ランニングの上達はフォーム作りだと思う!
ランニングの上達は、練習よりもフォーム作りだと思います。
ほぼランニング未経験から始めたこみちですが、忘れてしまったフォームも含めて、現在までに5種類くらいは変わっています。
変わってしまう理由は、ランニングの知識が増えたことと、その知識通り体が動かせるようになったからです。
つまり、初めて2週間で、こみちは今のフォームにはたどり着くことができなかったですし、いくつかのフォームを経由することで到達できたとも言えます。
現時点では、体重を支える軸足が地面に触れるタイミングの「乗り込み」と、実際に支えて地面から足が離れる「蹴り出し」の上手さがランニングフォームの完成度を決めると思っています。
半年くらい前は、フォアフットとかフラット接地とか、地面に足の裏がどう接するといいのかばかり気にしていましたが、今はフラット接地一択です。
踵から接地し、足の裏が地面を転がるように走るフォームでは走りませんが、スプリントフォームで走る時はフラット接地で走っても踵が地面に触れないまま次の一歩に向かうので、結果的にフォアフットになることはあります。
「乗り込み」が要
体の重心よりも前に足が地面に触れてしまうと、体重を完全に支えて跳ね返すまで足を動かすことができません。
言い換えるとその間は前に進まないということです。
つまり、接地時間が長くなれば、他のどんなに頑張っても進む時間がそもそも短いので、スピードは早く頭打ちになります。
ランニングでは、この「乗り込み」をいかに素早く済ませて、「蹴り出し」へと繋げられるかがポイントで、しかも蹴り出す角度と上体との位置関係がベストになるほど、強い推進力を生み出します。
どれくらい前だったかストライド幅が140センチになって、そこから150センチが出せる時が増えて来て、今朝は160センチが出て、今さっき走った時は173センチになっていました。
スプリントフォームで走る時は、180センチを超えることもありますが、ランニングフォームではそこまでストライド幅が広がることもありませんでした。
しかもケイデンスは200spm。
そこまで回せれば、キロ3分ペースで走れました。
キロ3分ペースで走れたということよりも、乗り込みから蹴り出しのベストタイミングが掴めた感覚があります。
何となく足を出すではなく、「このタイミングで足を使えば最も推進力が発揮できる!」というポイントが分かりました。
地面をしっかりと「押し込めている」という感覚は、地面を強く長く押している意味ではなく、グッと瞬間であっても体を強く前に運べる動作なんです。
ストライドが広がって、ケイデンスが落ちるのではなく、どちらも伸びていることが重要で、それは素早い接地と空中移動がしっかりと活かせていることでもあります。
強いて言えば、キロ3分ペースで走った最後の最後が、少し足の抜けがもたついてしまい、ケイデンスの上昇を妨げてしまう動きになったこと。
200spmなので基本的には余裕があるはずですが、そこはまだ少し強い蹴り出しにもたつきがあるのでしょう。
さっきのランニング中のストライド幅をもう少し確認すると、150センチ以上で走っている区間が長く、多くがキロ3分10秒ペースで走れていました。
日中の猛暑の中走ったので、流石に長い距離は大変ですが、例えば1キロを3分10秒以内で走ることは難しくないかもしれません。
カーボンでもレーシングシューズでもない、普通のトレーニングシューズでも、フォームができてくると速くも走れるようになります。
こみち自身、気持ちよく走ることがまた一つ上達したみたいで、とても嬉しいです。