心拍数の限界!?
こみちの場合、手首で計測して最大値は200bpm。
ここで問題にしたいのは、その数値が正しいかどうかではなく、限界があると言うこと。
つまり、運動強度が高くなって体に酸素を循環できなくなったら、結果的にパフォーマンスを低下させるしか選択肢はありません。
そのままでは、酸欠になり破綻してしまいますから。
仮に、心拍数が無限に上げられるとしたら、酸欠による運動低下からは回避されることになります。
そうすると、考えるべきは「速く走る技術」に絞ることができます。
筋肉やフォームの改善など、ポイントが少なくなるので、上達できる可能性も上がるはずです。
筋肉疲労の蓄積と回復
どんなに鍛えられた筋肉だとしても、ハイパワーで無限に動かすことはできません。
なぜなら「疲労」と言う筋肉のパワーを上げられない弊害が起こるからです。
若い頃は徹夜した翌日でも頑張れますが、段々と徹夜が厳しくなってしまい、仮に乗り越えたとしても翌日は丸々回復に費やさなければいけなかったりします。
つまり、練習して上達できる部分と、疲労の蓄積が常に関係しています。
質の高い練習が求められるのも、そんなことからでしょう。
例えば「キロ4分ペース」と言っても
例えば、キロ4分ペースと言っても、フルマラソンをそのスピードで走れれば、市民ランナーとしてはかなり上位に入れるのではないでしょうか。
ですが、100mと言う距離だとしたら、キロ4分ペースは100mを24秒で走ることなので、そのハードルは多くの人が目指せるでしょう。
何が言いたいのかと言うと、トップスピードを鍛えることはどちらかと言えば筋肉の話で、巡航スピードをキープする走りは心拍数の話です。
つまり、ランニングは、あるペースをどれだけ楽に走れるかポイントです。
実際、今のこみちの走力でも、トップスピードとしてはキロ3分くらいは出せますし、巡航スピードでは距離にもよりますが、キロ4分から5分、6分辺りでしょう。
巡航スピードとしてキロ3分ペースで走ると、キロ4分ペースでは感じないほど、心拍数が高くなってしまい、心肺機能がフル活動している感じです。
一気に疲労が蓄積されている状態でしょう。
しかし、半年前を振り返ると、キロ4分ペースでそれが起きていました。
当時もトップスピードとしてはキロ4分ペースで走れたはずですが、そのペースで走り続けることは難しかったのです。
ではなぜ、今はそれができるようになったのでしょうか。
一つは筋力アップ。もう一つは、フォームの効率化。
その二点が主な理由だと思います。
最近でも、いきなりキロ4分ペースで走り出してしまうと、途中で苦しくなってしまいます。
ですが、2キロくらいもう少し遅く走って、リズムを掴んでからペースアップすると、体が動きに慣れてキロ4分ペースでも楽に走れます。
多分、心肺機能が変化するのではなく、運動効率がより関係しているのではないかと思います。
実際、心拍数に関しては、180台だから苦しいとは感じません。
時計の計測値を走りながら見て、「そうなんだ」と思うくらいで、180台でも130台でも、あまり関係しない気がします。
ただ200bpmを超えると運動を続けることがキツく感じます。
まとめ
ランニングは、心肺機能の鍛えるのか、筋肉を鍛えるのか考える。
例えば、心拍数をゾーンとして考え、今日は140から160の負荷で練習しようと決めて、その負荷で走ってみる。
ランニングの後にインターバルを追加して、心拍数ではなく、筋肉ベースで強度を決めて、80%で走って、足を回してみるなどの練習をする。
速く走ってばかりだと、段々と持久力が落ちてしまいます。
逆に淡々と走っていると、速く走れなくなります。
練習の目的が筋肉なのか、心肺機能なのかを考えて、疲労度とも相談しながらメニューを考えましょう。