実は朝寝坊して
起きたら、いつもなら帰宅している時間でした。
完全に寝坊をして、慌てて外へ。
いつもは少し歩いて移動し、その時に体の感覚を確認するのですが、時間が無いので家の前で準備体操を簡単に済ませていきなりランニングでした。
なので、あまり一気に飛ばしたりはせずに、体調確認を兼ねてピッチ重視で走りました。
昨日、乗り込みで抜ける感覚が強く、走りのタイミングがバラバラだったので、今日はペースよりもタイミングの確認がテーマでした。
ストライドをしっかりと取らず、接地したら遊脚と素早く入れ替えるようにして、踏み込んで足が離れるタイミングと体が通り過ぎるタイミングとを合わせました。
抜ける感覚は減って、でも体が重いという状況です。
それでもキロ4分16秒ペースまで上がってくれました。
飛ばしたのではなく、足のスムーズな入れ替えを繰り返して到達したスピードです。
ただ正直に話せば、キロ4分20秒ペースは普段もよく到達するペースで、特に速いという感じはありません。
むしろ、淡々とランニングをする時のペースなので、今朝に限っては接地でモサっとしていました。
同じペースでも、足の入れ替えがスムーズで、引き寄せて待つことをしている時はもう少し軽快感が得られます。
どこか頑張っている感じで、まだまだ足の入れ替えに余裕がないのでしょう。
以前にも触れましたが、乗り込みから踏み切りまでで、実際には体重を受け止めて跳ね返し、その直後には膝と足首関節のロックも解除します。
そうすることで、足を早く折りたたみ、前に振り出すことができるからです。
しかし、しっかりとフォームが整っていない時は、このリリースが早くなり、結果的に抜ける感覚へと通じるので、時に足が後ろに流れてしまっても、先ずは接地から乗り込み、そして押し込みと体重移動が上手く繋がらないといけません。
それが落ち着いてから、さらにリリース動作を加えて、地面を触ったらすぐに折り畳めるようにすることで、ハイスピードの移動でも足を回し続けられます。
こみちの経験では、キロ3分20秒ペースあたりで足を回して走れている時に爽快感があります。
そのペースとキロ4分ペースでも、やはり意識するポイントが異なり、言葉は悪いですが、キロ4分ペースならもっと適当でも走れてしまいます。
ただ走れることと、練習として意味があるかは別で、例えばキロ5分ペースでもフォームが正しくて、動作の確認をしながら走れているなら、そのペースの練習も無駄だとは思いません。
逆に、速く走っても、フォームがバラバラで、タイミングも合っていないのなら、それはあまり練習効果も得られないでしょう。
その意味で、今朝はいつもよりもペースが遅かったですが、気持ちよく走れました。
帰り道、一本だけショートインターバルとして足を回してみたのですが、キロ3分10秒ペースで流すことができました。
一気に加速して、その勢いをキープして足を回し、後半はじわじわと力抜いて回転を緩めてまたウォーキングへと繋げます。
その時に意識するのは足捌きで、接地して乗り込み、踏み切りがタイミングに合っているかを確かめています。