最近「大相撲」が楽しくて…という話ですがランニングにも通ずると思って

 スポーツ観戦は好きですが

勝敗も気になりますが、試合前のエピソードなども好きで、最近では「大相撲」中継をよく観ています。

その流れで、youtube でも相撲関係の動画をよく観ています。

何年か前にラグビー日本代表が強豪チームに食らいついた試合でも感じたことですが、「スペック」は1つの指標で、スポーツはいろんな「スペック」をどう見せて出して行けるのかが勝敗に大きく影響すると感じました。

「努力は裏切らない」とか、「練習で出来たことしか試合では出せない」とか。

競技レベルが上がるほど、奇跡さえも偶然ではなくて、必然になるのは試合に向けた「練習の積み重ね」があるからだと思うんです。

最近、「大相撲」を観て、もちろん勝敗に一喜一憂するのですが、力士には「相性」というものがあって、それこそ「得意不得手」な対戦者もいます。

どう自分のペースに持ち込むのかも見どころですし、格下の力士が自身の得意なスタイルで真っ向勝負し、それを跳ね返されてしまう場面もまたいろんな意味では感動します。

ここからはランニングの話

こみち自身、体調はあまりよくありません。

ランニングでも動きが重くて、思うような練習もできなくて、逆に焦らずにマイペースで行くしかないなぁとも思っていた矢先です。

先日のランニング中、久しぶりに体が動いたので少しケイデンスを意識して走る場面がありました。

トップスピードでキロ2分20秒台ペースまで上がったのは、本当に久々なことです。

特に足の振り抜きがスムーズで、バタバタと走っているというよりも、もう少し早く足を回せるのではないかと感じられた一本でした。

左ふくらはぎをかばい、フォアフットで走る練習は控えていますが、しっかりと乗り込みで地面を押せる感覚があり、ケイデンスの向上との兼ね合いでフォアフットで走れたら理想的なのですが、今はまだフラットに着地しながら走っています。

ある意味で、本当に走力を高めたいのなら、練習は乗り込み動作を中心にフォームを作ることが大前提だと思うようになりました。

その上で、足首関節の固定化をし、フォアフットでしっかりと踏み込む安定感を繰り返し練習することが大切だと思います。

というのも、ケイデンスを意識して、足をしっかりと回せるようになって、やはりフォームさえキープできれば、ペースアップは自在です。

キロ5分ペースで走っていても、ほとんどフォームを変えなくてもキロ4分、3分台とペースアップするだけの足があるからです。

ある意味でここまで足が回せるようになれば、ロング走やペース走を積極的に行えば、タイムもかなりよくなると思います。

もちろん、アスリートのレベルではありませんが、趣味でランニングをするという範囲なら、かなり軽快に走る感覚が味わえます。

ランニング初心者が最初に覚えるだろうフォームがあって、それがウォーキングをベースにしたものだとしたら、そこから「真下着地」を理解したフォームに移行し、身体の裏側を使うフォームに変わり、さらにフォアフットでしっかりと乗り込めるフォームへと進化することで、現時点での推進力を効率的に発揮できるようになるでしょう。

今朝、少し風が強くて、向かい風で進んでいない感覚にもなりましたが、それでもキロ4分ペースくらいでは押せるだけの力はありましたし、追い風になれば同じ感覚でもキロ3分台ペースで進めます。

気になったのは、シューズの紐が少し緩くて、靴の中で足が動いてしまう感覚があって走りづらかったこと。

これは余談ですが、最近、少しランニングの負荷を減らしていて、その理由は左ふくらはぎの回復を考えてのことなのですが、運動量が低下したことで腰回りに贅肉が増えて来たと感じていました。

ところが、今朝のランニングの後、シャワー浴びていた時に贅肉だと思っていた部位が腹斜筋の発達による盛り上がりだったことに気づきました。

こみちの場合、器具を使った本格的なウエストトレーニングはしていないので、ランニングで必要な腹斜筋も特に意識して鍛えてはいませんでした。

何なら贅肉だと思っていたほど。

ランニングをはじめ、腹筋が割れて、内臀筋がついて太ももの形が変わり、さらに腹斜筋によってお腹の両サイドが今まで見たことがないような盛り上がりが出来て、言い換えると走れるようになった背景には体の変化も見逃せません。

練習は、メニューをこなすことも大切ですが、その前段階として「環境整備」があってこそなのでしょう。

こみち自身は、まだ準備できていない時に無理をして身体を傷めてしまうこともありましたが、段階的に練習で鍛えながら、必須となるポイントを押さえて向上できるかが重要です。

全てのランナーが、最も理想的なフォームを真似る必要はありませんが、練習でどこまで意識しながら走って来たのかで、到達できる場所が変わります。

最近のこみちは、100キロを走ることよりも、普段走ることが多い5キロから10キロくらいの距離をいい感じで足を回して走りたいと思います。

レーシングシューズを履いて走れば、今よりももっとペースアップできるのは想像できますが、ストライド幅を伸ばすことよりも、足をスムーズに抜いてしっかりと乗り込むことを繰り返し練習していたら、まだまだ安定して速く走れると感じます。

趣味としてのランニングなので、どんなフォームでもいいとは思いますが、例えばこみちのように効率的に走れるフォームをマスターしたいと考えるなら、こみちくらいの運動経験者で一年くらい、もっと経験者なら3ヶ月くらいは基礎練習から始めたら効果大です。

実際、左ふくらはぎを気にして、まだまだペースをセーブしていますが、ペースアップとペースをキープする練習をふやせば、将来的に10キロを40分切りできるような気がします。

なぜなら、キロ3分台のペースで走ることが以前よりも格段に楽ですし、ストライド幅を広げるとかケイデンスを上げるという意識よりも、理想とするフォームをキープして走ることを続けることが最大の課題だからです。

そこまで実際に到達するには、いくつかの大きな課題を克服しなければいけませんが、ある意味でこみちくらいの運動能力でも、正しく練習すれば40分を切るくらいまでは狙えるのかもしれません。

以前、ホカのランニングシューズを履いてみた時に、「コレなら楽に走れるでしょう!」と思ったのですが、乗り込めばしっかりと反発してくれて、どう考えても楽に速く走れると思いました。

キロ4分ペースに強いこだわりもないので、記録のためにシューズまで買いそろえるのかというとそんな気持ちもありませんが、今身について来たフォームがさらに安定してくれば、さらにキロ4分ペースが身近になるはずです。

なぜならキロ4分ペースはストライド幅140センチくらいなのですが、以前よりも遠く感じません。

その背景には、ダッシュ練習でストライド幅が180センチくらいになっていて、しかもケイデンスが220spm以上で回せる経験から、スピードに対する不安はあまり感じません。

だからこそ、フォアフット着地で足首を固定し、しっかりと乗り込む感覚を養うことが課題だと思っています。

特にカーボンなど装備されていないシューズでも、フォームを作れたら結果が見えて来ました。

あとは無理し過ぎてケガなどしないことで、ふくらはぎの回復が欠かせないこともよく理解できました。


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