ケイデンスが上げられない1つの要因

 0スタートからフルパワー!?

ランニングの後にダッシュ練習を行うことがあります。

ランニングでトップスピードに達するまで、普段なら数百メートルくらい走って到達します。

つまり、ランニングではトップスピードまで上げるというつもりはなくて、心地よく走っていたら、あるタイミングがトップスピードだったという感覚です。

そして、普段行うダッシュ練習も、1歩目からフルパワーではなく、5歩6歩進んだタイミングで加速が始まります。

そうする理由は、太ももなどの筋肉を傷めないためですが、言ってしまえばこみち自身、ダッシュ練習の時でもフルパワーで走っている意識はありません。

というか筋断裂など、重大な故障を誘発するのは、やはり大きなパワーが掛かる時なので、ランニングを始めてもう一年半くらいになりますが、今でも怖いという意識が拭えていません。

そんな中、今朝のランニングの時に、0スタートの、しかも一歩目からフルパワーのつもりでダッシュしてみました。

そんな中で分かったのは、ダッシュでかなり大きなパワーで地面を押し込む動作ができないこと。

パワー不足なのか、自分でリミッターを掛けているのか、強くしっかりと押し込めている感覚が得られませんでした。

足が地面に触れ、股関節を押し下げながら全身の力を地面に伝えようとした時に、大腿直筋に掛かる力が大きくて、途中でパワーを抜いてしまいました。

数歩進むとスピードも上がり、接地時間が短くなるので、そこからは普段通り力を発揮させられますが、スタート時は接地時間が長いので、その間のパワーも大きく、それに耐えられないと感じてしまいます。

そうすると、ランニング時ももっと素早く強いプッシュができるようになるかもしれませんが、大腿直筋の筋力不足は否めません。

内転筋の活躍を感じて

昨日、内腿の筋肉の盛り上がりが大きくなっていて、それが内転筋によるものだと知りました。

内転筋は、真っ直ぐに立った状態から、足を前後45度くらいまで動かす時に活躍します。

足を引きつけるというと、腸腰筋を連想しますが、実際に歩いている時に内腿に触れると、上げて下げて押し込むまで、ずっと筋肉が活動しているのが分かりました。

軸足として体を支える時以外に、接地から踏み込みまでの動きでも筋肉が使われているのが分かります。

今朝などは、特に成果があったランニングではなく、いつもと変わらない平凡でした。

でも、加速での筋力不足や内転筋の活躍など、以前は気づいていない動きも知りました。

ケイデンスが上げられない原因として考えられるのは、自身でのリミッターと押し下げる筋力が不足していることも関係ありそうです。


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