ランニングはダイエットに効果的だったのか!?
ランニングを始めて、こみちの場合は約3ヶ月が経過した頃に突然、脂肪が減りました。
段々と減ったというよりも、「病気ではないか?」と心配になるほどの変化でした。
当時のこみちのランニングは、今よりもずっと非効率なフォームで、しかも長い距離(時間)をこなしていたので、消費されるカロリーも大きかったはずです。
そして、蓄積された贅肉は順番的に後の方になるみたいで、「直ぐに痩せない」のもそこに原因があるそうです。
余談を言えば、贅肉でも間に合わない時は、筋肉さえも削ってエネルギーに変えるみたいで、こみちの場合、贅肉にプラスして筋肉も減ったので、体型が大きく変化しました。
言ってしまえば、走る人の体になったということですが、骨格の違いはあってもランナーの体型が他の競技者と比べて何となく似ているとするなら、そんな体型へ変わりました。
ダイエットに効果があるのかという意味では、ランニングは有効な手段ではありますが、例えば毎日1キロを汗もかかないくらいゆっくりと歩いても、贅肉を燃焼させるまでエネルギーを使わないので、その運動だけで痩せられるのかというと厳しいかもしれません。
筋力が十分ではないランニング初心者が、自己流のフォームで走れば、どうしても膝関節を傷めたりします。
それは、関節に負担のある方向から力を掛けるからで、とは言え筋力が伴っていないので、どうしても理想的なフォームでは走れないからです。
筋力が不十分な段階は、体重も重いはずで、そのままランニングで痩せるのは、身体的にも厳しい面があり、「痩せるためのランニング」を実践できない可能性も拭えません。
こみちが痩せられたのは、自己流のフォームですが膝関節に違和感を覚えながらも、大きく壊したりしないでランニングを続けられたからです。
しかし、いろんな目的で始めた方のランニングを見た経験では、「続けられない」ということが多く、それは膝関節を傷めたり、思うように痩せないからだったりで、「痩せられるランニング」まで到達できません。
結果的には自己流でも痩せることはできるかもしれませんが、確実に安全にと考えるなら、ランニングだけではなく、運動メニューの最適化をプロの方にお任せした方がいいでしょう。
内転筋の発達
大臀筋が発達して来たことに気づいて、その後は内転筋も発達しました。
大臀筋が発達したのは、お尻を使って走れるようになったからで、さらに内転筋も発達したのは、大臀筋で足を外向きに回せるようになり、さらに内転筋でその足を内側に整えられるようになったからです。
「内転筋、ちょっと盛り上がって来たぞ」と気づいて、今は両膝をつけて足を伸ばすと、左右の内転筋同士がくっつくようになりました。
内転筋は太もも内側つけ根にありますが、膝関節まわりが痩せた後、足のつけ根が内側を中心に太くなり、太ももも形が大きく変化しました。
他には、筋肉も痩せた頃に胸筋が無くなり、それこそ肋骨が目立つくらいまで贅肉を含めて落ちました。
そして今は、ランニングで腕を振るのもあって、痩せていますが胸筋が薄らと付きました。
また背中の筋肉も発達し、肩甲骨まわりや背筋が変化しています。
ランニングで使う筋力なので、ハムストリング(太もも裏)もまた、いつのまにか発達しました。
実際に太もも裏側を触れると、内転筋の盛り上がりから一度沈んで、ハムストリングでまた盛り上がり、外側広筋の張り出しと続きます。
こみちの場合、ふくらはぎは細くなりませんでした。
むしろ、ヒラメ筋が発達したことで、足首からふくらはぎへと続く部分が、逆三角形に張り出し、前から見ても感じませんが、裏側が特に変化しています。
ランニングを続けて、「最近、この筋肉が変化して来たぞ」と気づいたら役割を調べて、フォームにどう役立っているのか確認しています。
お腹まわりも随分と変わり、ある時にお腹が割れましたが、今は腹直筋よりも腹斜筋の方が目立っていて、両腰に手を当てると左右に柱のような筋肉があります。
走っている時は体を捻りながら常に腹圧を掛けているので、ずっと腹筋しているようなものなので腹筋が割れます。
つまり、街でたまたま見かけたランナーの体型を見ると、どんな筋肉を使って走っているのか何となく分かるようになりました。
これはダイエットにも言えますが、走り方がそのまま結果になります。