長く走るフォームとは?

 ランニングの距離を長くすると

個人の能力や体力によっても「距離」は異なります。

こみちの場合で言えば、「10キロ」辺りがその境界線になるでしょうか。

例えば、3キロや5キロの距離を走ろうと思った時に、「到着しない」とは思いません。

つまり、走り切れないとは思っていないので、気になることはタイムやフォームになります。

一方で10キロ以上の距離になると、どこかで「走り切れるかなぁ」と考えます。

結果的に、スタミナの残量を気にしながら走ることになるので、フォームも無意識に変わります。

分かりやすく変わるのは、ペース設定でしょう。

「楽に走る」ということを最優先するなら、こみちの場合はキロ5分台から6分台くらいが楽になるからです。

もう少し言えば、接地時の乗り込みも変わり、骨盤で積極的に押し込むような動きを減らして、着地から踏み切りまでサラッと流すようになります。

最近の実績で考えると、ストライド幅が150センチから100センチくらいまで落とすことで、疲れの溜まりにくいフォームになります。

キロ5分20秒ペース

こみち場合、例えば今朝の5キロランニングはキロ5分20秒ペースで、心拍数が124bpmでした。

124bpmは、会話もできるくらいの負荷なので、運動強度としては中くらいのちょっと下でしょうか。

ダイエット効果を期待した運動なら、もう少し負荷の高い130bpm前後だと思うので、こみちにとって5キロをキロ5分20秒ペースで走る運動では少し楽過ぎるということになります。

でも実際には、例えば設定区間毎に追い込みをするので、トップスピードがキロ3分30秒くらいまで上がります。

その時は心拍数も150bpmくらいまで到達するので、記録上の数値とは異なり、気分的には楽に走っている感覚はありません。

意外と足を動かすことは、スタミナを消耗します。

疲れてくると足が上がらないのも、足の重さが意外と大きな負担になるからです。

その意味では骨盤から走ることで、足を動かす距離を短くでき、その結果体力の消耗を抑えられます。

つまり、心拍数が上がり難いのも、それだけ体を動かさないで走れていることになるでしょう。



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