車内ワークスペースをどう車内に築くのか?

 「車中泊」も「車内飯」も考慮しない!?

キャンピングカーに興味を感じる理由は、人それぞれでしょう。

しかし、秘密基地のような空間を、どこにでも移動させられることは大きな魅力です。

それが、自宅同様とはいかないまでも、寝たり食事をとったりできるとなれば、夢も膨らみます。

しかしいろいろと調べて思うのは、例えば国内のキャンピングカーとしてトータルバランスに優れた「新型SAKURA」は軽く1000万円オーバーの高額品です。

ベースとなるとビーカムはいすゞ自動車による特注品で、全国各地にあるいすゞの販売店で修理可能となれば、どこにいてもサポートを受けられるのがポイントでしょう。

これが国内の一店舗で運営される小さなビルダーだったりすれば、修理箇所によっては旅を続ける話ではなく、当面の生活面にも不安が残るからです。

特にキャンピングカーを選ぶ人の中にはペットと一緒ということもあり、急きょ宿泊施設を探すにも大変な苦労を強いられます。

その辺りを考えても、販売店が全国にある大手のビルダーは製品の品質だけではなく、万が一のサポートにも心強いと言えるでしょう。

とは言え、1000万円を超える金額を工面するのは簡単ではありません。

それに見合うだけの用途が見つかれば話も違いますが、最近はキャンピングカーを旅の道具として考えるよりも、スモールオフィスとして使えそうな車両を探すことに興味が移行してきました。

最近の記事で触れるように、こみち自身は「車中泊」そのものに趣きを感じていませんし、できるなら旅先でも宿泊施設を使いたいくらいです。

そして、車内飯に関しても、わざわざキッチンで何か作るよりも、旅先で食べられる食品を買ったり、店舗で食べてしまいたいと思います。

強いて言えば、カップ麺やレンチンで食べられたら便利かもと思うくらいで、それだって無ければ無いで済ませられます。

車内をワークスペースに!?

ノマドから始めるワークスタイルなので、「これが無いとできない」というマストな条件は何もありません。

寝転んでも良いですし、壁にもたれた姿勢でも構いません。

パソコンを使う本格的なワークスペースを考えなら、「デスク」となる場所があると便利です。

キャンピングカーの、特にキャブコンタイプにはダイニングテーブルがあるので、そのままワークスペースに移行できるでしょう。

バンコンタイプでも、少人数用のテーブルがあって、そこを使えばワークスペースを確保できます。

そのあたりは、キャンピングカーの強みで、とても簡単に転用できるのが魅力でしょう。

そこで使い勝手に優れたキャンピングカーが欲しかったのですが、コスト面に加えて、日常的な使い勝手や、車中泊、車内飯に関心がないという理由で、マイカーで補えないかと選択肢を広げたという経緯です。

これまでに候補をして目をつけたのは、ハイエースのナロー、フリードプラス、アルファード、ボクシー、シエンタ、ソリオなどです。

ただ、スイフト、フィットのような車両にも魅力を感じていて、運転が楽であることもポイントだからです。

その背景には、コロナ禍という状況を想定し、車内ワークを考えるなら難しいですが、そうで無いとするなら車を移動手段に限定すれば、また別の楽しみ方が見えてきます。

5Gによる通信が普及し、旅先でもモバイル通信がもっと便利になれば、移動オフィスは完成します。

それがマイカーでできるとなれば、荷物を移動させる手間も掛かりません。

その意味では、キャンピングカーをはじめ、気になる車両をじっくりと見てみたいと思います。

どこまでの装備を必要とするのかでも最適な車は変わりますが、あれこれと調べる中で新しい気づきも見つかります。



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