キロ3分15秒ペースが…
最近、ランニングで割としっかり走っている時に、ランニングウォッチの文字盤で「キロ3分15秒」をいう表示を頻繁に見かけます。
確かに気楽に出しているペースではありませんが、以前と比べて変わったと感じるのは無理している度合いでしょう。
大股で走ることも、足を回すという過度な意識を持たなくても、いい感じのペースで走れていると思った時に表示されています。
上体の遅れに注意
疲れて来ると体幹も低下し、ランニング中にリズムが崩れたりバランスが狂うなどして、足を出すタイミングと上体のポジションが悪くなってしまいます。
上体に関しては「遅れ」が多く、「早過ぎる」という経験はありません。
つまり、接地時にパワーポジションと呼ばれる力を放出させやすい状況から外れて、上半身が追いついていないままになってしまいます。
その原因は、前に振り出す足のタイミングが早いからですが、言い換えると、股関節を使って走ることを忘れて、膝から下を使って走ろうとしているからとも言えます。
フラット接地
足の接地位置によって、フォアフットやフラットなど、いろんな区別があります。
アンクルロックをマスターし、フォアフットで走ろうと試みたこともありましたが、こみちの筋力や体力では毎日のランニングをフォアフットで続けるのは負担が大き過ぎました。
そこで、楽に走る意味もあって、接地時に母指球辺りから着地し、自重を支える終盤に踵が地面に触れてしまうくらいにフラットに寄せるようになっていました。
たまたま見かけたyoutube 動画でも、フラット接地の解釈が足の裏全体でべったりと触れるではなく、踵が地面に触れる瞬間もあるくらいのニュアンスだったので、こみち的には今の接地でもいいのかなぁと思うようになりました。
実際にフラット接地で走ることで、ストライド幅も140センチから150センチくらいに伸びましたし、同じように走っているのにペースとしては上がっているという体験が増えました。
意識としては、股関節から回すということだけで、膝関節も足首関節も足先も何もしていません。
ある意味、ペースが上がれば自然に踵がお尻に当たり、膝が前に振り出されるとお尻のラインにそって足先も動き、そのまま膝下が振り出されます。
ランニングフォームとしては、とても満足しているのですが、以前にも触れましたが、このフォームで走っていると疲労感とは違いますが、コンディションをキープするのが困難になります。
キロ4分ペースで走ることは、もう特別なことではなくなりましたが、このペースだからと言って3キロ、5キロと走り続けてしまうと、翌日以降に疲れが溜まったしまうのです。
アスリートとしてトレーニングしている訳ではないので、ちょっとやり過ぎだと思って、気持ちよく走ることを優先してランニングしています。