運動公園でテニスを楽しむ方々に遭遇した話

 ランニングの練習で訪れた運動公園

ランニングを終えて、木陰でテニスを楽しむ方々を見ていました。

全く面識のない中で、ぼんやりとテニスのプレーを眺めていたのですが、しばらくすると「上手い人」と「そうでもない人」が分かるようになりました。

ミスをしたから下手という発想ではなく、フォームがバラバラになっている人とそうではない人がいると分かったからです。

上手く打ちたいという目標がテニスにあるなら、それを実現させるためにコート内に置きに行くように打ち返す人は、どうしてもバラバラのフォームになっています。

逆に、スイングする前段階で、両足のポジションを決めてから打ち返す人は、フォームがバラバラではないので、例えば今は狙った所に打ち返せなくても、練習することで段々と精度が上がると思います。

コート離れて、一人で壁打ちされている方もいました。

数名が並んで黙々と個人練習していたのですが、そこでもフォームがバラバラになる人とそうではない人がいます。

例えばサーブを打つ時に、ボールを上に投げますが、その軌道が毎回バラバラになっている人がいて、当然ですがサーブして飛んで行く方向も異なります。

しかもラケットの面も変わってしまうので、スライスしたりストレートだったりで、頑張っているのに成果が出ない練習になっていると思います。

こみち自身、中学生の時に友だちの誘いでソフトテニスをしていたことがあって、それは3ヶ月とか短い期間だったのですが、当時の練習を思い出すとランニング同様にフォームのことばかりでした。

ボールに合わせるのではなく、ボールを引き寄せるというイメージは、その時の顧問に言われたアドバイスで、落下し地面に落ちるボールとそれを打ち返そうとしている自分のポジションをいかに一定にできるかばかり繰り返していました。

それでもラケットを振る軌道が不安定で、思うようには打ち返せなかったのですが、例えば素振り練習で、ただ延々とラケットを振る練習をする時と、軌道を意識してフォームを作るために振るのとでは全く成果が違います。

公園で何気なくテニス眺めるまで、こみち自身がテニス部に入っていたことも忘れていましたが、同時に入部した友だちが訳あって辞めるまで一緒に練習していたことを思い出しました。

運動神経が優れていないので、どう練習したら人並みになれるのかを考えて、スポーツに触れて来たので、当時の地味な練習を思い出して、確かに上手そうな練習よりも地道な練習ほど効果があったと思い出します。

小学生の頃、鉄棒の逆上がりができなくて、夕方に一人で学校の鉄棒で練習したのですが、鉄棒に体を近づけると上手く回れることに気づくまで、毎日のように通っていました。

上手くできる人を見て、自分とどこが違うのか観察して、「コレかも」と思ったことを一人の練習で試してみる。

そんな子どもでした。

最近、ランニングも欠かさずに5キロくらいは走っています。

ただ、疲労感が抜けなくて、負荷はあまり掛けないで、流すように走ることが多いです。

キロ6分前後のペースで、淡々と走って終わり。

そんな感じです。

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