走っているのに痩せられないのは…
ダイエットと言えばカロリーの消費とイメージしますが、上手く痩せられない原因があるとするなら、それは「心拍数」の違いではないでしょうか。
例えば、こみちはほぼ毎日5キロのランニングをしています。
でも、走るペースやその時の心拍数によって、運動量や消費されたカロリーが異なります。
特に速いペースで走っても運動量は思うほど上がらず、また消費カロリーも高くありません。
ここがとても重要なポイントです。
失敗なくダイエットに望むなら、数千円で購入できる心拍計機能のあるランニングウォッチがおすすめですが、感覚的には少し息が弾むくらいを目安に走るといいでしょう。
このくらいのペースを保つことで、脂肪燃料の期待も高まりますし、何よりランニングを始めて一番避けた膝関節の痛み防止にも繋がります。
1日230kカロリーを目指す!
1キロの脂肪を運動で落とすには、1日230kカロリー程度の運動を1ヶ月続ける必要があるそうです。
例えば、こみちが行った5キロのランニングは330kカロリーなので、3キロ程度の距離を毎日走ればいい計算です。
それとは別に、引き締まった体も手に入れたいなら、ランニングも運動負荷を考えるといいかもしれません。
例えば、大臀筋(お尻)の筋肉や腹直筋、腹斜筋、膝関節まわりの引き締めなど、ランニング運動で変化が期待できる代表的な部位になります。
もちろん、骨格のバランスを根底から変えることはできませんが、運動を日常的に行っている人とそうではない人とでは、脂肪や筋肉のつき方が異なると思うので、運動方法や強度などを見直すことでも今とは違う体型になれるかもしれません。
これからランニングを始める人へ
競技志向ではなく、ダイエット目的など、日常の運動不足を解消するランニングを始めたい人におすすめしたいことがあります。
先ずそれは、「焦らずに気長に続けること」です。
というのも、ランニングをいきなり始めてもっと耳にするのは、続かないということ。
理由はいろいろあると思いますが、特に膝関節を傷めたりしてやめてしまうという話を聞きます。
その予防策として、正しいフォームを身につけることですが、それ以外ではペースを上げ過ぎないことや距離や時間を長くし過ぎない、さらにできれば安定感があって初心者が扱いやすいランニングシューズで走ることです。
加えて、ランニングウォッチなどを身につけて心拍数を管理しながら走れれば最善でしょう。
走り方としては、特に初心者の方なら「走る」という意識はなくてもいいくらいで、腕をしっかりと振って早足のイメージでいいと思います。
ただ運動時間としては、最低でも15分くらい、そして最長でも30分以内がおすすめで、短くても長くても思うような効果に繋がりません。
少し汗をかいて、心地よい運動だったと思えるくらいがちょうどいいでしょう。