今日も5キロのランニング
朝、雨が降った影響で、ランニングはすっかり暑くなってから。
いつものコースまでは歩いて移動し、キロ5分30秒ペースからのスタートでした。
疲れも残っていて、ペースアップよりも淡々と走り切ることを考えてのランニングです。
天候の影響と週末ということもあって、コース上には複数のランナーの姿もありました。
特に抜く抜かれるを気にしないで、ケイデンス160spm台のゆっくりのテンポで走ります。
多くのランナーはケイデンスが180spm前後なので、足の動きだけを比べるとこみちはかなり遅い感じがします。
ただもう分かっていることですが、乗り込みから踏み切りまでの処理がどれだけしっかりとできているのかで最終的なペースが決まるので、この一連の動きを繰り返し練習することが大切だと思います。
ケイデンスに違いがあるのに、ランニングペースが変わらない若しくはこみちの方が速くなるのはストライド幅が異なるからですが、つまりは「接地」の処理に差が出ているからなのです。
いつものように、力まないようにケイデンスを上げて190spmに到達させると、ストライド幅も150センチを超えてキロ3分30秒ペースになっていました。
この時のフォームが満足できるレベルだったのかというと少し疑問が残りますが、乗り込みから踏み切りまでの感触はよくて、足もスムーズに出ていました。
感覚的にはケイデンスもあとプラス10くらいは上げられたでしょうし、ストライドも数センチは伸ばせたと思います。
フォアフットで走っていたという訳ではなく、前足部から触れていましたが、踵も地面についてしまうくらいです。
スピード感に慣れてしまっているので、キロ3分台のペースだから速く走っているとはおもわなくて、接地のタイミングや上体の遅れが無いかを確認しながら決められた距離をしっかりと走り切ることしか考えていません。
数日前に「市民ランナーの憂鬱」という話をしましたが、キロ3分台のペースで走ることはできるのですが、これを5キロ、10キロと継続できるようにトレーニングし始めると、やはり体のどこかが故障します。
瞬間的な運動強度の高さが高くなりなり過ぎて、運動経験の浅いこみちでは耐えきれないからです。
その日はどうにかノルマを達成できても、その後、数日は疲れが残って思うように走ることができないということになり、極端に言えば週一回の強強度トレーニング残りは軽いジョギングという構成になります。
なので、結局はフルパワーに近い出力で走るのは、長くても200mまでで、通常は8割くらいを上限に走るのがいいと思います。
ランニングペースでは、キロ3分前半までがこみちの限界で、少し疲れている時は迷わずにキロ4分台まで落とすことで、ランニングを続ける体を維持できているからです。
不思議なもので、以前ならキロ6分ペースくらいで走ると長く続けてられました。
しかし、最近ではキロ4分ペースと6分ペースの違いはわずかで、少しタイミングが整えて来ると自然にペースが上がっています。