「どう走れば良いのか?」そんな疑問に
世界陸上で、短距離や中長距離、障害など、トップアスリートが走る姿を見て、美しいフォームだと改めて感動しています。
当たり前のことかもしれませんが、中長距離で彼らはキロ3分を切るペースで走っていたりします。
フォームを見て、ケイデンスはどれくらいだろうかとか、ペースからストライド幅を試算してみたりして、彼らのパフォーマンスがどれだけ凄いものか毎日走っているからこそよりその凄さに気づけます。
ちょっと興味深かったことは、稀に実力を発揮できない選手もいて、彼らのフォームを見ていると確かに修正したいのではないかと言うポイントに気づきます。
例えば、短距離走の場合、スタートから一次加速、二次加速とよりスムーズに走るための区分がありますが、それぞれが独立したものではなく、積み重ねによって成り立っていて、だからこそ100mなら10秒と言うとても短い時間しかないので、途中で修正する余裕もありません。
なので、あの緊張する場面でも、実力を発揮させるのは本当に難しく、だからこそ日々のトレーニングも単なる消化メニューではなく、緊迫感の中で発揮させる意識も欠かせないのでしょう。
努力を重ねて、本番を迎えたにも関わらず、思うように実力を出せないまま終わってしまう選手を見る度に、とても残念にも思う反面、自身の努力を解放させて知らしめることがどれだけ大変なことなのかもまた気付かされます。
頑張ったから結果が出ると言うものではなく、多くは努力しても思うようには進まない中で、もう一歩進む何かがあると、そこに新しいステージも見せてくるのでしょう。
こみちとは比べてられない実力者たちが、その彼らの中でさらに順位を競い合っているのが世界陸上。
スポーツの楽しさと厳しさの両面を感じられるので、見ていてより楽しむことができます。
今朝もランニングして来ました。
リズムに乗れるとキロ3分50秒ペースで走れました。
でも、彼らならウォーミングアップで到達してしまう運動に過ぎません。
解説を聞いてわかりましたが、しっかりと走った時、中長距離選手はキロ2分10秒とかで足を回すようです。
凄すぎます。