市民ランナーの憂鬱
約1年4ヶ月ランニングを続けて来て分かったことは、自分がどれくらいのペースで走り切れるのかということ。
今後もトレーニングをつづければ、あと1割くらいの伸び代が残っているかもしれませんが、概ね今の状況が限界に近いのだと思います。
例えば、3キロの距離をキロ4分ペースで走りと言われれば、どうにか達成できる気がします。
しかし、5キロではどうか、10キロでは…と考えた時に、やはり限界を迎えてしまうでしょう。
最も深刻なことは、キロ4分ペースで走った翌日、明らかに体力の疲労が蓄積されています。
気をつけているつもりでも、柔軟性が低下していて、ちょっとしたキッカケで筋や筋肉を傷つけてしまうことが起こるからです。
「あれ、ちょっと変だな」
そんな風に思ったとして、その違和感が消えるまで最低でも数日、長いと1ヶ月単位でランニングの強度を制限しなければいけません。
ランニングフォームをいろいろと試して、最も効率的に走れると思うフォームが見つかり、実際に気持ちよく走れるようになった一方で、調子に乗って走ってしまうと何かのタイミングで体が異変を訴えます。
「これくらいなら…」
ランニングしていて、苦しくなって、あと100mだけと思ってスピードをキープさせて走ると、なんだか頑張った気がしてトレーニング効果も期待してしまいます。
しかし、「あと少し」の気持ちで頑張ってしまうと、翌日のランニングに影響を出てしまうことも少なくありません。
今朝のランニングはキロ6分30秒ペースで、ストライド幅も100センチ未満でした。
走っているという感覚と歩いている感覚の中間くらいの気持ちで、5キロを流しました。
心拍数が平均で112bpmで、運動強度としてはかなり低かったはずです。
本格的なアスリートとの明白な違いになるのが、トレーニング通り運動できないこと。
あるレベルのトレーニングを予定していても、その50%程度に抑えることも頻繁です。
つまり、今回はこんな課題をこんな風に試してみたいと思っていても、それがそのまま完遂できることが少なくて、多くは5割くらいの達成率が多く、無理をして80%を超えようものなら、翌日にダメージが残ってしまうを繰り返します。
しかも、疲労の蓄積だけではなく、関節や筋肉にダメージが残り、数日間も強度が上げられないということになれば、それだけトレーニングの効果が減ってしまいます。
今朝も部分的にペースを上げてキロ4分05秒ペースでしたが、これをキロ3分台まで上げてしまうとダメージが残りそうなので、まだ出せるという気持ちがありながら、無理をしないことが求められます。
走るのは楽しいのですが、運動能力をこれからさらに向上させるのは難しくなって来ました。