『ランニング』は意外とケガもあることを理解しよう
最初にランニングを始める時に知って欲しいのは、意外と間違えた練習でケガも起こるということ。
特に「走り方」を知らないままランニングしてしまうと、多くの人が膝関節周辺に違和感を覚えて、その結果、走ることを辞めてしまいます。
そうならないためには、正しい「準備」と「ランニング」への理解が必要です。
ランニング経験一年になったこみちが思うこと
心配ならランニング教室など、走り方を教えてくれる場所を利用しましょう。
そこで大切なのは、「走る目的」を事前に考えること。
つまり、ダイエット目的やリフレッシュ目的なら、それに合ったランニングを教えてもらうべきです。
『ランニング』の要は体重を支える動き
歩くのとは違い、走ると自分の体重を膝で支えるのも大変です。
その結果、走り方が悪い時や身体が準備できていない時に無理して走ると膝関節を傷めてしまいます。
つまり、言い換えれば、この「体重を支える」ことが上手くなるとランニングでケガを予防できる可能性が格段に上がります。
そこで、ウォーキングの動きとランニングの動きは全く異なるものだと理解してから、ランニングを始めた方がケガのリスクを減らせるということです。
では、ウォーキングとどう違うのでしょうか。
それはたった一点なのですが、両足が空中に浮いている状態があるとランニングで、どちらかが地面に触れていたらウォーキングになります。
そこで、よりランニングらしい動きを目指すなら、空中に浮いている時間が長いことをいい、地面に触れている(接地している)時間が短いほどランニングレベルが高くなります。
つまり、体重を足で支えるのに要する時間を短くし、しかも安定していることがランニングらしさに通じます。
ウォーキングからランニングを学ばない!?
ウォーキングは必ずどちらかの足が地面に触れながら、進む動きです。
テンポアップすれば、より速く歩けますが、地面に触れているので、歩いている間は空中移動することはなく、地面に接している足が基点となってしまいます。
つまり、足が地面に接している間は、体もそれ以上は進めません。
一方、ランニングは、素早く体重を支えて空中に浮くことが大切で、両者は基本動作が全く異なります。
そんなこともあって、ウォーキングから早歩きを学び、その延長で走るに移行してしまうと、ランニングとは全く異なるフォームになるばかりか、ランニングで最も重要な体重を安定して支えるという課題が満たされづらくなり、時に膝関節周辺の傷みなど招きます。
ランニング初心者と中上級者の違い
なぜ、初心者が膝関節周辺に痛みを覚える人が多く、中上級者になると少なくなるのでしょうか。
ランニング時のスピードは圧倒的に中上級者の方が速く、関節にも大きな負担が掛かってもおかしくありません。
ウォーキングでは特に問題にしないことかもしれませんが、ランニングでは膝関節周辺の負担を軽減させる工夫がたくさんあります。
その幾つかを紹介すると、膝関節はズレるような方向には弱いので繰り返し負担が続くと痛みに繋がります。
ということは、ズレないように関節に対してできる限り真上から加重し、真上にまま脱重することです。
それをフォームとして考えると、足を前に出し過ぎて接地した場合、膝関節には斜め方向から強い衝撃が加わります。
ということは、できる限り自分の体に近い場所で接地しなければいけないのです。
初心者ランナーは、より速く走ろうとした時に足をより前に出してしまうので、その結果、膝関節を痛めて走れないことも起こるのです。
では中上級者はどうやってスピードアップしているのでしょうか、そのポイントが体重を支えたタイミングで同時に強く踏み切っていて、言い換えれば足を前に出すことにこだわっていません。
初心者ランナーが最初に覚えること
初心者ランナーが最初に覚えることは、自分の膝関節を過度に刺激し過ぎないようにランニングを習慣化することです。
そのポイントは、初心者向けの安定感のあるシューズを使い、フォームを学び、運動時間や距離もよくばり過ぎないこと。
というのも、膝関節に痛みが出てしまうと、時に走らなくなってしまいことや数ヶ月は痛みを感じながら走るということになり、ランニングが楽しくありません。
そうならないためにも、初心者ランナーはできるだけ無理し過ぎてことです。