて行くのですが、意外にも速い速度だったのに驚きました。

広い場所だったので、建物などには燃え移る可能性は低い場所ですが、やはり「炎」は一度燃えると消し終えるまで目が離せないと感じます。

そんな光景を見たこともあって、小心者のこみちは「焚き火」をちょっと怖いと思ってしまいます。

人気の「焚き火台」を紹介!?

直火と言って、地面に直接薪を組んで燃やすことを禁止しているキャンプ場が増えています。


その理由は、火災予防の他、芝生など設備を傷めないためもあるでしょう。

そこで、「焚き火台」と呼ばれる専用の台を使い、その上で炎を灯します。

調べてみると、この「焚き火台」にも好みや目的によって違いがあるようです。

ただ、いずれの場合も、「炎」そのものを楽しむというよりは、調理機器と考えられています。

例えば「ユニフレーム」が販売している「ファイアグリル」の場合、バーベキューはもちろん、ダッチオーブンも簡単に乗せられるほど丈夫な作りで、ファミリーユーザーなどにも扱いやすいサイズ感が魅力です。

逆ピラミッド型のフォルムがカッコいいと思うのが、「スノーピーク」が販売している「焚き火」です。

サイズは、3種類あって、ソロ向けからファミリー、大人数向けと選べます。

形こそ違いますが、一斗缶を使った焚き火台という雰囲気で、オシャレですがノスタルジックな雰囲気もあります。

先に紹介した2つの焚き火台が調理台タイプであるのに対し、「ピコグリル」はもっと焚き火に近い雰囲気です。

最近、YouTubeでも見かける焚き火台で、フォルムがワイルドですし、何より軽量なので登山家やキャンパーが持ち運びしやすいと言います。

安全に楽しむために

こみちのような初心者が気をつけるポイントは、「火事」を起こさないことと「火傷」をしないこと。

さらに言えば、しっかりと準備をしてから始めることでしょう。

火事を起こさないためには、テントやキャンピングカーから少し離れた場所で始めたいものです。

というのも、火がついてから「焚き火台」そのものを移動させることは簡単ではないからです。

目安としては、地面に燃えやすいものなどがなく、テントなどからも数メートル離れていること。

念のため、「水」を用意しておくこともポイントです。

火傷対策としては、燃えやすい服装で火に触れないことや、手元の火傷対策として革手袋があると安全性が高まります。

キャンプ場などで行う場合には、薪などを販売していることも多く、現地でも調達できることが多いようです。

燃えやすいものから始めて、段々と太い枝へと燃え移るようにしたいのですが、初心者の場合には着火剤を使うと楽に焚き火を楽しむことができるでしょう。

また、最後まで燃やすか、火消し壺なるものに移し、酸素を断つことで安全に消化できます。

さらに残った灰は、キャンプ場では指定された場所に捨てましょう。

焚き火を楽しめたらもう立派に「キャンパー」!?

こうして焚き火の方法を確認してみると、キャンピングカー選びとはまるで異なる言葉やアイテムがたくさん登場します。

でもそれらを面倒がらずに、手順を含めて知っておくことで、キャンプそのものをもっと楽しむことができます。

何より、「炎」をみることで癒されますし、ヒーリング効果が期待されるとも言われます。

確かに、快適なキャンピングカー内でテレビやネットを楽しむのも良いですが、ゆったりとした時間を過ごしたい時には「焚き火台」を使った調理も楽しいでしょう。

今回は、知っていると楽しい「焚き火」の基本を一緒に確認してみました。




こんな記事はいかが?