ビジネスホテルと言う選択肢
こみちは多いとは言えませんが、ビジネスホテル(中でもスーパーホテル)が好みです。
もちろんリーズナブルな価格もありますが、安いからと言って大きな不満もありませんし、旅先で利用するならむしろ好ましいと思えるメリットもたくさんあるからです。
例えば、一般的なホテルに宿泊する場合、その魅力はチェックインから始まります。
客室に案内され、荷物をおろせば、あとはゆったりと寛ぐだけなのがポイントです。
個浴を利用しても、大浴場を利用しても、いつもとは異なる水質に浸れば、日頃の疲れも吹き飛ぶでしょう。
しかも程よく身体を癒したら、客室には豪華な夕飯が準備されているのですから。
その意味では、ビジネスホテルにはお任せの心地よさは少ないでしょう。
しかし一方で、チェックインを済ませたら、今度はホテル周辺を散策し、気に入った店に入って食事を楽しむのも良いですし、コスパを優先するなら食べたいものを買ってホテルの客室で済ませても良いからです。
例えば、季節や週末などによっても価格は変動しますが、ビジネスホテルなら二人で1万円以下どころか6千円を下回ることもあるから驚きます。
しかも客室にはしっかりとユニットバスが完備されていて、バスタオルなどもあるので、そのまま手ぶらでシャワーを浴びられます。
特にスーパーホテルの場合、無料の朝食サービスが付いていて、宿泊費に価格が含まれているとは思えないほど、ご飯やパン、スクランブルエッグなどを楽しめます。
実はポイントはそれだけではありません。
携帯の充電の他、場合によってはポータブル電源の充電まで可能となれば、キャンピングカーの装備を検討する上でも有意義なことが分かります。
宿泊者だけでなく、ポータブル電源まで回復できるなら、ビジネスホテルの活用はとても有効でしょう。
気になる駐車場料金に関しても、宿泊ホテルや地域によっても異なりますが、無料から2000円程度です。
ただ気を付けたいのは一般的なキャブコンサイズでは駐車場選びで苦労すること。
もしもビジネスホテルなどの宿泊を考慮するなら、車両サイズが一般車同等であることが重要です。
旅車としての選択
ビジネスホテルやカプセルホテルなど、一般的な宿泊施設を利用しないつもりなら、宿泊機能に長けたキャンピングカーを選択する利点は多いでしょう。
特にビジネスホテルなどを使う場合、首都圏などではミニバンサイズでも車両寸法で駐車場選びが限られることもあるほどです。
比較的便利なサイズと言えるのは、ダイハツのトールやホンダのフリードのような車両で、もちろん軽自動車なら駐車場選びでは不便を感じないでしょう。
一方で地方の交通の流れが速い幹線道路や高速道路での移動を考えると、ある程度の車格と動力性能があれば、運転手の疲労軽減にも貢献します。
例えば、夫婦二人旅をするなら、バスコンやキャブコンクラスの装備充実型のキャンピングカーを選ぶか、自家用車でもトールなどのコンパクトミニバンクラスにすることで、目指す旅のスタイルを満喫できるでしょう。
これが、全長5メートルを超える車体になれば、駐車場選びで苦労が増えますし、全高が2メートルを超えると段階的に利用できる駐車場も変わります。
8ナンバー登録されたキャンピングカーの場合、この2メートル以下の制限は厳しい条件となるでしょうから、ビジネスホテルを始めとした宿泊施設を気楽に利用するのはそれほど容易では無さそうです。
そうだとすれば、あえて8ナンバーに拘らず、例えばダイレクトカーズが扱っている「リトリート」のノーマルルーフのナロータイプなどを選ぶ利点も出てくるでしょう。
これが同じリトリートでも、ワイドボディーになれば、キャンピングカーとしての機能も向上しますが、その分だけ車高、車幅も増加します。
コンパクトミニバンでは少し車内空間が不足すると感じる場合、このハイエースナローと言うベースに着目するし、旅のスタイルに合わせて装備を決めてもいいでしょう。