キャンピングカー業界に競争原理が働いたら!?

 例えば、同じクラスのキャンピングカーが性能の競い合ったら

実は乗用車ならいろんな場所で、競争心理が働いています。

例えば、車雑誌などでは、新車の発表があると大々的に特集が組まれて、以前のモデルとの比較や競合他社の車とさまざまな設定で比較されます。

キャンピングカーで言えば、動力部分では0−100キロ加速や中間加速、急制動やミューの低い路面や悪路走破性などが挙げられるでしょう。

また、機内部分では1週間をどれくらい快適に暮らせるかなどでしょうか。

水平維持が機能として補完されていなければ、坂道で停車したキャンピングカーで寝るのは大変です。

もっとも船酔いしやすい人やしない人がいるように、少しくらい傾斜があっても違和感を感じるかはその人の資質にもよります。

面白いところでは、クッキング対決とか、エアコン連続稼働競争なども実車で競うと話が変わって来ます。

キャンピングカーだけではない!?

キャンピングカー業界を根底から盛り上げるには、キャンプ場やRVパーク、道の駅やサービスエリアのサポートが欠かせません。

それこそポケモンGOのようなアプリを作り、全国規模で陣取り合戦のようなゲーム性を展開しても面白いのではないでしょうか。

例えば、ある場所に宝箱が設置されていて、参加者は秘密のマップを頼りに探します。

しかし、キャンピングカー業界を盛り上げるためなので、単なる写真や言葉から設置場所を考えるのではなく、いくつかある特産品を使って新たな料理を作ったり、設定されたポイントを巡ったりと、キャンピングカーそのものの機能を活かしながら楽しめるものにすることです。

競争原理を上手に使うことで

キャンピングカー業界に不透明さがあるとすれば、その商品のポテンシャルが数値化されていないこと。

車で良く使われる「燃費」のようなスケールがあれば、同じ価格帯のキャンピングカーでも長期旅行に強いとか、大人数でも不満の少ない大容量設定とか、キャラクターが明確になります。

走行性能「AAA」の機能性能「AAA」みたいなフラッグシップモデルを頂点に、用途に応じて必要な性能を目安に選ぶことができるでしょう。

住宅で言う戸建てとマンションを直接比較する人はいませんが、コストを軸に考えれば、自分の理想に近いのは「これだ!」と選ぶことができます。

同様に1000万円クラスでなければ満足できないのか、それともシンプルで工夫しやすいタイプの方が合っているのかは、キャンピングカーを何台乗り込んでやっと分かってくる話なのでしょう。

しかし、購買意欲を高めたくても、さまざまな経緯から誤認された情報がキャンピングカーの購入を妨げてしまうこともあります。

だからこそ、分かりやすい基準を定めて、キャンピングカーがより身近なものになれば、ユーザーの裾野も広がってくるはずです。

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