キロ6分ペースで
今朝も5キロの距離を走って来ました。
平均キロ6分ペースだったので、いつもよりはゆっくりとしたランニングです。
いつも、走り始めてしばらくして、ランニングウォッチでペースを確認するのですが、その数値次第で今日のランニングを決めたりします。
体が重いと感じた時は、キロ6分台のペースということもありますし、楽に走れていると感じた時には早々とキロ4分前半だったりして、特に走り始めて最初の1キロまではペースがバラバラです。
今朝の場合、キロ6分台でした。
速く走ろうという気持ちもなくて、そのままのペースでもいいと思って走り続けていました。
結果的に、最後の方にはキロ3分10秒までペースを上げてしまうのですが、頑張ったという感覚はあまりなくて、走るリズムを心地よく上げたという感じです。
ストライド幅が140センチ台で、最近にしては短く、その分、ケイデンスを上げたピッチ走法でした。
力を入れて走るのではなく、テンポよく走ったという感じです。
福士佳代子さんのインタビュー動画を観て
以前にも視聴した動画だったのですが、また見つけたので何気なく聴いていました。
視聴者からの質問で「どうすれば速く走れるのか?」があって、それに対して彼女の答えが「適切なタイミングで足を出し置くこと」と答えていました。
初めて観た時には回答に特に注目もしなかったのですが、今回、その答えを聞き「やっぱりか!」と思いました。
何が言いたのかというと、エリートランナーだとしても、2倍も3倍も速く走れる能力があるのではなく、言い換えればそれくらい違うとするなら、根本的に何かが違っているということだと思うんです。
ある人はフルパワーで走って、別の人は楽々と走れているとしたら、フォームや筋力、心肺機能など、明らかに違うから起こる原因があるはずです。
その意味で、「適切なタイミングで…」という回答は正にそうで、パワーだけではなく、いかに効率的に体を使えているのかで変わるのでしょう。
こみちも普段のランニングでキロ3分台ペースが特別ではなくなりました。
もちろん、そのペースを維持するのは簡単ではありませんが、以前なら心臓もバクバクとさせて走っているスピード域です。
でもそこまで大変に感じて走ってはいなくて、このタイミングで足を回すというリズムに合わせているだけです。
福士佳代子さんとこみちの見ている世界は全く異なるとは思うのですが、以前なら気づかなかった言葉の中に、「そうか!」という発見があったことを紹介しました。
上手い行く時は、やはり理由があるように思います。
ダメな時は、根本的に間違えていないか、誤解していないかと見直すことも必要です。