なぜ、キャンプ女子はアウトドアにはまったのか?

 似ているのに実は全く男女で好みが違う!?

近年、女性がキャンプやキャンピングカーに興味を持つことが珍しくなくなりました。

ゴルフブームや登山ブームの時もそうですが、女子が始めるとファッションが一気に華やぎます。

ただ、それって男性からすると「当たり前」のようなもので、男性はついつい機能性やスペックに走りがちですが、女性はファッションなどにも気と使うなど「楽しい方」に差があります。

視聴者を意識するYouTube のコンテンツを見比べても、その違いははっきりとしていて、特にキャンプ女子は小物が多いのが特徴でしょう。

キャンプ女子にとってのアウトドアとは?

キャンピングカーの分野を超えて、マイホームという話になった時、建設予定地、土地の広さや形状、さらに建物の間取りや内外装の材質やデザイン、さらにエクステリアまで含めるとそれだけ大掛かりになってきます。

よく建築物では坪単価という「単位」を使ってコスパを表現しますが、洒落た物件になると坪単価60万円以上になることも珍しくありません。

一方でお買い得な物件では坪単価20万円台というものもあり、単純に比較すれば同じ面接でもコストが2倍から3倍違うことになります。

同じ広さの建物でも、一方が総額2000万円だとしても、別の物件では6000万円。

さらに土地代まで含めれば、エリアや広さによってはトータル1億円超えという話にもなってしまうでしょう。

それに比べると、アウトドア用品は高額な商品もありますが、マイホームに比べてリーズナブルです。

しかも、テント選びでは形状や色なども自分好みを見つけるのは楽しいことですし、さらには小物を集めて、自分の「理想空間」を作ることができるのはかつての「ままごと」の大人版みたいです。

特にシンプルなデザインのファッションに、カラフルな柄のアウターを一つまとうだけでも、印象は全然違いますし、日常生活では選ばなかったアイテムで遊べるのも魅力でしょう。

これはゴルフや登山のファッションに通じますが、男性なら必要な機能が備わっているで納得してしまう時も、女性は「可愛さ」をしっかりと意識します。

それってモチベーションにも通じますし、最近ではYouTube コンテンツを作る場合に欠かせない「視聴者目線」にも対応したいい習慣なのです。

また、そんな工夫を手軽にSNSなどで発信すれば、また同じような興味を持った人と繋がることもできて、さらに楽しめるのですから、「ブーム」に発展するのも当然でしょう。

キャンピングカー選びにも言える!?

「大は小を兼ねる」は、キャンピングカーにも言えること。

こみちの個人的な評価としては、nutsの「ボーダーバンクス」が頂点と言えるキャンピングカーです。

しかし、その大きさは一般車両とは異なり、まずは停車する場所で苦労します。

運転も長距離は楽ですが、小回りを要求されるほど、大変になるでしょう。

そう感じる人には、日本特種ボディーの「新型サクラ」がおすすめです。

まずは車体剛性が高く、安全性が期待できるからです。

車ですから、ブレーキが心許ないとか、直進時に車体のブレを感じると疲労を誘います。

しかし、この二台は軽く1000万円を超える「高級キャンピングカー」です。

納得の装備や耐久性を考慮して作ると、それだけの金額が必要になるという話でしょう。

一方で、巷でメジャーと言えるキャンピングカーは、もう少し安い価格帯で、でも購入するには600万円から800万円くらいの予算になります。

以前の記事では、そこまで出すなら快適なアルファードを買ってもお釣りが来るし、その差額でキャンプ場以外の、例えば魅力的なホテルや旅館に宿泊する費用に回しても旅は面白くなると書かせてもらいました。

さらに言えば、キャンプ女子の場合には、イイ意味で軽キャンカーやバンコンを選び、さらに自分好みにカスタマイズしたりDIYを施すことが魅力になるでしょう。

ダイレクトカーズが提案する「リトリートシリーズ」などは、しっかりとカスタマイズやDIYする楽しさを残したモデルです。

つい、男性的には「キャンピングカー登録されているか?」から始まり、自宅のリビングの快適さを基準に評価しがちです。

前半部分で触れた「マイホーム」の話ではありませんが、快適性やこだわりを追求すると金額は跳ね上がります。

そして、リーズナブルに一通りの装備を揃えると、どうしても似通ったモデルになってしまいます。

リトリートシリーズにも、弱点は存在します。

例えば、バンコン共通の悩み、収納スペースと常設ベッドの共存ではキャブコンやバスコン同様にはなりません。

それはつまり、ギャレーや冷蔵庫、エアコンなどが不可欠という場合、割り切りゆえのコンセプトには合わないでしょう。

しかし、キャンプ場でテントを設営し、好きな小物も置く。

その近くにリトリートのような車が有れば、アウトドアながら楽しみ方は増えるはずです。

この絶妙なバランスが「リトリートシリーズ」の生命線で、本格的な射熱、遮音に特化したキャンピングカーと単純比較するべきではありません。

もちろん、リトリートの車内でも車中泊はできますし、一般車両と比較すれば十二分に快適なはずです。

さらには、軽自動車をベースモデルにした「リトリート ミニ」という選択もあって、手軽さと自分空間の創造を満たすことができるでしょう。

つい、男性目線でキャンプやキャンピングカーを評価してしまいますが、キャンプ女子の好みに注目してみると、新たな発見があるかもしれません。

こんな記事はいかが?