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旅の相棒に最適な車とは?

 ジムニーの評価が車好きには高い理由

こみち自身も10年以上は乗り続けてきたジムニーですが、手放さずに修理して維持すれば良かったと思えるほど「いい車」でした。

車選びは人選びみたいなところがあって、ジムニーはとてもいい車ですが、万人の人が好むとは限りません。

先ずはロングドライブは苦手ですし、加速もコーナーリング性能も高くありません。

おまけに燃費も悪い。

乗り降りも大変ですし、ノーマルのヘッドライトも暗くて夜間は薄暗くて大変でした。

何かいい車の話ではなく、二度と乗りたくない車の話にも聞こえます。

でもそうではないから車選びは難しいのでしょう。

ご存知の方も多いので、一例だけを挙げるなら、オンロード性能を向上させたいなら重心を下げることを考えるはずです。

しかし、悪路走破性のためには最低地上高をある程度は確保しなければいけません。

つまり、用途を考えるからこそ、「重心を下げる」という鉄則さえも無視して割り切ったのがジムニーなのです。

ある意味、そのような割り切りをしたことにジムニーの良さは尽きるでしょう。

人でもいますよね。とってもいい人だけど、本当に大変な時には助けてと言い難い人。

でもジムニーという車は、出来ることや得意なことがとてもはっきりとしていて、苦手なことをさせるとどんな車よりも大変だったりします。

でも、だから「ダメな車」ではなく、むしろ「愛おしい」と感じるのです。

ジムニーに乗っていると町乗りでは愛おしく感じることの方が断然多いのですが、乗り換えたいとは思いません。

もう感覚とすれば、バイクに近くて、何か秀でたものに惚れているので、それだけで十分に思えるのです。

でもでも、段々と車のあちこちに傷みが生じ、こみち自身も運転で疲労が蓄積してしまうので、泣く泣く手放すことにしたのも、もう10年くらい前の話です。

旅にはキャンピングカーが最適なのか?

車中泊も出来ることから、キャンピングカーに注目が集まっています。

ただ、キャンピングカーも車には変わりません。

快適装備を積み込むほど、車重は増していき、そもそもの対価荷重に近づきます。

対価荷重とは、車を作るときに想定しているMAXの重量です。

例えば軽トラの最大積載量は350キロとなっています。

そんな軽トラをベースに軽キャンカーを作れば、当然ですが最大積載量以内に仮装を収めないと、いつも満載状態で走っていることになります。

加速性能は劣りますし、ブレーキ性能も下がり、ただ仮装しただけでは止まりたい時に止まれない危険な車ができてしまいます。

そこで、キャンピングカーとしてどれだけ安全な車を作るのかがビルダーの使命ですし、我々ユーザーも見極めて購入しなければ楽しめません。

さらに、ハイエースがMAXで1トンくらいで、タウンエースは確か最大積載量700キロとか750キロだそうです。

つまり、軽トラほどでは無いもののハイエース以上に積載量の厳しい制限があることも忘れてはいけません。

キャンピングカー購入時の価格設定でも、2トントラックをベースにした新型SAKURAのようなモデルと、ハイエースベース、タウンエースベース、軽トラベースでは、車両価格とその対価荷重が異なっていることも注意しましょう。

安全に旅をしたいなら、内緒の装備だけを比較するべきではありません。

ビルダーにすれば、車両価格を落とすことで販売価格も下げられますし、そのデメリットがどこに現れるのかもしっかりと告知できる販売店を選びましょう。

例えば、軽トラベースでは狭いけれど、タウンエースベースなら快適性は大幅に向上し、価格も抑えられると宣伝するのは簡単です。

なぜなら、軽規格から普通車の規格に変わるので、物理的な広さがあるからです。

また、車両の想定された強度も異なり、タウンエースなら軽トラでは諦めるしかなかったような重い装備もスペースがあるので容易に載せられます。

しかし、ハイエースでもノーマルのままでは足回りに不安も出やすいと言われる実情を考えれば、タウンエースでハイエース並みの架装は止めるべきです。

エアコンに冷蔵庫、電子レンジにトイレまで。

それを安全に叶えるために、新型SAKURAで採用されているリアのダブルタイヤや強固なボルトの太さは不可欠だったからでしょう。

そこを飛び越えて、安易に架装してしまうと、楽しい旅先で運命を分けるような危険に遭遇しないとも限りません。

荷重積載のトラックが急制動でなかなか止まれないように、下り坂や濡れた路面など、悪条件が重なった時に、後悔しないことも旅を楽しむ秘訣でしょう。

新型SAKURAは1000万円を超える!?

キャンピングカー購入を検討している方なら、新型SAKURAがとても高価な車であることを知っているでしょう。

同じような装備で、でももう少しリーズナブルなキャンピングカーをと考える人は、2トントラックベースを諦めて、1.5トンクラスをベースにしたモデルを選ぶみたいです。

こみちとしては、完璧なキャンピングカーを選ぶなら、そこでケチって危険を招くくらいなら、一層、装備を大胆に削って、長期の車中泊を諦めてしまいます。

例えば、本当に車内で毎食料理したいのかと問えば、家でも作るのに旅先でも作るのは大変です。

だから、少し割高でも惣菜を買うなどのスタイルにして、せいぜい米を炊くくらいに制限します。

そうするだけでも、装備品を削れますし、本音を言えば車内調理など諦めても良いと思います。

なぜなら、旅先のスーパーでいつもの食材を買うくらいなら、その土地の料理を食べられる店を使いたいからです。

今はコロナもあって難しいですが、新型SAKURAのようなキャンピングカーが難しいなら、ここは潔く割り切ることです。

そんな風に考えると、横風に弱いキャブコンを無理して運転しなくても、シンプルに車中泊出来るだけのハイエースや、もっと言えば移動主体でマイカーを使い、旅先では宿泊施設を上手に活用すれば良いと思うのです。

低価格のビジネスホテルで見シャワーも使えますし、寝やすいベッドもあって、その方が旅の疲れもたまりません。

ただ、ストイックなひとり旅やペット同伴の旅を望む人には、キャンピングカーという選択肢を捨てがたいでしょう。

結局はその人の旅スタイルになるのですが、キャンピングカー購入は安全性あってこそという意識は大切にしたいものです。

生きる「理由」を探すために!?

 人生を何年と想定するか?

例えば自分の人生を「100年」と仮定したら、100年を使って描いた「円」の大きさが人生の喜びの大きさです。

言うなれば、人生が50年だったとしても、懸命に生きれば100年同様とは言わないまでも、70年くらいと変わらない円になったかもしれません。

また、先人が歩いた道を辿ることで、距離稼ぎ、より遠くまで行くことを選ぶ人と、誰も歩いたことがない悪路に踏み入れ、なかなか前に進めないもどかしさも含めて人生の満足度にする人もいます。

つまり、円の大きさを誰かと比べて、その大小を比較しても、厳密にはそもそもにステージが異なるのです。

そんな風に考えると、不老不死を手に入れたら、それを見越して延々と遠くを目指すことができるでしょう。

先人の到達した場所などは遠にすぎて、本当に誰も踏み入れたことがないような場所に到達できるはずです。

一方で、人生に限りがあると言うことは、常に自分の人生を選択しながら進んでいると言うことでもあります。

結論を出せずに、1ヶ月、1年と悩むことも自分の人生にとって象徴的なことですが、有限という意味では、その期間さえも消費されたことになります。

「人生の目的」は何か?

凄く大胆なことを言えば、人生は30年くらいで一周します。

昔なら15年とか20年くらいだったのかもしれません。

でも、感覚的に現代社会では「30年」くらいではないかと思います。

つまり、生まれから30歳になるまでに到達した場所を限界とし、31歳からは「2周目」に突入するということです。

それはつまり、年上の人が落ち着いて見える理由とも重なりますが、50歳や60歳になった人は2周も3周も回っている経験者なのです。

勘の鋭い人は、先に紹介した「円」の話で、年齢によって描ける大きさが変わると話をしたこととの違いに気づくでしょう。

そうなんです。

結婚や子育ては、2周目、3周目のきっかけで、まぁ、形式的にそうしなくても、ある段階から2周目に入る人がほとんどです。

では、どんな人が2周目に入らないで、1周大きな円を目指すのでしょうか。

それは冒険家のように、未知なる世界を常に見据えて生きようとしている人です。

研究家の中にも、同じような人がいるかもしれません。

しかし、人口比率で言えば、多分1%もいないでしょう。

というのも、気力以外にも、体力や精神力が衰えて来ると、知らず知らずのうちに2周目に入ってしまうからです。

人生の目的とは何かと考えるなら、実は「目的などない」というのが多くの人にとって当てはまります。

つまり、30歳になって見えなかった世界観は、もうほとんどの人はその先も見ることができず、例えば子育てをして子どもの成長を通じて「親」になったり、さらに一周して「孫」ができれば、また人生の見え方が変わって来るという経験辿るのです。

では一生独身で過ごした場合、結婚や子育てのようなきっかけがないので、社会的な意味で人と交わりながら、共に成長できる環境を求めるのでしょう。

稀に、冒険家のようなタイプは、前に突き進んで行くのでしょうが、そんな人は「人生の目的とは?」など考えることもないでしょう。

なぜって、そんなことに時間を使うなら、自分が目指す未来に進むでしょうし、むしろ時間が足りないことに焦っているかもしれません。

キャンピングカーの旅に何を求めるのか?

例えば国内旅行という定義では、日本の国土は有限です。

つまり、人生の全てを使ってもめぐることができないほど広くはありません。

だからこそ、飛行機では速すぎて、もっとゆっくりと回れる手段を探します。

車を使えば、日本一周も半年かかるでしょうか、

だとしたら、自転車にして、3年ということにすれば、もっとゆっくりと巡ることができます。

例えば旅をして、昨日までは知らなかった未知に遭遇したいなら、今の環境をシンプルにするほど新たな発見はあるでしょう。

その意味では、自分の生活環境を丸ごと移動させられるキャンピングカーを使って、新たな発見を目指すのは何か違和感があります。

それくらい環境が整ってしまうと、どこにいても変化が無いからです。

その意味では、飛行機とはまた異なりますが、旅をする目的を見つけ難いとも言えるでしょう。

よほどバックパッカーで、日本を巡った方が面白いでしょうし、旅の醍醐味を感じられます。

では、逆にキャンピングカーを選ぶ理由があるとしたら、旅をするのが自分ではなく、誰かのためということかもしれません。

例えば、ある旅人を撮影するためにキャンピングカーが撮影キャラバンになって、移動する様子を絶えず撮影するという目的に使うのです。

キャンピングカーを拠点に、自転車で散策し、それをコンテンツ化するというスタイルもあるでしょう。

本来ならすべて自転車でも旅気分に浸れますが、本人ではなく誰かの目線に応えるために、あえてそんな手法を取るのです。

そんな風に活用すれば、キャンピングカーを使っても、旅気分になれるでしょう。

「誰かのために生きる」という方法で、自分の生きる理由や目的を見出すのは、今に始まったことではありません。

ストイックに旅をするなら、「歩き」がベスト。

でも、目的や理由によって、自転車やバイクなどと変化します。

何より、今は旅ができない人に代わって、旅を代行するというなら、キャンピングカーを選ぶ利点は格段に多いはずです。

言い換えれば、キャンピングカーは快適過ぎても問題はありません。

なぜなら、そこに旅の醍醐味を求めているのではなく、それを使って作り上げるからです。

そんな視点を見つけると、意外と軽キャンカーの手狭さも面白いかもしれません。


なぜ、キャンプ女子はアウトドアにはまったのか?

 似ているのに実は全く男女で好みが違う!?

近年、女性がキャンプやキャンピングカーに興味を持つことが珍しくなくなりました。

ゴルフブームや登山ブームの時もそうですが、女子が始めるとファッションが一気に華やぎます。

ただ、それって男性からすると「当たり前」のようなもので、男性はついつい機能性やスペックに走りがちですが、女性はファッションなどにも気と使うなど「楽しい方」に差があります。

視聴者を意識するYouTube のコンテンツを見比べても、その違いははっきりとしていて、特にキャンプ女子は小物が多いのが特徴でしょう。

キャンプ女子にとってのアウトドアとは?

キャンピングカーの分野を超えて、マイホームという話になった時、建設予定地、土地の広さや形状、さらに建物の間取りや内外装の材質やデザイン、さらにエクステリアまで含めるとそれだけ大掛かりになってきます。

よく建築物では坪単価という「単位」を使ってコスパを表現しますが、洒落た物件になると坪単価60万円以上になることも珍しくありません。

一方でお買い得な物件では坪単価20万円台というものもあり、単純に比較すれば同じ面接でもコストが2倍から3倍違うことになります。

同じ広さの建物でも、一方が総額2000万円だとしても、別の物件では6000万円。

さらに土地代まで含めれば、エリアや広さによってはトータル1億円超えという話にもなってしまうでしょう。

それに比べると、アウトドア用品は高額な商品もありますが、マイホームに比べてリーズナブルです。

しかも、テント選びでは形状や色なども自分好みを見つけるのは楽しいことですし、さらには小物を集めて、自分の「理想空間」を作ることができるのはかつての「ままごと」の大人版みたいです。

特にシンプルなデザインのファッションに、カラフルな柄のアウターを一つまとうだけでも、印象は全然違いますし、日常生活では選ばなかったアイテムで遊べるのも魅力でしょう。

これはゴルフや登山のファッションに通じますが、男性なら必要な機能が備わっているで納得してしまう時も、女性は「可愛さ」をしっかりと意識します。

それってモチベーションにも通じますし、最近ではYouTube コンテンツを作る場合に欠かせない「視聴者目線」にも対応したいい習慣なのです。

また、そんな工夫を手軽にSNSなどで発信すれば、また同じような興味を持った人と繋がることもできて、さらに楽しめるのですから、「ブーム」に発展するのも当然でしょう。

キャンピングカー選びにも言える!?

「大は小を兼ねる」は、キャンピングカーにも言えること。

こみちの個人的な評価としては、nutsの「ボーダーバンクス」が頂点と言えるキャンピングカーです。

しかし、その大きさは一般車両とは異なり、まずは停車する場所で苦労します。

運転も長距離は楽ですが、小回りを要求されるほど、大変になるでしょう。

そう感じる人には、日本特種ボディーの「新型サクラ」がおすすめです。

まずは車体剛性が高く、安全性が期待できるからです。

車ですから、ブレーキが心許ないとか、直進時に車体のブレを感じると疲労を誘います。

しかし、この二台は軽く1000万円を超える「高級キャンピングカー」です。

納得の装備や耐久性を考慮して作ると、それだけの金額が必要になるという話でしょう。

一方で、巷でメジャーと言えるキャンピングカーは、もう少し安い価格帯で、でも購入するには600万円から800万円くらいの予算になります。

以前の記事では、そこまで出すなら快適なアルファードを買ってもお釣りが来るし、その差額でキャンプ場以外の、例えば魅力的なホテルや旅館に宿泊する費用に回しても旅は面白くなると書かせてもらいました。

さらに言えば、キャンプ女子の場合には、イイ意味で軽キャンカーやバンコンを選び、さらに自分好みにカスタマイズしたりDIYを施すことが魅力になるでしょう。

ダイレクトカーズが提案する「リトリートシリーズ」などは、しっかりとカスタマイズやDIYする楽しさを残したモデルです。

つい、男性的には「キャンピングカー登録されているか?」から始まり、自宅のリビングの快適さを基準に評価しがちです。

前半部分で触れた「マイホーム」の話ではありませんが、快適性やこだわりを追求すると金額は跳ね上がります。

そして、リーズナブルに一通りの装備を揃えると、どうしても似通ったモデルになってしまいます。

リトリートシリーズにも、弱点は存在します。

例えば、バンコン共通の悩み、収納スペースと常設ベッドの共存ではキャブコンやバスコン同様にはなりません。

それはつまり、ギャレーや冷蔵庫、エアコンなどが不可欠という場合、割り切りゆえのコンセプトには合わないでしょう。

しかし、キャンプ場でテントを設営し、好きな小物も置く。

その近くにリトリートのような車が有れば、アウトドアながら楽しみ方は増えるはずです。

この絶妙なバランスが「リトリートシリーズ」の生命線で、本格的な射熱、遮音に特化したキャンピングカーと単純比較するべきではありません。

もちろん、リトリートの車内でも車中泊はできますし、一般車両と比較すれば十二分に快適なはずです。

さらには、軽自動車をベースモデルにした「リトリート ミニ」という選択もあって、手軽さと自分空間の創造を満たすことができるでしょう。

つい、男性目線でキャンプやキャンピングカーを評価してしまいますが、キャンプ女子の好みに注目してみると、新たな発見があるかもしれません。

キャンピングカー人気はまだまだ続く!?

 今や新車オーダーも一年待ちが当たり前!?

不動産投資として考えるなら、今が売り手市場なのかもしれません。

つまり、コロナ禍の影響で公共機関を使った旅行が難しいこの時期だからこそ、キャンピングカーの需要が高まっていると言うことなら、所有しているキャンピングカーをレンタルできる方法があれば、大きな収益に繋がる予感も。

また、実際にはキャンピングカーを所有していない場合でも、一つの不動産投資を考えて、運用を手掛ける企業に出資するという方法もあるでしょう。

さらに言えば、キャンピングカービルダーの株式を取得して、値上がりや配当金を期待することもできます。

コロナワクチンの普及によって経済がどう動くのか?

ここ最近のワードとしてデルタ株があげられます。

ただ、ネットニュースを見る限り、ファイザー製やモデルナ製のワクチンが有効とも言われていて、すでに二回の接種を終えた人やこれから初めて接種する人も、少し様子を静観するしかないでしょう。

例えばキャンピングカーを新規オーダーして一年待ちとなる場合、考えようによってはこれからの一年をコロナ禍からの経済的な持ち直し期間としてはいかがでしょう。

と言うのも、キャンピングカーの価格はバンコンのタイプでも充実した装備のものは600万円を超えてきます。

しかも、動力性能に優れたディーゼルエンジンはさらに60から70万円上乗せとなり、自家用車なら、トヨタのアルファードでも十分に購入可能な金額なのです。

確かにアルファードで車中泊をするとなると、それ専用に作られたキャンピングカーには敵いません。

しかし、年間に数回の車中泊というライトユーザーなら、旅のスタイルはそもそもキャンピングカーだけではないはずです。

ノマドをしていた時期、例えばリーズナブルな価格で利用できるスペースがいくつもありました。

ソーシャルディスタンスの観点から、利用を控えていたというのが実情でしょう。

YouTube とキャンピングカーのマッチング

YouTube もコロナ禍の影響を受けてか、多くの人がチャンネルを開設し、魅力的なコンテンツで人気を集めています。

その背景には、やはりコロナ禍によって経済活動が失速していることがあるでしょう。

視聴者が増加しなければ、理論的には総視聴時間は変わりません。

にも関わらず、チャンネル数が増加しているなら、当然のことですが、平均値として視聴される時間は減少しますし、人気のあるコンテンツがさらに視聴されるでしょう。

実際、コンテンツの作り込み方も随分と工夫されていますし、企画を立てて撮影し、編集までの時間と人件費を考えれば、一本あたりの生産コストは増加しているはずです。

それだけを考えても、今後はしっかりとした事業計画を立てないと、勝算が見込めないことになります。

また、キャンピングカー系のチャンネルにはいくつか傾向があって、それぞれがすでに飽和状態です。

しかし、新たなアイデアで面白いチャンネルも生まれているので、そんなチャンネルがどこまで人気になるのかが注目でしょう。

そこまでを考えても、今から数百万単位でキャンピングカーを購入し、それをビジネスとして広告収入で取り戻すのは、他のビジネスと比較しても容易な方法とは言えなくなっています。

実際、更新頻度を落として、製作コストを抑えた方が結果的に利益率が良いと判断しているチャンネルも増えています。

だからこそのキャンピングカー購入目的を明確にする!

トヨタが製造販売している「ヤリスクロス」が気になり、そのスペックや乗り心地などを調べていると、コンパクトSUVというコンセプトを掲げ、様々な運転支援技術が積極的に採用されています。

さらに言えば、車内にコンセントを設けてあり、1500wまでですが家電製品を動かすこともできます。

もちろん、ポータルバッテリーなどを持ち込めば、屋外や旅先でもある程度の充電が可能ですし、未確認ではありますが1500wの家電製品が使えるなら、このポータルバッテリーそのものを充電できるかもしれません。

もちろん、大型のソーラーパネルやオルタネーターなどを搭載するキャンピングカー同等とはならないでしょうが、「充電できる」ということなら、それだけでも今までの自家用車の概念を覆しそうです。

車内飯や車中泊に強いこだわりがないなら、ハイブリット仕様の自家用車を購入することでも、アウトドアやリモートワークなどに活用を広げることが期待できます。

そのあたりのことは、キャンピングカーとは別に大型のポータル電源が続々と販売されるようになったこととも関係しているでしょうし、場合によってはキャンピングカーが普段使いにどうしても大きさを持て余すことを考えれば、選択肢は複数あることを気づかせてくれます。

結局のところ、キャンピングカーを購入しても、多くは道の駅やRVパークを利用することになるので、単独の利用が多いユーザーなら、ビジネスホテルの宿泊料金はベッドやシャワー室などの快適性を加味すれば十分に納得できるはずです。



キャンピングカーの洗濯事情ってどうなの?

 豪華装備のキャンピングカーと言えども

例外はあるにしても、キャンピングカーに「洗濯機」を搭載したモデルって見た記憶がありません。

というのも、キャンピングカーの給水タンクは、10リットル程度もあるほどです。

電気に関しては外部電源を得られる場所もあって、場合によっては気兼ねなく使うことができるでしょう。

しかし、その意味ではまだまだ「水」関係までをカバーすることは難しく、多くの方が自宅まで持ち帰るか、コインランドリーを利用しています。

キャンピングカー内でシャワーを使う場合も、水と使用後に湿気問題が懸念されます。

マルチルームを使ってシャワー室にする場合、しっかりと環境できなければ、気づかないうちにカビが発生してしまうからです。

使う度に壁から天井、床まで丁寧に拭き取る作業は、せっかくさっぱりしたつもりでも汗だくになってしまうでしょう。

だとしたら、例えばボイラーだけを搭載し、温かい濡れタオルで身体を拭くだけにすれば、シャワー室を維持するよりも対費用効果はアップします。

女性なら髪をこまめに洗いたくなるかも知れませんが、そんな時はもう銭湯や入浴施設を利用した方が良さそうです。

つまりそれだけキャンピングカーで大量の水を運搬するのは簡単ではなく、強いこだわりでもなければ、そこは見切るしかないでしょう。

では、キャンピングカー内で洗濯機がないのも同様の理由から分かる気がします。

特にコンパクトな洗濯機は調べるといろいろ販売されていますが、結局のところどこに排水するのかで悩むことになりそうです。

夏などに汚水を抱えて数日移動するくらいなら、全国各地にあるコインランドリーを利用した方が効率的だからです。

2キロ前後に洗濯物を洗えるコンパクトな洗濯機を見つけて、これくらいならキャンピングカーにmk搭載できるのではないかと思いましたが、あれこれと考えてみると、いくらコンパクトでも結局は「排水」で行き詰まってしまいます。

面白いアイテムを見つけたと思ったのですが…。

なかなか、車だけに生活基盤を移すのは簡単ではありません。

キャンピングカー業界に競争原理が働いたら!?

 例えば、同じクラスのキャンピングカーが性能の競い合ったら

実は乗用車ならいろんな場所で、競争心理が働いています。

例えば、車雑誌などでは、新車の発表があると大々的に特集が組まれて、以前のモデルとの比較や競合他社の車とさまざまな設定で比較されます。

キャンピングカーで言えば、動力部分では0−100キロ加速や中間加速、急制動やミューの低い路面や悪路走破性などが挙げられるでしょう。

また、機内部分では1週間をどれくらい快適に暮らせるかなどでしょうか。

水平維持が機能として補完されていなければ、坂道で停車したキャンピングカーで寝るのは大変です。

もっとも船酔いしやすい人やしない人がいるように、少しくらい傾斜があっても違和感を感じるかはその人の資質にもよります。

面白いところでは、クッキング対決とか、エアコン連続稼働競争なども実車で競うと話が変わって来ます。

キャンピングカーだけではない!?

キャンピングカー業界を根底から盛り上げるには、キャンプ場やRVパーク、道の駅やサービスエリアのサポートが欠かせません。

それこそポケモンGOのようなアプリを作り、全国規模で陣取り合戦のようなゲーム性を展開しても面白いのではないでしょうか。

例えば、ある場所に宝箱が設置されていて、参加者は秘密のマップを頼りに探します。

しかし、キャンピングカー業界を盛り上げるためなので、単なる写真や言葉から設置場所を考えるのではなく、いくつかある特産品を使って新たな料理を作ったり、設定されたポイントを巡ったりと、キャンピングカーそのものの機能を活かしながら楽しめるものにすることです。

競争原理を上手に使うことで

キャンピングカー業界に不透明さがあるとすれば、その商品のポテンシャルが数値化されていないこと。

車で良く使われる「燃費」のようなスケールがあれば、同じ価格帯のキャンピングカーでも長期旅行に強いとか、大人数でも不満の少ない大容量設定とか、キャラクターが明確になります。

走行性能「AAA」の機能性能「AAA」みたいなフラッグシップモデルを頂点に、用途に応じて必要な性能を目安に選ぶことができるでしょう。

住宅で言う戸建てとマンションを直接比較する人はいませんが、コストを軸に考えれば、自分の理想に近いのは「これだ!」と選ぶことができます。

同様に1000万円クラスでなければ満足できないのか、それともシンプルで工夫しやすいタイプの方が合っているのかは、キャンピングカーを何台乗り込んでやっと分かってくる話なのでしょう。

しかし、購買意欲を高めたくても、さまざまな経緯から誤認された情報がキャンピングカーの購入を妨げてしまうこともあります。

だからこそ、分かりやすい基準を定めて、キャンピングカーがより身近なものになれば、ユーザーの裾野も広がってくるはずです。

正論は言えばいいってものでもないよね!?

 キャンピングカーの価値って!?

皆さんは、キャンピングカーのどこに価値を感じますか?

自由に行動できることでしょうか。

もちろん、こみち自身は別荘など持てる身分ではありません。

しかし、学生時代にも、サラリーマン時代にも、別荘やプレジャーボート(噂では4000万円)を複数所有していたり、都内にアトリエを構え、高級外車を複数所有している方たちを知っています。

彼らのようなこみちからすると富裕層に見える人は、キャンピングカーのどこに魅力を感じるのかと想像します。

以前より、こみち自身は新型SAKURAの完成度には大きな期待もしていますし、様々な意味で可能性を感じます。

でもですね。買える買えないの前に、「どこに行く?」というのがキャンピングカー購入を妨げているのは事実でしょう。

サラリーマン時代にも、同僚が熱心にプレジャーボートの購入を目論んでいて、そのアドバイスをもらっていたのが、1級小型船舶免許を持ち沖縄から東京まで船を操縦して戻って来たというような噂話まで聞いていた大型プレジャーボートを所有する上司です。

まさか同僚が数千万円の船を探しているはずはなく、でも500万円前後の中古艇をよくネットで眺めていたことを思い出します。

その時もこみちは、少し値のはる腕時計を欲しくなったくらいで、彼らのように高級車や別荘を当たり前のように所有できる身分ではありませんでした。

もちろん、それは20年以上も昔の話で、今とは時代も価値観も異なります。

もしかすると、仮に10億円以上の資産を持っていても、高価な物を購入しないのかもしれません。

そう考えた時に、500万円から1000万円は下さないキャンピングカー購入の目的ってなんでしょうか。

実はプレジャーボートを購入しても、海を自由に移動できるのではないそうで、航行可能な領域がしっかりと区画されているそうです。

その時も、東京湾内を地中海のように捉えて、海上レストランなどがいろんな港近くに設置されていて、陸からのアクセスとは別に港から港へと移動しながら楽しめるともっと楽しいという話がありました。

でもそれを実現させるビジネスモデルは採算性が乏しく、実現することは今のところありません。

それくらい、車や船を豪華にすることはできても、文化として船のある暮らしを確立させるのは容易ではないのでしょう。

だからこそ、房総と伊豆、日光に別荘を持つような使い方をするのかもしれません。

別荘なら不動産として売却できますし、船ほど購入者が富裕層ではないからです。

一変して、自然を満喫できるような旅をしたいなら、キャンプがあります。

もっと言えば、海外の大自然はスケールが違いますし、人生観も変わるかもしれません。

そんな風に考えた時の「キャンピングカー」ってなんでしょうか。

結論としては、中高年になった夫婦が子育てを終えて、でもペットがいて自由に旅行できないからキャンピングカー購入で行動範囲を広げるというのが1つの答えです。

それ以外の選択肢がある人は、レンタルでもいいでしょうし、ホテルや民宿の良さも捨てがたいはずです。

ある人気YouTuberの答え

その人気YouTuberは、ビルダーから提供されたキャンピングカーのレビュー動画をアップしました。

その中で、もちろんレビュー動画ですとは明言せずに、いつも使っているキャンピングカーと比べて、どこか良くて、どこに違いがあるのか紹介しますとナレーションし、多くのキャンピングカーオーナーがよりどころとしている道の駅に向かうことを告げた後、車内での調理や遮熱性や遮音性、さらに臭いの残り具合や就寝時の寝心地を紹介していきます。

これが、レビュー動画だと明言し、価格と装備を紹介した後、その使い勝手をアピールしたなら、どこにでもあるCMです。

しかし、冒頭で、今日はいつものキャンピングカーではありません。以前から気になっていた一台を借りられたので、徹底比較させてもらいます。例えば、車内での調理とか…。

そんな風にナレーションするだけで、レビュー動画っぽくなくなります。

まして人気のあるYouTuberなら、視聴者からの感想は結構いいキャンピングカーだとか、車内調理もできる車種ですねとなり、購入予備軍に明確な宣伝を行えます。

さらに、実際にその車種を使って車内調理しているところを見られれば、候補としてあがるでしょう。

でも、道の駅が目的だったのか。と野暮な話題には触れません。

調理中にでたゴミはどうするの?ともその動画内では言いません。

そこで、キャンピングカーの価値ってどうなのよ!と野暮な話題に進んでしまうからこみちはダメなんです。

これが営業マンなら、強みをしっかり説明し、どうしても改善できない部分は、何らかのサービスで帳消しにします。

そうやって、メリットを訴えて契約へと話を進めます。

それは欠点などどんな商品にもあって、むしろ良く使う機能が優れているから、おすすめしたいという方が断然説得力があるからです。

しかし、キャンピングカー購入予備軍が選択できるのは、車種ではなく、楽しみ方の段階です。

1000万円のキャンピングカーを購入する場合、郊外なら家まで手に入る値段でもあります。

1000万円あれば、世界一周クルーズ客船に乗れるでしょう。

店や会社だって持てる金額です。

仮に車内調理やエアコンの連続稼働だけで選ぶとしたらどうなのかという疑問は起こります。

でもね、人気YouTuberの動画を見て感じました。

正直に言えば良いって物じゃない。

動いている心にそっと背中を押すくらいでちょうどいいってこと。

つまり、軽キャンカーで、手荷物やキャンプ道具をどこに置くのかという話題はわざわざ触れるべきではありません。

バンコンの対価荷重も同様です。

というのも、そこに気になる人は自分で調べて確認しているでしょうし、むしろわざわざ指摘しなくても、楽しみ方を紹介すればそれで見ている側も楽しめるからです。

キャンピングカーって、お金もそうですが、時間に余裕がないと楽しめません。

近場でも道の駅まで行って、そこで一泊するとなれば、仕事から帰って来て荷物を積み込み、そのまま車中泊へと突き進む気力が必要です。

だからね。本当にキャンピングカー購入して楽しんでいる人の話を聞いてみたいです。

どんな使い方でどう楽しいのか。

なるほど、これは他の方法ではできない楽しみ方だ!という話が聞けたら、キャンピングカーに対する価値観も違って見えるのでしょうが。

家より不便な環境での車内調理や、上げ膳据え膳のホテルや民宿のような利便性を超える魅力って何でしょうか。

かと言ってキャンプのような割り切り感もない部分に、キャンピングカーの評価が分からなくてなってしまいました。




唱い屋「清木場俊介」応援プログラムがNutsでスタートするらしい!

 清木場俊介さんのブログでも…

釣り、DYI、バイク、車、プレジャーボート、重機と、書ききれないくらい趣味と実益を兼ねた活動でも見せてくれる「唱い屋 清木場俊介」さん。

先日、あのNutsを訪れて、ボーダーバンクスと対面されている動画もしっかりチェックしました。

彼のように幅広い世代の方々から求心力を持つ人物がキャンピングカーを使った行動を起こしてくれることで、これまでキャンピングカーを知っていてもまだその魅力に気づいていていない人にも身近な存在になるはず。

あまりビジネスと言う面を押してしまうと「夢」がありませんが、6月からファンクラブを巡る旅がスタートするようです。

どんな旅を届けてくれるのかとても楽しみですし、これからキャンピングカーを使った旅を考えている人にとっても、その内容は参考になるでしょう。

全国各地の観光地を紹介するのか、行く先々でのファンとの集いを紹介してくれるのか、はたまた清木場さんのキャンプシーンが見られるのか気になります。

特にボーダーバンクスは、大型キャンピングカーであり、装備もかなり充実したモデル。

それを使っているシーンまで盛り込まれたら、まだキャンピングカー未体験の人には「家にいるみたい」とか、すでにキャンピングカーオーナーには「そんな使い方があったのか?」と、キャンピングカーがもっと身近になり、車購入の一選択肢に加わるはず。

特にNutsは、ボーダーバンクスのような大型キャンピングカーのほか、ファミリーにも人気のCREA、ハイエースベースや軽キャンカーまでラインナップされるビルダーでもあるので、ホームページやキャンピングカーショーなどでも「ああ、Nutsだ!」と認知率もアップするでしょう。

使い方まで紹介してくれる今回の試みが実現したことで、また一歩、キャンピングカー人気が幅広い世代に伝わると嬉しいです。

NUTS RV「ボーダーバンクス」が清木場俊介さんと登場!?

シンガーソングライター 「清木場俊介」と共に…

清木場さんと言えば「EXILE」のボーカルだった頃のインパクトも残っていますが、YouTube では少年が好きそうな趣味を満喫したチャンネル「清木場俊介の遊び屋」を運営されています。

そんな清木場さんがキャンピングカーを手に入れた!?と言うことで、こみちは食いついてコンテンツを視聴しました。

愛車は「G 63」。

「Gクラス」を選ぶあたりも元ジムニー乗りのこみちとしては羨ましい話ですが、さらに「AMG」と言うこだわるがワイルドです。

愛車を転がしNUTS RVの北九州工場へと向かいながら、「ボーダーバンクス」を迎える経緯を教えてくれます。

簡単に要約すると、コロナ禍で活動制限があり、清木場さんは全国各地のファンクラブを巡ろうと企画した時に、NUTS RVでもキャンピングカーの普及を兼ねて「ボーダーバンクス」を使ってはと言う展開になったと言う話。

確かにボーダーバンクスは、国内キャンピングカーの中でもトップグレードと呼べる一台。

コンテンツ中にNUTS RVの代表取締役 荒木賢治さんも登場し、その歓迎ぶりが分かります。

そして、キャンピングカーのバックオーダーも70〜80台。期間にして1年3ヶ月待ちと言うからキャンピングカー市場の盛況ぶりが伺えます。

商売上手だと思えるのは、清木場さんのようなアウトドアや車、バイクなど、キャンピングカーに関連する趣味を満喫されている有名人を起用し、自社製品をこれまでの顧客以外にも広めてもらえるなら、たとえ高額なボーダーバンクスを提供したとしても悪い話ではないはず。

キャンピングカーをどう活用できるかって、とても大切なセールスポイントだけに、迅速に乗り出せる決断力や行動力って凄いとしか言いようが無いですよ。

個人的には、こみちのような無名な人がアピールするよりも、求心力のある芸能人や有名人が広告塔になって活躍してくれたら、宣伝効果は絶大でしょう。

まして、清木場さんの場合、ファンクラブを巡るから一定数以上の数字を持っているし、その反響次第では「ボーダーバンクス」や「NUTS RV」がキャンピングカーの代名詞になってしまうほど。

本当に「社長」と名がつく人は先を見据えて行動するのが早い。

ボーダーバンクスを出してくる辺り

NUTS RVにはボーダーバンクス以外にもいろいろなサイズのキャンピングカーがある。

でも、面白いもので、有名人には「最高グレード」が似合う。

清木場さんの愛車が「G63」であるように、高額な車と言うことではなく、金額ではない「面白い車」を妥協しないで選ぶあたりからも言える。

こみちとしては、ジムニーも面白い車だと思っているし、長く乗ってきたから愛着もあった。

「Gクラス」は、メルセデスの中でも好きな車種だし、買えるものなら手に入れてみたいと思う気持ちも少しはある。

でも、それこそ1000万円を超える車で、さらに思うのはそんな車を大切に迎え入れられる環境もない。

つまり、生活スタイルの中で車だけが強調されてしまう。

だったらもっとバランス良く整えたいと無難にまとめてしまう。

改めて、人間には身の丈にあった「器」があって、求心力を持ち合わせた人物にしかできないことがある。

個人的には、ボーダーバンクスが2000万円のキャンピングカーだとしても、清木場さんのような人が使ってくれるなら「安い」と言えるだろう。

何よりスケール感があるし、一般人ではできない景色を見せてくれそうなワクワク感がある。



「キャンピングカー」で生きるには?

 まずは分析から

YouTube に於いて「キャンピングカー」と言うワードで検索すると、100万回以上再生される「超絶」コンテンツが1本と、それに続く50万回オーバーが2本。

さらに10万回以上が見つけられます。

しかし、残りのコンテンツは1万回以下、しかも公開から数日しか経過していないものでした。

その他のワードとして「バンコン」や「バンライフ」も調べてみると、1万回以上の再生回数に到達している方が少ないくらいです。

ビジネスとして考えた場合、「毎日更新」で「一本1万回」ではかなり厳しいと思うので、プラスしてリモートワークも検討しなければいけません。

また、人気ワードだった「車中泊」も落ち着き、YouTube 上では次なる模索が見られます。

例えば、動画紹介のコメント欄には、撮影で使用したアイテムをこと細かく「アフィリエイト」として関連させるなど、動画を入り口とした仕掛けが盛り込まれています。

一方で目立つのは、従来からの「キャンピングカー」と言うイメージとミスマッチな組み合わせを施す手法。

最も定番は「女子」と言うワードでしょう。

ブログなどでは「初心者」なども増えますが、動画では「女性」と「キャンプ」の組み合わせは、注目されるワードです。

しかし、面白いものでコンテンツに顔出ししている場合でも、その人柄がしっかりと画面上に伝わっていると再生回数にも反映されています。

「キャンピングカー」と「オシャレ」なら受け入れられても、「キャンピングカー」と「スタイリッシュ」になってしまうと、急にウケが悪くなるのも発見です。

セレブな感覚をキャンピングカーで表現したくても、そこを目指すマーケットが小さいのかもしれません。

別荘やヨットハーバー、プレジャーボートなどなど、それらを趣味として楽しむ方は多いはずですが、そこに「キャンピングカー」を組み合わせるのは少し感覚が異なるのかも知れません。

サーフィンやダイビングと言うワードも、キャンピングカーとはなじまないようです。

イメージとしては似ている世界観に思えますが、そうではありません。

マイホームを建てる時を参考にすると

ここでキャンピングカーを離れて、一般住宅の話題をします。

生活基盤となる「住まい」探しは、人生を良くも悪くも変えてくれます。

地域、日当たり、居住区分、間取り、さらに内装やインテリア雑貨とくれば、提案されるライフスタイルは数え切れません。

一方で、注文住宅を建てる場合、建築予定地の広さや日影など、押さえるべき基本を踏まえた上で、個々のこだわりを予算に応じて盛り込みます。

しかしながら、水回りや基礎工事、建築部材にまでこだわると、それだけもコストはかさみます。

しかし根幹部分で予算をケチると、後々で問題になるので、あまり大胆なコストカットはできないでしょう。

つまり、本当意味で自分らしい暮らしにを目指すなら、当初のコストに1000万円くらいは追加するつもりじゃないと、思うようなマイホームは手に入りません。

確かにガレージライフを楽しまれる方を見れば、良い車を所有されています。

そこで言う「良い車」とは高額な車ではなく、眺めて乗って楽しめる車です。

もちろん、それはそれでメンテナンスも大変ですし、そこに予算を取れる人でないと、そんな趣味は持ちません。

住宅と一体式になっていて、2階からでもガレージに行くことができて、そこがロフトのような空間で、一階にも降りられるし、テーブルに腰掛ければ、ちょうど眼下に愛車が見えると言うようになっている。

イメージとしては浮かぶけれど、どこの誰がそんなガレージライフを楽しんでいるのかってことで、まさにタレントの所ジョージさんやヒロミさんでもない限り、暮らしぶりを公開してはくれないでしょう。

キャンピングカーのイメージ

キャンピングカーに興味を感じる人の中には、「自由な生き方」とか「自分らしさ」とか、これまでの暮らしとは異なる生き方に憧れる人もいるはずです。

こみちの場合、キャンピングカーよりもバイク旅の方が自由を強く感じましたし、キャンピングカーはもっと「住まい」に近い感覚です。

だからキャンピングカーライフを考える時、「衣食住」がどれだけ不便になるのかからどうしても確認してしまいます。

また、車内装備が増えれば、それだけ車重は重くなり、横転や故障原因の可能性も高まります。

買える買えないの話ではなく、例えば理想のバンライフがボーダーバンクス」でしかできないのか。それとも軽キャンカーでも間に合うのか。

はたまた、乗用車を移動と荷物運搬に使い、全国各地の施設を上手に借りるスタイルではダメなのかと考えます。

と言うのも、キャンピングカーライフは、車上生活に違いありません。

誤解を恐れずに言えば、陽気なイメージとダークなイメージが混在した存在です。

これが20代の若いカップルが楽しそうにしているなら印象は違います。

しかし、こみちのような中高年が、生活感しかない車生活を送っていて、そこに「自由」を感じてもらえるのかが心配です。

もちろん自分が楽しいのは言うまでもありません。

そうではなく、ビジネスとして展開した時に、中高年の日常がどれだけ価値あるものとして届けられるかが心配です。

好きなコーヒーを飲むにしても、家なら当たり前のこととして行っています。

それを車内になったからと言って、映像化した時にどれくらい意味があるのかと思うと、実はコーヒーそのものではなく、出演者としての「味」が問われているように思えて、そこに自信が持てません。

だからキャンピングカーとしてどんな車種を選ぼうとも、「キャンピングカー」と何をミスマッチできるのかが分からないのです。

車内を自分らしく飾って、例えば好きなギターが壁に掛かっているとしても、家なら当たり前。

「車内だからオシャレなの?」と思えてしまうのです。

つまり、移動できることを最大限に活かした発信をしないと、マイホームの快適さにはどうしたって勝てません。

これがバイクなら、家の要素は完全になくなり、全てが追加された感覚です。

実は薄々感じているのですが、キャンピングカーとビジネスを結びつけようとしないで、例えば「移動手段」とし、旅先での出会いや発見を伝えるような手法に切り替えた方が難しくないのかも知れません。

バイク旅と言うチャンネルを運営しながら、実は運転する妻と、キャンピングカーで夫が後ろから撮影もすると言うような構成にする。

これってテレビの撮影クルーと同じ手法ですよね。

でも、映像化する時に、それ自体に乗っているって意外と不便で、キャンピングカーらしさよりも車内からみた景色になってしまいます。

車中泊でもほとんど車内のみ、サービスエリアやキャンプ場に着いた時も、その建物を撮影するに過ぎません。

キャンピングカーを使うことが意外とハードルを上げているように思えてしまいます。

やはり、テントを使ったキャンプスタイルをメインに、でも撮影機材やカメラ担当はキャンピングカーで寝ているけど、演者はテント生活でいろいろハプニングに見舞われると言う方が絵的に面白くなりそうです。

つまり、キャンピングカーそのものが充実装備になってしまうと、それだけインパクトは薄れてしまうので、双子とか三兄弟とか、歳の差カップルのような字面でキャッチーな組み合わせでもないと補いきれないのかも知れません。

豪華なキャンピングカーに乗って、中高年オヤジが優雅なモーニングルーティーンを紹介したらウケるでしょうか。

仮にウケたとしても、その次のコンテンツ制作に困りそうです。

旅に何を求めるのか?

旅先でなければ味わえないことはたくさんあります。

また、そこまでの移動手段も重要な要素で、実際には旅先で全てを味わうことはできないので、移動手段に合わせて旅全体のスタイルもある程度決まってきます。

旅行なら、電車や飛行機を使ったり、もう少し旅先を楽しむならバスと言う選択もあります。

またバイク旅と言うのも独特な楽しさがあって、日常生活に近いのはマイカーを使う場合でしょう。

その1つとしてキャンピングカーによる旅がありますが、ビジネスとして成立させるには、演者のキャラクターや、メイン収益を別に確保するなど、副業的な位置づけとして考えた方が良いのかも知れません。

もしも本格的に採算を考えるなら、もう少し具体的な試算が必要になるでしょう。


5メートルクラスの人気キャンピングカー3台

 国内では5メートルクラスが便利!?

キャンピングカー選びの究極の悩ましい問題は、5メートルクラスを選びことで日常的な使い勝手を取るのか、6メートル以上の大型クラスに快適性を求めるのかでしょう。

大型クラスになるは、海外モデルに7メートルを超えるものもあって、もう本当に「モーターハウス」と呼ぶに相応しい快適な装備に満ちています。

国内モデルでは、nutsが製造販売しているボーダーバンクスを「東の横綱」とするなら、「西」にはトイファクトリーのセブンシーズが指名されるでしょうか。

また、大関クラスには、NUTS RVのクレア、日本特種ボディーの新型SAKURA、アネックスのリバティー52が、候補となってきます。

特にこの3台は全長が5メートルを少しオーバーしているものの、一般的な屋外駐車場のサイズにギリギリ収まるサイズで、快適性を残しつつもキャンピングカーの理想的な「自由」も手に入れた使い勝手に優れたモデルです。

実際、5メートルクラスとは言っても全長が3メートル近いこともあり、間近でみると一般車両の隣に停車させるのは気を使います。

その意味でも日常生活を視野に入れるなら6メートルクラスは、なかなか用途の面で気を使うことが増えるでしょう。

NUTS RV「クレア」とは?

「クレア」シリーズは、NUTS RVを代表するモデルと言っても過言ではないでしょう。

もちろん、「ボーダーバンクス」がフラッグシップモデルではありますが、5メートルクラスと言う幅広い一般ユーザーにとっては、クレアの方が注目モデルと言えそうです。

とは言え、「クレア」にはハイパーエボリューションと言うNUTS RVが開発した充電システムを選ぶことも可能です。

個人的には、快適な装備が満載になったキャンピングカーほど、サブバッテリーの再充電をどう確保するのかが気になっています。

その意味でも、NUTS RVの企業努力は高く評価できるのではないでしょうか。

また、国内のトップビルダーとしても評されるNUTS RVには、細かな要望に応えるためにいくつかの派生モデルと異なるレイアウトモデルが用意されています。

その中でも「スティング」は少人数向けモデルとされ、特に運転席上部にあるバンク形状をスマートにすることで、「クレア」よりもスタイリッシュな外観となっています。

夫婦二人旅が主な用途と言う場合には、クレアよりもスティングの方が理想に合っているでしょう。

エアコン、冷蔵庫、電子レンジを装備できるのは、最近のキャンピングカーと同じ。

しかし、冷蔵庫は冷凍庫を内部で分離して備えているので、家庭で使う時と変わりありません。

バンコンタイプのキャンピングカーの場合、冷蔵庫が冷凍庫との切り替え方式になっていることがあって、飲み物と冷凍食品を同時に収納できなかったします。

そんな不便もないのが、このクラスの快適性でしょう。

特にクレア、スティングには、後方に常設ベッドが装備されていて、用途に合わせてダブルベッド仕様や二段ベッドなどを選ぶこともできるそうです。

日本特種ボディー「新型SAKURA」とは?

新型SAKURAの大きな特徴は、車両ベースをいすゞ自動車が「キャンピングカー専用仕様」として提供しているところでしょう。

トヨタのカムロードも特装車として提供されていますが、耐加荷重の限界重量でアドバンテージがあるのも新型SAKURAの魅力です。

ベース車両がしっかりとしていることは、走行時の安定感につながるます。

キャブコンバージョンの共通した弱点として「横風」による走行時のふらつきがありますが、その点でも車両のしっかり感はメリットとして働きます。

また、新型SAKURAは電気に強いキャンピングカーとしても有名で、例えばまだ多くのキャンピングカーに搭載されているカセットガスタイプのコンロはありません。

その代わりにキッチンにもコンセントが用意されていて、ホットプレートや卓上HIコンロなどを上手く使い分けながら、電気による調理を基本としています。

キャンピングカーで気をつけたい一酸化炭素中毒や車両火災によるリスクを軽減していることでも安心感があるでしょう。

また、NUTS RV同様に充電システムにも独自の工夫があり、大容量のソーラーパネルや走行発電などを駆使し、大型化されたサブバッテリーも加わったことで、エアコンの長時間使用を可能にしています。

アネックスの「リバティー52」とは?

実は「リバティー52」には2つのバージョンが用意されています。

その1つが、少人数の仕様に特化された「SP」モデルで、こちらはダイニング部分がベッド展開されません。

もう一方の「DB」モデルでは、一人用のベッドとして使うことで、より多くの人が就寝できるようになっています。

外観のスタイリングにも特徴があって、側面からルーフへと続く部分に斜めにカットされた独特のアクセントが、ボテッとしがちなキャブコンをスタイリッシュにしてくれます。

さらに車内ではエアコンはもちろん、FFヒーター、さらに床暖房と家庭さながらの装備がより快適な車旅に役立っています。

3種類の共通点

今回紹介したモデルは、国内での使い勝手の目安5メートルクラスに入ります。

さらに、エアコンや冷蔵庫、電子レンジ、トイレなども装備可能なので、キャンピングカーの中でもより快適に車旅を楽しめるでしょう。

販売店の多さと言う意味では、NUTS RVの販売網は魅力ですし、日本特種ボディーの車両はいすゞ自動車が担当してくれるのも心強いでしょう。

またアネックスの場合、販売店も徳島の他、埼玉や大阪にあり、取扱店も全国各地にあって旅先でも不安が少ないのはポイントです。

実際には実車に触れてみて、写真では分からない工夫や使い勝手などをよく確かめたら、販売店の営業マンとも会話してみましょう。

いくら魅力的なキャンピングカーでも、やはり販売店、取扱店とは長い付き合いになるので、人としての相性は特にじゅう




キャンピングカー生活を「ビジネス」にするには?

 国内使用を想定した「キャンピングカー」選び

キャンピングカー選びのポイントは、「車中泊」と「キッチン」「シャワー・トイレ」にあると思っています。

キャンピングカーを実際に使用している方は、キャンプの延長線上と考えている方や、釣りなどの趣味をより楽しむ目的で選んでいるのではないでしょうか。

一般的な自家用車でも、数時間ならシートを倒して毛布や衣類を身体に被せれば仮眠もできなくはありません。

しかし、一週間を超えるような長旅を車だけで乗り切ろうとするなら、車内のベッド設備は必須です。

キャンピングカーでも、昼間はソファーとして使い、夜はベッドとして2wayで活用する場合、どうしても「平になる」を目的として、寝心地までは考慮されていないケースも起こり得ます。

実際、常設ベッドを採用しているキャンピングカー場合、ベッドマット下にスプリングを設けたり、しなる木製のスノコのような装置を用いて、上質な寝心地にまで配慮してくれます。

自宅でもそうですが、板間に横になっても寝られなくはありません。

しかし起きてみると、身体のあちこちが痛くなっていると気付きます。

つまり、限られた車内スペースで、自宅同様の環境を再現するのは難しく、何を求めるかを絞り込むほど、自分が求めるキャンピングカーに出会えることになりそうです。

「車中泊」を諦める!?

例えば購入したキャンピングカーで車中泊を諦めたらどうなるでしょうか。

それこそキャンピングカー登録の要件を満たす最低限を目指し、日中のソファーとしてより座り心地に振った仕様にするのです。

そうすることで、座り心地にこだわった作り方もできますし、実際、車内スペースで事務作業するときに、椅子とテーブルの位置関係が適切になるからです。

イスに比べてテーブルが高いと、どうしても両肩を無意識に上げてしまうので、肩が凝ります。

同様に低い場合には背中が丸くなり、首筋が凝ったり目が疲れたりします。

確かに自宅でパソコンを使うときは、高さ細かく調整するでしょう。

キャンピングカーだから仕方ないと思うのは、ベッドとしても使うのだからという諦めがあるからです。

そうだとしたら、使用目的を絞り込むことで、より使いやすい環境が手に入ります。

キャンピングカーを使った「ビジネス」を創造する!?

この前までRVパークや道の駅、サービスエリアの使用目的を考察してきました。

結果として「ペット同伴」や「家族旅」というキーワードがあるか否かで、キャンピングカーの用途は大きく変わると気付きました。

例えばこみちのように車内をワークスペースとして使いたい場合、夜間時の就寝を重視していません。

というのも、できるならホテルや民宿などで宿泊し、安心して疲労回復に努めたいからです。

もしも「車中泊」を条件に加えるためにキャンピングカー購入に至るくらいなら、その購入代金で宿泊施設を何回、利用できるのかと考えました。

とは言え、キャンピングカーを使った「ビジネス」を目的とするならあえて視点を変え、秘密基地のようなワクワク感をどう演出できるかも条件に加わるでしょう。

仮にYouTube での活動を考えるとしても、RVパークや道の駅、サービスエリアを宿泊先とするだけでは、インパクトが足りないのかもしれません。

と言うのも、これらの施設をYouTube で紹介する場合、キャンピングカーの車内からのアングルで場内入りし、軽く周囲の景色を映したら、施設の紹介へと流れていきます。

受付の建物や、24時間使用可能なトイレ、食材を購入出来そうな売店などを見て周り、だいたいの場合は入浴施設を利用して「さっぱりしました」というコメントがあり、車内での調理へと移ります。

冬場なら鍋が多く、ご飯を炊く所が映され、お酒を飲みながら旅の感想に触れる。

気づけば就寝、そして朝を迎えるというのが定番の進行スケジュールになっています。

テレビの旅行番組の場合、車が入ってくるシーンがあって、車内で「着きました」というコメント。

さらに車外に出たら建物やその場の景色について短めのコメントを挟み、館内へと向かいます。

「お世話になります!」

タイミングよく出迎えがあって、笑顔で「遠かったでしょう!?」などの会話と、今夜泊まる部屋へと手際よく案内されます。

館内の内装に特徴があればそこにも触れ、さっくりと進むなら部屋の前で「〇〇のお部屋ですね」と入り口付近をワンショット入れて、室内へと入ります。

しかもカメラはすでに室内側にあり、部屋に入ってさらに何かコメントを言う所もしっかりと押さえます。

「明るい部屋ですねェ〜」などなど。

まぁ、そんな風に、テレビ番組の場合には、一本の流れもいろんな角度で撮りためて編集することになるのでしょうが、これを全部、しかも一人で打ち合わせもなく行うのは限界があるでしょう。

例えば、料理を紹介するチャンネルでは、自宅のキッチンを使えることもあり、カメラのセッティングから進行、編集まで個人でも管理が可能です。

ガレージで車やバイクのメンテナンスなどを行うチャンネルでも、それは同様です。

一方で、キャンピングカーの魅力を動的に紹介しようとすると、個体のスペックや質感を扱うなら可能かもしれませんが、「旅番組」という方向性になると急に難易度が上がってしまいます。

だったら仲間同士で楽しく騒いでいるシーンをメインにして、こんなに楽しい時間を過ごせましたという構成を狙った方が真似できそうです。

事実、カップルや夫婦、ペット同伴という組み合わせが多いのも、キャラクター設定のバランスが良いからでしょう。

その意味では、キャンピングカーも、キッチンカーのように車内調理に比重を置いたモデルを選び、行く先々で調達した食材で料理を作り、それを食するという構成で考えることはできないでしょうか。

海外製のキャンピングカーには、オーブンが搭載されていたりしますが、そこに向かうのか、キャンプ用品に抑えるのかは設定次第となりそうです。

最近、移動販売やキッチンカーでの商売についても調べたりしますが、営業時間はあっという間という印象で、一食も売れなかった時でも明日頑張ろうというポジティブさが不可欠です。

それだけ商売は簡単ではありませんし、YouTubeなら簡単ということでもないでしょう。

実際、今話していることも5年前ならということだったりして、これから本格的に参入するなら、キャンピングカー購入する前から「構成」に合ったモデルを選ぶべきです。

登録者1000人以上という条件は、継続的にコンテンツの配信を行うことが求められているということで、キャンピングカー購入のイロハや車中泊あるあるというネタだけでは満たせそうにありません。

だからといって「日本一周」というワードも効果的とは言えず、それだけしっかりとした狙いや意図が必要なのでしょう。

そんな目線でキャンピングカーを眺めてみると、今までスルーしていたモデルに目が止まり、「これならこんな風に使えるかも?」と思えるかもしれません。

むしろ、キャンピングカーという枠を超え、自転車やカヌーを乗せて、旅してみるとどうなるでしょう。

なんてことを考えていたら、また楽しくなってきました。



国内キャンピングカーの王者!?

NUTS「ボーダーバンスク」の存在

キャンピングカーショーに足を運んだ時に、「あの一台が横綱だなぁ!」と思ってしまうのはいつも「ボーダーバンスク」だったりします。

金額でもサイズでも、国内使用を考えるとこれ以上はないと思えるからです。

さらに言えば、キャンピングカーに興味がない人を招いても、「この車イイね!」と言ってもらえるでしょう。

その理由は5メートルクラスでは難しいゆったりとした車内空間が挙げられます。

実際に一つひとつがキャンピングカーサイズではなく、一般家庭用に思えるからでしょう。

「車内だからこれで十分」ではなく「家で寛いでいるような感覚」を体感できるのは、このボーダーバンスククラスこその演出です。

死角は無いのか?

所有したことも試乗したこともないので想像の域ではありますが、やはりその車格でしょう。

ただ、以前の会社でコースターを所有していて、それに乗車することが多かったことから、運転に慣れた人なら一般道で苦労することは無さそうです。

しかし、山の中にあるキャンプ場や、道の駅だとしても、中型車用の駐車場が必要なので、それにはかなり気を使うでしょう。

実は先日、雨降りの日に道の駅に立ち寄ったのですが、建物から遠い駐車場はやはり不便。

完全無欠な一台は無いけれど、そこは諦めるしか無さそう。

それに意外にもトラックが近いとアイドリングの音や振動が気になってしまう。

ボーダーバンスクを選んだら、車体の性能ではなく、環境面で強いられる部分はあるのかも。

5メートルサイズのキャンピングカー

国内での使用なら、「5メートルサイズ」が基本でしょう。

5メートル30センチがだめなのかは微妙な話で、例えば道の駅やサービスエリアの駐車場を利用する時に一般車両として停められることがポイントです。

YouTubeの動画で、5メートル23センチの新型SAKURAが駐車場に停車している場面があって、確かにいっぱいいっぱいではあるけれど、停められなくはないかもというサイズ感でした。

となると、23センチオーバーを超えて30センチ、40センチとなると、それだけ一般車両として扱うのは不便も増えてしまいます。

実際、フェリーに乗船する時も車検証で車格を伝える必要がありますし、5メートルを境に値段が変わってしまうケースも多いので、「5メートルサイズ」という大きさはキャンピングカー選びでも目安になるでしょう。

気になるサブバッテリーの用量

リチュウムイオンバッテリーを搭載したモデルに注目が集まり、各ビルダーも充電機能を強化しているように思います。

NUTSの場合も「ハイパーエボリューション」という新しいシステムに移行が始まり、ボーダーバンスクでもその恩恵を受けたモデルが紹介されました。

搭載されるバッテリーは大型化されると、初日は問題なく家電製品が使えるものの、翌日になると残量の乏しい状態に陥ってしまうことがあります。

そこでNUTSの場合、「ハイパーエボリューション」システムを搭載することで、以前からある「エボリューション」以上に効率的な充電環境を手に入れました。

例えば、日本特種ボディーも電気に強い新型SAKURAなどがありますが、こちらは走行によって得た電力を24Vで管理し、天井に搭載されたソーラーパネルの発電と合わせて、充電を補います。

雨天や積雪などでソーラーパネルによる発電力が見込めない場合、外部からの充電に期待するしかありません。

その意味では、走行による充電でどこまで回復できるのかもポイントでしょう。

というのも、駐車場などで車を止める際、真横の車がディーゼル車で、しかもアイドリングしたままだとやはり振動や騒音は耳についてしまいます。

キャンピングカーのエンジンは、ガソリン又はディーゼルだと思いますが、重い車両ほどディーゼルを採用しているでしょう。

ボーダーバンスクの場合もディーゼル車なので、気軽にアイドリングしようものなら、隣の一般車の搭乗者に迷惑ではないかと心配です。

特に周囲が静かな夜間帯は、アイドリングすら容易に使えない状況で、ある程度のサブバッテリーを搭載したくなるでしょう。

キャンピングカーショーでNUTSの販売員が説明している話として、時速80キロ走行中に100〜120Aの発電が可能なのだとか。

これがアイドリング中でも60A程度は期待できる。

つまり計算上、高速道路を4時間走行すれば満充電、アイドリングなら8時間程度必要になる。

しかもこれは急速充電モードで、従来のエボリューションでは45A程度らしく、9時間程度必要になる。

もちろん、これらは空からの満充電の場合で、半分程度の充電なら時間も半分で済むことになる。

週末などに一泊二日で使うなら、充電はそれほど大きな問題ではない。

でも、一週間を超えるような長旅になると、いかに充電して行くのかは今時のキャンピングカーの悩みだろう。

こみちの体験としては、日中に2時間程度のアイドリングが限界だし、走行による充電では旅の計画との絡みで、長旅ほど移動距離は短くなるから、RVパークなどで外部充電を使うか、ソーラーパネルを活用するかなどに制限されてくると思う。

キャンピングカー選びの上で、「充電環境」がポイントになるのだろう。


これなら「夢」が叶う!? 「プライベート空間を手に入れろ!」

 ジャパンキャンピングカーショー2021より

東京、幕張メッセで2021年4月2〜4日まで開催されたジャパンキャンピングカーショー2021ですが、コロナ禍の影響で延期開催された待望のキャンピングカーショーです。

出展されたキャンピングカーには、大型のキャンピングカーから新登場したキャンピングカーなど、バラエティーに富んだイベントなので、キャンピングカーに憧れる方からも注目されていたでしょう。

軽キャンカーの魅力

いろいろなサイズ、タイプのキャンピングカーがありますが、ボディーサイズが小さいから「悪い」ということではなく、国内の用途ではコンパクトな軽キャンカーのメリットもたくさんあります。

しかしあえてデメリットから先に触れるとすれば、そのサイズ故に感じる手狭さでしょう。

具体的には荷物を置く場が居住スペースと兼用になることで、最初のイメージとは異なった雰囲気になってしまうかもしれません。

これはもっと本格的なキャンピングカー選びにも言えることで、「持ち込んだ荷物をどこに置くのか?」という目線が不可欠です。

言い換えれば、荷物置き場を取るなら、それなりのサイズ感になってしまいます。

ハイエースなどをベースにしたバンコンタイプでさえ、荷物置き場が足りないくらいで、キャンピングカーにとっては荷物置き場の確保は大きな問題です。

言い換えれば、持ち込む荷物が限られているなら、軽キャンカーでも問題になるポイントが1つクリアされたことになります。

実際には、遮音性や遮熱性など、より快適に過ごすうえでクリアしたいポイントはあるのですが。

夏場のエアコン、冬場のFFヒーター、さらに電子レンジや冷蔵庫、テレビやトイレとあると便利な装備はたくさんあります。

しかし、全部を満たすなら、国内キャンピングカーの基準サイズ、全長5メートル以下に抑えるのでも苦労するでしょう。

それ故に、ひんとに必要な装備を選ぶことで、使いやすい一台に巡り会えると思います。

注目の一台は「ダニエル」!?

このキャンピングカーのもっとも特徴的な部分は、軽トラに「居住スペース」を積載されたこと。

つまり、車検時は軽トラとして考えるので、面倒がありません。

また、軽自動車サイズの上限(高さ2メートル以下)と積載サイズ(高さ2メートル50センチ以下)の違いに着目し、より快適な空間を軽規格のままで行えたことでしょう。

特にワークスペースを求めているユーザーにとって、必要な装備はポータブル電源を持ち込んで叶えるというスタイルにすれば、より負担の少ないスタイルで、気軽にキャンピングカーライフを楽しめます。

逆に不満に感じる場合には、より本格的なキャンピングカーを選ぶしか無いでしょう。

気軽に始める意味で、積載スタイルのキャンピングカー「ダニエル」は注目したい一台です。


ついに1000Wオーバーのソーラーパネルを!?

 ダイレクトカーズ「TRIP3」

キャブコンタイプのキャンピングカーは、国内事情を踏まえたらベストチョイスなのでしょう。

もちろん、週末や趣味などに使用する場合、バンコンタイプが便利ということもあります。

しかしキャブコンタイプの良さは、居住性の部分でしょう。

近年の傾向として、軽量化と容量の面で優れるリチュウムイオンバッテリーを搭載した車両が増え、滞在時にエアコンや電子レンジなど、自宅に居る時と変わらない快適さに貢献しています。

また、停車中に発電できるシステムとして、ルーフに大型ソーラーパネルを乗せられるのもキャブコンならではの特徴です。

そんなソーラーパネルも新型SAKURAで最大960wというスペックに驚かされましたが、ついにダイレクトカーズの「TRIP3」で1000Wオーバーを実現。

残念ながら、ジャパンキャンピングカーショー2021でお披露目されていないみたいですが、その圧倒的な発電量はまさに「トリップ(=旅)」をイメージさせます。

コンロにはカセットガスを使い、オール電化ではないものの、時代は電力メインになるのでしょう。

実際、走行性能の面で、ディーゼルエンジンは魅力ですが、アイドリング時の騒音は決して静粛とは言えません。

いかに停車中も快適に過ごせるかは今後の課題になると思うので、車両そのものが電力化されたら、その時は拡大と使いやすいキャンピングカーができると思います。

その意味でも、ダイレクトカーズの「TRIP」シリーズは、期待したい一台でしょう。

キャンピングカー一択の旅行は勿体ない!?

ビジネスホテルと言う選択肢

こみちは多いとは言えませんが、ビジネスホテル(中でもスーパーホテル)が好みです。

もちろんリーズナブルな価格もありますが、安いからと言って大きな不満もありませんし、旅先で利用するならむしろ好ましいと思えるメリットもたくさんあるからです。

例えば、一般的なホテルに宿泊する場合、その魅力はチェックインから始まります。

客室に案内され、荷物をおろせば、あとはゆったりと寛ぐだけなのがポイントです。

個浴を利用しても、大浴場を利用しても、いつもとは異なる水質に浸れば、日頃の疲れも吹き飛ぶでしょう。

しかも程よく身体を癒したら、客室には豪華な夕飯が準備されているのですから。

その意味では、ビジネスホテルにはお任せの心地よさは少ないでしょう。

しかし一方で、チェックインを済ませたら、今度はホテル周辺を散策し、気に入った店に入って食事を楽しむのも良いですし、コスパを優先するなら食べたいものを買ってホテルの客室で済ませても良いからです。

例えば、季節や週末などによっても価格は変動しますが、ビジネスホテルなら二人で1万円以下どころか6千円を下回ることもあるから驚きます。

しかも客室にはしっかりとユニットバスが完備されていて、バスタオルなどもあるので、そのまま手ぶらでシャワーを浴びられます。

特にスーパーホテルの場合、無料の朝食サービスが付いていて、宿泊費に価格が含まれているとは思えないほど、ご飯やパン、スクランブルエッグなどを楽しめます。

実はポイントはそれだけではありません。

携帯の充電の他、場合によってはポータブル電源の充電まで可能となれば、キャンピングカーの装備を検討する上でも有意義なことが分かります。

宿泊者だけでなく、ポータブル電源まで回復できるなら、ビジネスホテルの活用はとても有効でしょう。

気になる駐車場料金に関しても、宿泊ホテルや地域によっても異なりますが、無料から2000円程度です。

ただ気を付けたいのは一般的なキャブコンサイズでは駐車場選びで苦労すること。

もしもビジネスホテルなどの宿泊を考慮するなら、車両サイズが一般車同等であることが重要です。

旅車としての選択

ビジネスホテルやカプセルホテルなど、一般的な宿泊施設を利用しないつもりなら、宿泊機能に長けたキャンピングカーを選択する利点は多いでしょう。

特にビジネスホテルなどを使う場合、首都圏などではミニバンサイズでも車両寸法で駐車場選びが限られることもあるほどです。

比較的便利なサイズと言えるのは、ダイハツのトールやホンダのフリードのような車両で、もちろん軽自動車なら駐車場選びでは不便を感じないでしょう。

一方で地方の交通の流れが速い幹線道路や高速道路での移動を考えると、ある程度の車格と動力性能があれば、運転手の疲労軽減にも貢献します。

例えば、夫婦二人旅をするなら、バスコンやキャブコンクラスの装備充実型のキャンピングカーを選ぶか、自家用車でもトールなどのコンパクトミニバンクラスにすることで、目指す旅のスタイルを満喫できるでしょう。

これが、全長5メートルを超える車体になれば、駐車場選びで苦労が増えますし、全高が2メートルを超えると段階的に利用できる駐車場も変わります。

8ナンバー登録されたキャンピングカーの場合、この2メートル以下の制限は厳しい条件となるでしょうから、ビジネスホテルを始めとした宿泊施設を気楽に利用するのはそれほど容易では無さそうです。

そうだとすれば、あえて8ナンバーに拘らず、例えばダイレクトカーズが扱っている「リトリート」のノーマルルーフのナロータイプなどを選ぶ利点も出てくるでしょう。

これが同じリトリートでも、ワイドボディーになれば、キャンピングカーとしての機能も向上しますが、その分だけ車高、車幅も増加します。

コンパクトミニバンでは少し車内空間が不足すると感じる場合、このハイエースナローと言うベースに着目するし、旅のスタイルに合わせて装備を決めてもいいでしょう。



車内ワークスペースをどう車内に築くのか?

 「車中泊」も「車内飯」も考慮しない!?

キャンピングカーに興味を感じる理由は、人それぞれでしょう。

しかし、秘密基地のような空間を、どこにでも移動させられることは大きな魅力です。

それが、自宅同様とはいかないまでも、寝たり食事をとったりできるとなれば、夢も膨らみます。

しかしいろいろと調べて思うのは、例えば国内のキャンピングカーとしてトータルバランスに優れた「新型SAKURA」は軽く1000万円オーバーの高額品です。

ベースとなるとビーカムはいすゞ自動車による特注品で、全国各地にあるいすゞの販売店で修理可能となれば、どこにいてもサポートを受けられるのがポイントでしょう。

これが国内の一店舗で運営される小さなビルダーだったりすれば、修理箇所によっては旅を続ける話ではなく、当面の生活面にも不安が残るからです。

特にキャンピングカーを選ぶ人の中にはペットと一緒ということもあり、急きょ宿泊施設を探すにも大変な苦労を強いられます。

その辺りを考えても、販売店が全国にある大手のビルダーは製品の品質だけではなく、万が一のサポートにも心強いと言えるでしょう。

とは言え、1000万円を超える金額を工面するのは簡単ではありません。

それに見合うだけの用途が見つかれば話も違いますが、最近はキャンピングカーを旅の道具として考えるよりも、スモールオフィスとして使えそうな車両を探すことに興味が移行してきました。

最近の記事で触れるように、こみち自身は「車中泊」そのものに趣きを感じていませんし、できるなら旅先でも宿泊施設を使いたいくらいです。

そして、車内飯に関しても、わざわざキッチンで何か作るよりも、旅先で食べられる食品を買ったり、店舗で食べてしまいたいと思います。

強いて言えば、カップ麺やレンチンで食べられたら便利かもと思うくらいで、それだって無ければ無いで済ませられます。

車内をワークスペースに!?

ノマドから始めるワークスタイルなので、「これが無いとできない」というマストな条件は何もありません。

寝転んでも良いですし、壁にもたれた姿勢でも構いません。

パソコンを使う本格的なワークスペースを考えなら、「デスク」となる場所があると便利です。

キャンピングカーの、特にキャブコンタイプにはダイニングテーブルがあるので、そのままワークスペースに移行できるでしょう。

バンコンタイプでも、少人数用のテーブルがあって、そこを使えばワークスペースを確保できます。

そのあたりは、キャンピングカーの強みで、とても簡単に転用できるのが魅力でしょう。

そこで使い勝手に優れたキャンピングカーが欲しかったのですが、コスト面に加えて、日常的な使い勝手や、車中泊、車内飯に関心がないという理由で、マイカーで補えないかと選択肢を広げたという経緯です。

これまでに候補をして目をつけたのは、ハイエースのナロー、フリードプラス、アルファード、ボクシー、シエンタ、ソリオなどです。

ただ、スイフト、フィットのような車両にも魅力を感じていて、運転が楽であることもポイントだからです。

その背景には、コロナ禍という状況を想定し、車内ワークを考えるなら難しいですが、そうで無いとするなら車を移動手段に限定すれば、また別の楽しみ方が見えてきます。

5Gによる通信が普及し、旅先でもモバイル通信がもっと便利になれば、移動オフィスは完成します。

それがマイカーでできるとなれば、荷物を移動させる手間も掛かりません。

その意味では、キャンピングカーをはじめ、気になる車両をじっくりと見てみたいと思います。

どこまでの装備を必要とするのかでも最適な車は変わりますが、あれこれと調べる中で新しい気づきも見つかります。



「キャンピングカー」で描く理想

 キャンピングカーはモーターハウス!?

まず、キャンピングカーにモーターハウスや狭小住宅の良さが描けるかがポイントでしょう。

田舎町よりも都会に映える「狭小住宅」は、家そのものはもちろんですが、周辺の立地環境もまた生活するうえでのエッセンスとして捉えています。

いわゆる大きな家で、広々とした寛ぎが最大の魅力とするなら、狭小住宅では物理的な豊かさではなく、狭くても快適な心地良さが「設計上の落とし所」となります。

つまりは、「何でもあるよ」というスタイルではなく、その方の「快適性」を掘り下げることで、本質を見極め、限られた空間に必要とされるものはしっかりと確保し、でも兼務できる部分や削ぎ落としてもリカバリーできる部分はあえて含めない見切りが勝負なのです。

キャンピングカーで例えば、バスコンが大きな家で、キャブコンが一軒家、バンコンが狭小住宅で、軽キャンカーがワンルームと言った具合でしょう。

その意味では、バンコンで一軒家を目指すとアンバランスでとてもまとまりの悪い一台になってしまいます。

また、そもそも大家族なのに、ワンルームを選ぶことがないのも当然です。

キャンピングカーにおける「街並み」とは?

東京でも、地域によってその土地らしさや魅力が異なります。

言い方を変えれば、別の地域の魅力を別の地域で再現するのはそれなりに簡単ではありません。

つまり「富士山が見えるロケーション」に憧れたなら、どうしたって山が見えなければ始まりません。

その時、キャンピングカーの魅力に目を向けると、どうしてもまだまだ車体に関する魅力が中心的です。

それは、一軒家でも狭小住宅でもワンルームでも、家そのものでしか評価していない状態です。

しかし、狭小住宅の魅力は物理的な家だけでなく、見晴らしや立地が加わって、その価値が高まります。

そのためには、その土地の魅力に合わせた設計を施すことが必要です。

ところがキャンピングカーそのものを評価対象としているのは、以前にも触れた部分ですが、「キャンピングカーでどこに行けば良いのか?」という疑問にまだ答えが見つかっていません。

例えば「車中泊」でまとめられる使い方しかないとしたら、そして、車内でカセットコンロを使い、鍋やラーメンを啜ることがすべてなら、本当にそれを目指してキャンピングカーを購入するでしょうか。

狭小住宅を選ぶ場合、こみちなら少なくともマイカーが置けるスペースを確保し、さらに音楽が心地よく聴ける音響機器を揃え、さらにデジタル機器を使って作業できるスペース、そして使いやすいキッチンも欲しいところです。

マイカーを置くスペースが難しいなら、バイク一台置けるだけでも構いません。

玄関をドアでは無く引き戸にして、そこに土間のような空間を作り、愛車を置きたいのです。

元々が狭いので、全てを叶えることはできないのですが、そこは工夫と優先順位で、プランを煮詰めていくでしょう。

しかも一歩外に出れば、自分が求めた街並みに溶け込み、そこで暮らすことに喜びを感じられます。

それこそが狭小住宅の魅力ですが、趣味性の高い思考の人でなければ、ただただ狭いだけの家になってしまうでしょう。

つまり、バスコンでしか満たされない人にとって、それよりも装備が劣るバスコンは低評価になるのですが、「目的」と「見切り」次第では「小ささ」が大きな魅力であることに気づかされます。

キャンピングカーでしか得られない満足感って?

「どこでも時間に関係なく?」という魅力がキャンピングカーにはあります。

宿泊施設ならチェックインアウトの決まりがあって、でもキャンピングカーならどこでも気にせずにいつまでも自由だという考え方です。

しかし、自由に見える飛行機や船も、実は行き来できるスペースは決められていて、決して自由奔放で良い訳ではありません。

同様にキャンピングカーでも、自分の敷地でもなければ、その場所に合ったマナーに従うのが常識です。

こみちは以前からキャンピングカーの魅力って何だろうと考えてきました。

その糸口が、仕事との連携です。

仕事には目的や目標があって、それを叶えるためにどうキャンピングカーを使うことが分かりやすいと思ったのです。

例えば、全国を回るような仕事をしている人なら、当然生活拠点も変化します。

そこでキャンピングカーをモーターハウスとして考えて、生活しても面白いでしょう。

しかし現実的には、トラック運転手のような場合、仕事で全国を巡るものの、生活品全てを持ち運んだりはしないで、車内で簡単な食事や仮眠ができ、それ以上はそれに応じた施設を使うことで補っています。

つまり、狭小住宅と同じ考え方で、全てを家の中だけでも完結させようとはしていません。

そうすることで無駄が減り、本来の目的をより効果的に発揮できるからです。

例えば、キャンピングカーという環境だから、電子レンジの簡単料理が美味しそうに思うとしたら、すでに一般住宅に住んでいる人にはキャンプ感覚か、至って平凡な食事に他なりません。

キャンピングカーであっても、一般住宅での料理に負けない工夫があるなら、それはモーターハウスの良さと言えるでしょう。

学生時代、下宿先でホットプレートを使っていろんな料理を作りました。

何かを焼くという使い方ではなく、麺を茹で、カレーやシチューを作り、もちろん鍋もすれば、油で揚げ物も出来ました。

全て数えたら100種類くらいはあったでしょう。

でもそれをキャンピングカーでもう一度してみたいかというと、今さら感があります。

なぜってもっと簡単にできる方法があって、当時はお金がなくて工夫するしかありませんでした。

しかも、自分でアレンジするのも楽しかったので、それはそれで良かったという話なのです。

キャンピングカー購入の目的が、学生時代の思い出話を再現すること?

正直、そこには魅力がありません。

だって、今の家にはもっと快適なキッチンがあって、限られた調理器具で工夫する意味がないからです。

少なくとも、家では叶えられない良さがもっと明確に感じられるキャンピングカー業界にならないかと思っていて、それはつまり「どこに行く?」の答えが知りたいのです。

キャンプ場なら、テントやバンガローではダメなのか。

道の駅やサービスエリアなら、ビジネスホテルでは代用できないか。

その意味では、もう快適に泊まれることがキャンピングカーの魅力ではなく、どのようなライフスタイルに適合するかまで踏み込めたらと思ってしまいます。

アルファード以上のラグジュアリーさと、ホテルや民宿以上のもてなしを、キャンピングカーでどう再現できるでしょう。

それは狭小住宅を郊外に作るみたいなもので、狭いことの理由が見つかりません。

各ビルダーが、自身で旅の様子を発信し、どこでどんなスタイルが描けるのか示してくれたらと思うのです。

そうすれば、キャンピングカーも、狭小住宅のようにその街並みに合った価値観を持てるようになるからです。

スモールオフィスとして考えるキャンピングカーの魅力

 最低限の装備

主にライターやイラストレーターとして考えると、パソコンが置ける環境と通信手段が不可欠です。

その際にデータのやり取りなどがあるとしても、4Gが使えるなら取り敢えず仕事に支障はないでしょう。

そう考えると、軽キャンカーの広さでも十分です。

もっと言えば、背に高い乗用車でも、後部席に着座し、前席に何らかの装備を施しテーブルが作れれば、パソコンは無理でもノートパソコンやタブレットPCなら十分に使えるでしょう。

もう一歩

ライターやイラストレーターと言っても、その仕事内容はいろいろで、依頼された案件に応える形式なのか、自身で発信していく形式なのかでも少し異なってきます。

すでに目指すべきスタイルが決まっていれば、他の装備を加えてもいいでしょう。

というのも、車である以上、夏場の暑さや冬場の寒さは相当なものです。

窓が空いた車ほど、差し込む陽射しが厄介になったりして、エアコンを使っても体感的には快適ではなかったりもするからです。

しかも、ライティングしている画面やイラストを作成している画面が、車外から丸見えになってしまうのも気が引けます。

そうなれば、車外との遮断がどこまでしっかりできるのかもポイントでしょう。

それは音響的な意味もあれば、光が漏れてしまう意味でも気になります。

確かに外からは見えなくても、夜間時には車内にいることが分かってしまうなら、それは車両購入前に知っておきたいところでしょう。

その上で、車内での電化製品を気兼ねなく使えるなら理想的で、ソーラーパネルによる発電や走行による充電がどれだけできるのかもポイントです。

装備を充実されると、それだけ車重は増えます。

ハイエース級で3トン超えは、走行安定性にも影響があるでしょうから、それなりの対策をするか、もう少しシンプルな装備にして、余裕を持たせても良いでしょう。

個人的には考え得る装備を妥協せずに搭載するなら、新型SAKURA級の車両が理想です。

新型SAKURAは2トントラックをベースに作られたキャンピングカーですが、これが1トンや1.5トンでは、どうしても重量面で気になる部分もあります。

しかし、3トン超えとなると、今度は走る場所や停める場所で苦労しそうで、そこはバランスも必要です。

シャワーは諦める!? でもトイレは欲しい!?

キャンピングカーをオフィスとして考えた時に、そこで24時間以上滞在する予定なら、トイレがあるかは重要です。

雨降りに毎回、傘を持って屋外施設に行くのは大変ですし、意外と男性でも公衆トイレは落ち着かないからです。

もちろん、装備としてシャワーが使えるのは嬉しいことですが、それには大量の水タンクが必要で、100リットルが100キロと考えると、給排水で200キロ増という重量物を乗せるのは簡単ではありません。

海外モデルでも、全長6メートル超えのキャンピングカーなら、カッコいいシャワー室があったりしますが、サイズ感を考えると個人的には少しオーバークオリティーにも感じます。

だとすれば、日常的には体を拭くことで我慢し、定期的に入浴施設を利用するスタイルが妥当ではないでしょうか。

週末レベルのオフィスなら

休日に少し自宅とは異なる環境が欲しいというレベルなら、軽キャンカーという選択肢が出てきます。

外部からの視線を気にしないのであれば、ミニバンクラスでも賄えないことはありません。

ポータブル電源を持ち込めば、丸一日くらいの電力は確保できるからです。

もう少し本格的にしたり、複数人での利用となれば、何ら車内を二分割できると便利でしょう。

ダイニングと寝室というような感じで、簡単な目隠しができるだけでも快適さは異なるはずです。

さらにノイキャン機能のヘッドホンも使えば、完全に個室化できるからです。

それには軽キャンカーでは少し狭いかもしれません。

そして、数時間程度なら、ミニバンの1列目と2列目という具合に使えば、夫婦での使用なら可能だということも分かりました。

そのあたりは個人差もあるところなので、実際に使ってみると良いでしょう。

車内で電子レンジが使えるととても便利だと思いますが、車内での仕事を考えると、実は食事くらいは外でしたいという願望も出てきます。

その辺は本当に個人的な感覚なので、理想となるスタイルはそれぞれ異なるでしょう。


単身又は夫婦で使いたい「キャンピングカー」の選び方

 キャンピングカーの活用スタイルから探す

キャンピングカー選びでポイントになるのは、一回の使用時間ではないかと思います。

例えば経験的なことを言えば、コンパクトカーで夫婦が前席と後席に分かれて使えば、数時間のパソコン仕事もできるでしょう。

また、弁当やパンなど、簡単に食べられるものであれば、そこで食事もできてしまいます。

しかし、問題になるには、車中泊や雨降り夜間帯でのトイレなどが絡んで来た時でしょう。

成人男性であれば、公園などのトイレでも用を足せますが、女性の場合はそれなりに気を使うこともあるからです。

実際、軽自動車のジムニーで夫婦が就寝するのは厳しかったですし、もちろん着座したままでシートを倒して仮眠は可能ですが、それは一回限りが良いところでしょう。

では、アルファードクラスの3列シートを備えたワンボックスをフラットにすればいいかというと、例えばより寝心地を良くするためにマットレスなどを使うとして、その寝心地ならある人には十分でしょうし、ある人には自宅とは程遠いと感じるはずです。

寝心地というのはとても奥が深く、自宅でも床に布団を敷いている人とベッドを使っている人でも感覚は大きく違います。

知らなければそれでもいいと思えるのですが、上質さを知った人ほど明確に違いを感じるでしょう。

つまり、1000万円を超える高級なキャンピングカーを選んだとしても、その寝心地に満足できない可能性もあるということで、場合によってはビルダーと別途相談し、快適な就職につながる改造も必要になります。

その部分まで考慮すると、ビルダーとしての「経験値や改造力」が問われます。

例えば海外モデルを輸入販売している代理店的な店舗で、そのような調整までできるのかも気になるからです。

つまり、キャンピングカー選びで問題になるのは、悪天候や就寝まで幅広い用途まで考えるか否かです。

数時間の車内滞在なら、それこそ乗用車でもどうにかなりますし、不便でも苦にしなければ車中泊もできなくはありません。

ただ、雨が降る夜に、車外へ傘を差し、ぬかるんだ地面を歩いて公衆トイレまで行くのは何かと面倒ではありますが。

一泊二日で考えるキャンピングカー選び

週末など、一泊二日の予定で夫婦がキャンピングカーを使う場合、「就寝場所の確保」が問題です。

乗用車を使う場合、自宅を出て目的地まで移動し、現地を観光するまでは問題はありません。

夕刻くらいになって、就寝場所を考える段階になり、車中泊やキャンプ場のバンガロー、さらには民宿やビジネスホテルを使うかを決めれば良いはずです。

ビジネスホテルなら浴室もありますし、バスタオルなどのグッツも用意されているので、洗濯物も出ませんし、十分に寛げるスペースなので夫婦で1万円から2万円程度の宿泊費なら十分に価値あるのではないでしょうか。

というのも、一泊二日の旅で夫婦の予算が一回分で5万円程度掛かるとしても、500万円クラスのキャンピングカーを購入すれば、単純に100回分の旅費に割り当てられます。

年間の休日から旅行に割ける日数を考えれば、5万円程度の予算は意外と標準的かも知れません。

年に数回、あるいは月一回程度という車旅であれば、キャンピングカー以外の選択肢はたくさんあるので、旅のスタイルで決めればいいはずです。

一週間を超える長旅を考えると

仕事を持っていて、一週間も連続して休暇を取れる人は、かなりレアなケースではないでしょうか。

会社によっては5年や10年と勤務した時に「リフレッシュ休暇」みたいな特別休暇が与えられ、そんな時に一週間を超える自由な時間が得られたりします。

また、個人で仕事をしていて、しかも客先との打ち合わせや作業スペースなどの制限にとらわれない場合、キャンピングカーの中でも仕事できるかも知れません。

こみちの場合で言えば、こみち自身が自宅でノマドしていた時、休日で自宅にいる妻との距離感に悩まされました。

別に近くにいることで問題があるのではありませんが、背中合わせて仕事をするというのも、ストレスフリーではないからです。

キャンピングカーで言えば、狭い空間でキーボードを叩く音がシビアに気になりますし、振動や身体を動かした時に起きるわずかな変化でも意識は分散します。

夫婦という親しい間柄でも、ダイニングで一人、後部のベッドで一人と気配を遮断できるような車内レイアウトが長旅では必須でしょう。

その時の物理的な距離感は夫婦によっても違います。

こみちの場合には2メートルくらいは離れていたいですし、両者の間にパーティションとなるカーテンなどがあれば、仕事にも集中しやすいと思います。

思うにそのレベルを実現できるキャンピングカーは、キャブコンやバスコンクラスで、ナッツのボーダーバンクスのように寝室を区切ることができるモデルなら理想的でしょう。

例えばこみちが理想的だと思っている新型SAKURAでも、ダイニングで一人が仕事をしている場合、もう一人は後部の常設ベッドにするか、天気が良ければ車外にテーブルなどを出してそこで日中は過ごすのも方法です。

これがバンコンや軽キャンカーになると、夫婦でも窮屈さを感じてしまう場合も増えそうです。

夫婦だから近くても平気という場合と、少し距離を取っていたいという場合があるのは、心地よさの感覚の違いなので、無理して我慢しても快適にはありません。

そう考えると、キャンピングカーで夫婦が一緒に狭い車内で過ごせるのは、感覚的な相性もあれば、車内レイアウトによる工夫も関係してくるでしょう。

ボーダーバンクスクラスならその点は解決しますが、それよりもコンパクトなキャンピングカーでは夫婦が日中どう過ごすのかもよくシュミレーションしておきましょう。

子どもやもう一人大人が加わるような場合、こみちとしてはもうキャンピングカーで長旅はちょっと遠慮したいのが正直な気持ちです。

男一人旅用の車旅では?

トイレやシャワー室などフル装備に越したことはありません。

しかし、削るとすれば、もう乗用車でも十分に思えます。

もちろん、トイレもありませんし、車内調理も困難です。

それでも、どうしてもという時は公共の設備を上手に活用すればいいと思います。

こみちがまだ二十代なら不便さも楽しく感じますが、もうそれなりの中高年なのでできれば無理した車中泊よりも宿泊施設を使いたいのがホンネです。

あとは荷物の量に合わせて、軽のワンボックスやコンパクトカー、さらにナローのハイエースとサイズで選べば良いかと思います。

車中泊を緊急時用とすることで、車内装備もシンプルになりますし、何よりも車重増加による不安定さからも解放されます。

エアコンやFFヒーターがあると装備としても安心ですが、大型サブバッテリーやソーラーパネル、車体の遮熱性や遮音性と希望も増えてしまうので、あとは本当にどこまでの装備が必要かを旅のスタイルに合わせて決めるしかありません。

平日の日中、ランチタイムを外せば、飲食店の中には1時間程度の滞在を許してくれることもあり、意外と夏場でもそこで仕事させてもらえました。

やはり、車に泊まると考えると一気に問題が膨れ上がり、まして生活基盤を整えるとなれば、洗濯物からゴミ出しまで問題です。

よほどの目的でもないなら、男一人旅用としては大型キャンピングカーよりもナローハイエースですし、さらにはフリード+くらいのサイズ感で問題ないと思います。

改めてコロナ禍が落ち着いたら、もう一度キャンピングカーショーにでも足を運んで、サイズ感の違いをしっかりと確認したいところです。


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