10Lサイズのリュックでランニングをしてみる話

 プラス2kg増でフォームが変わる!

普段のランニングフォームは、フラット接地で腱反射も使います。

振り出した太ももは、腱反射のタイミングに合わせて落としています。

骨盤を下げるように押し込むのは、より腱反射を使いたいからで、それはつまり膝関節や足首関節を瞬間的に固定化することでもあります。

一方、外気温35度の日中に、3キロの距離を10Lサイズのリュック(中身を含めてプラス2kg)を背負ってランニングすることに。

最寄り駅の1つ手前で下車し、そこから自宅まで走りました。

ペースは信号などで走れなかった時間を含めるとキロ5分ペースで、ランニングしているだけのペースではキロ4分30秒くらいです。

重さが一瞬遅れて来るので、推進力を得たいタイミングがバラツキ、とても走り難いですが、おおむねストライドは125センチで、ケイデンスが180spm前後、トップスピードではキロ3分40秒まで上がっていました。

いつもとは異なり、太ももで地面を押す感覚が強く、ガツガツと前側の足で掻いて走っている感じです。

空中移動している感覚も薄く、スピード感もありませんでした。

走り終えて、太ももの前側のつけ根と腰に強い疲労があります。

太ももの方は、普段のフォームよりも接地のタイミングがわずかでも早くなったことで、重心が軸足越える時に太ももの筋力をたくさん使ってしまうからでしょう。

腰の疲労は、腱反射を使う際に上から自重が、下からは地面反力がとぶつかりあって、結果的に腰部分の圧迫が起こるからです。

特に自重の数倍の重さが軸足には掛かるので、仮に2キロだとしても、5キロから10キロには届かないくらい増しています。

その増えた加重が繰り返し腰や背中の筋肉刺激してしまうので、こみちの場合は背中よりも腰部分に疲労が蓄積しました。

何も背負っていない時でも、ペースを上げ過ぎる(キロ3分を切るような)と、今は腰部分に疲労が一番蓄積します。

これは少し骨盤の前傾が以前よりも強くなったからだと思っていて、地面をよりしっかりと押し込みたい時に骨盤の傾きがかなり影響するからです。

帰宅後

すぐにシャワー浴びて、水分を補給しました。

走った時間は実質的には15分程度だと思いますが、それでも汗の量も凄く、首の後ろ辺りに凝りを感じます。

今はエアコンの部屋にいますが、昼食を食べてもう一度シャワーを浴び直してやっと体が落ち着きました。

涼しい部屋にいると、「ちょっと走って来ようかな?」などと思ってしまいますが、やはり気温や湿度が高い日中のランニングは避けた方が賢明です。

3キロだけしか走っていませんが、走っている時は問題なく思えるものですが、しばらくしてから体の負担が一気に襲って来る感じです。

早朝や夜など走る時間帯を工夫して、熱中症などに注意したいものです。

こんな記事はいかが?