「ダイエット」「気分転換」「競技志向」!?
ランニングを始めて約一年が経過しました。
その間に大会と名のつくイベントに参加したことはありません。
ただ、「走る」という運動に楽しみを見つけて60キロ走をしましたし、気分的には10時間くらいは楽しみながら走り続けられると思います。
フルマラソンよりも、ウルトラマラソンの方が楽しそうだと思いますし、ロードを走るよりも未舗装路を走る方がワクワクします。
また陸上トラックやアスファルトを走るときは、ランニングよりもスプリント的なフォームを心がけていて、ダイエット志向は低いですが、気分転換というものの、競技的な練習も嫌いではありません。
フルマラソンに興味が持てない理由
フルマラソンというと、サブ4やサブ3のような言葉があります。
今はどうか分かりませんが、サブ4が参加ランナーの上位30%くらいで、サブ3が10%くらいの成績だったと記憶しています。
こみちのような初心者もランナー数にカウントされるので、大会に参加するランナーの経験値でも割合が変わると思いますが、サブ4を達成したら脱初心者で、サブ3を達成したら中上級者という感じなのでしょうか。
ゴルフでいえば、サブ4が100切りで、サブ3が70台くらいに相当する気がします。
ゴルフ経験者なら共感してもらえると思いますが、70台を一回だけ出したことがある人と天候や体調問わずにコンスタントにスコアをキープできる人とでは全く実力が違います。
つまり、サブ3と言っても幅が広くて、多分コンスタントに2時間台で走れるランナーは、タイムもですが順位も気になるでしょう。
競技として走っている方々を見ていると、パーソナルベストも参考にされますが、レースでは駆け引きが勝敗を分けています。
つまり、競技志向になると、タイムではなく順位を考えるようになって、練習が一元的ではなく、多元的になり課題が複合化されます。
例えば、サブ4を目指す場合、「平均ペースキロ5分40秒で4時間を走り続けられるのか?」に挑戦していることになります。
しかし、大会で上位10位以内というような目標だと、実際に走ってみないとペースが分かりません。
練習するべき内容が変化するのも理解できるでしょう。
小学生の頃ですが、こみちはクロスカントリーの大会に出ていたことがあったので、走る楽しさに気づいていました。
そして、上位に入ることが難しいことも知っています。
初めて参加した小4の時は、完走して満足していた感じですが、小6の時は順位も密かに気になったりして、それに向けて自分なりに走り込んでいた記憶があります。
フォームのことや、練習メニューに関して知識がなかったので、グランドを延々と走っていただけですが。
例えばもしも競技志向に変わって、これからサブ4を目指そうと思った時に、何をするでしょうか。
最初にすることは、半年から一年後に開催される大会の中で、タイムが出しやすいコースを調べるでしょう。
そして、そのコースの特徴や高低差を調べて、例えば平均ペースキロ5分40秒をキープできれば完走できるということなら、練習もそれに合わせた内容に絞ります。
現時点でもキロ5分40秒ペースなら10キロは走れると思うので、40キロまでどうすれば伸ばせるのか考えます。
そこで、早々にまず「3キロを17分(キロ5分40秒)」で走ることをどれだけ繰り返せるか挑戦するでしょう。
もしもいきなり40キロ以上走れるとしたら、それこそ大会までは体調管理に尽きるので、故障しないように今までのメニューでランニングを続けることになります。
一方で、20キロとか30キロまで走れて、その後はペースが落ちてしまったという場合、2つの計画を練習メニューに加えます。
それが、キロ6分ペースで40キロを走り切るという計画と、キロ5分30秒で20キロを走り切るという計画です。
設定のペースは、一回目の内容で調整することになりますが、いずれにしても40キロに慣れることともう少しキツイペースで走り慣れることを繰り返して、フルマラソンを4時間以内で走れるようにするのです。
例えば、1キロ走のインターバル練習が必要なのかと考えると、サブ4に求められる走力なら特に問わない気がします。
しかし、キロ5分40秒ペースがまだキツいと思う段階なら、そのペースに慣れるためにはインターバル練習として、例えばキロ5分30秒で500mを走ってみるような課題を設けるかもしれません。
とは言え、日頃のランニングで行っているようなキロ4分ペースやそれ以上のペースで走る練習は必要ないので、もっとスタミナを向上させる練習を増やすでしょう。
これがサブ3になったら、平均ペースがキロ4分15秒ペースになります。
キロ4分15秒ペースというと、現段階では体調のいい時に3キロくらいなら走れる難易度です。
今、フォームを新たに覚えている途中なのですが、いわゆる従来のランニングフォームでもキロ4分くらいは出せるので、そのフォームで長く走れるような練習にするのか、その覚えているフォームをマスターしてからにするのかで迷います。
新しく覚えているフォームなら、少し力を抜いて流してもキロ4分ペースをキープできるので、どうせならそのフォームで走れるようになりたいです。
しかし、そのフォームで走るには、体幹の向上が伴うので、インターバル練習やLSDなども行って、フォームをキープする体力を別途で身につけなければいけません。
ただ、そのフォームでフルマラソンを走り切れたら、平均ペースがキロ3分40秒くらいだと思うので、サブエガ(2時間50分以内)も達成できてしまうはずです。
というのも、そのフォームで走ると、反発力の少ないランニングシューズでもキロ3分15秒から45秒くらいで走っているので、そのフォームと動きにどれだけ体を慣らせるかになります。
しかし、キロ5分ペースで走るフォームとは全く違うので、練習メニューも練習時間も大幅に増加します。
大切なのはここからで、「何のために走るのか?」が明確でないと、そこまで時間を費やしてまで頑張れるのか心配です。
他に予定もなくて、ランニングだけという生活をしているのなら、多分、好きなことなので頑張ることができそうですが、実際には他の予定もあって、取捨選択した練習メニューになってしまうので、最新のフォームではなく、今のフォームで走る練習になってしまうでしょう。
でも、ここが趣味で走ることの大切なポイントなのですが、たとえ短い距離だとしても、自身が理想に思うフォームで走ることが楽しいのです。
それを封印して、長距離に合わせたフォームで走る練習は退屈です。
しかも、サブ3にしてもサブエガにしても、サブ4と比べて何がどう凄いのかよく分かっていないところも多いからです。
コンスタントに2時間台で走ってしまう上級のランナーから見れば、一回だけのタイムではなかなか認めてはもらえないでしょうし、競技志向になるほどタイムと同じくらい順位が重要で、パーソナルベストよりも、〇〇大会で何位以内ということが目標になるからです。
100位以内になったら50位を目指したくなって、今後は30位で10位となります。
そこまで熱くなって練習できないし、やり始めたら頑張りたくなってしまいので、なかなか気楽に大会に参加したいとは思いません。
簡単に競技志向には徹しきれないし、やっぱり趣味として楽しく走っていたいです。