競技志向ではないけれど
早朝ではない時間帯にランニングをしていると、同性の方から挨拶されます。
特に向かいあう形ですれ違うときは、無意識のうちにフォームを見てしまいます。
足の振り出し方や腕の振り方、テンポなどを確認します。
街中でランニングをする場合、安全を考えるとキロ4分ペースで走るのはちょっとリスクが高いと思います。
その意味では、キロ5分ペースを上限にフォームを確かめながらのジョギングが無難でしょう。
もう少しペースを上げて走るのであれば、こみちは運動公園内のランニングコースを使ったりもしています。
初心者ランナーと中級ランナーの違い
こみちが思う初心者と中級者の違いは、苦しくなってからの走力だと思っています。
当たり前ですが、無理をしたペースで走ると心肺機能が根を上げて、体が急激に重くなって足が前に出せません。
昨日のランニングでのことですが、その日走ったコースは一部が砂利の未舗装で、しかも坂の上り下りも含まれます。
滑りやすい砂利道をどう走ればいいのか試していたのですが、足首を使っても表面の砂利を蹴ってしまうだけで速度アップに繋がりません。
最初は上手く走れなかったのですが、真下に乗り込むようにすると砂利の下の硬い地盤から反発を受けられることに気づきました。
デコボコしているので、アスファルトの舗装路のようにどこにでも接地できる訳ではないのですが、それでもしっかりと足を置き場所を見つけるとキロ5分ペースで走ることができました。
同じ感覚で舗装路を走るとキロ3分台中盤のペースだったので、もう少し未舗装路の走り方を研究できそうです。
平均5分中盤のペースからスタートし、最終的に6キロ走ったのですが、段々とペースが上がり、キロ4分ペース、3分台ペースまでアップして、途中からどこまでの走れそうな感覚になっていました。
というのも、足が勝手に回転してくれるので、それを邪魔しないようにしているとペースが上がるという感覚です。
それ以外にもランニングをしていたので、最終的には1日で15キロほどの距離を走っていました。
今日になって疲れが残っていて、キロ5分30秒ペースでも疲れていました。
3キロくらい走って辞めるつもりでジョギングしていたのですが、フォームを意識しているとペースが上がり、キロ4分から4分40秒ペース間で速度が上がったり下がったりしながら走って来ました。
少し路面が荒れていると、上手くバランスがキープできずに乗り込みができません。
反発が得られない時は足の動きも悪くなり、ペースも落ちます。
上手く乗れないなぁと思いながら、あまり力感を強くしないで走ってみました。
乗り込みができていると、ペースアップしたいタイミングで、しっかりと加速できます。
ストライドを伸ばす意識よりも、しっかりと乗り込みをして足を回す感覚で走ると、キロ3分台のペースになります。
感じとしては7割くらいの力感で、もう少ししっかりと動けばキロ2分台ペースになるでしょう。
ダッシュの練習では、同じ意識のフォームからしっかりと体を動かしてキロ2分30秒台だったので、動きとしてはそんなに悪くないのかもしれません。
ケイデンスは220台ですが、それくらいならかなり不安もなく足をまわせて、しかも乗り込みにも遅れないで走れました。
コースや履いているシューズによってもペース設定は異なると思いますが、例えばこみちの場合はあえてキロ3分20秒ペースでキビキビと体を動かして速度をキープさせて走るような練習が必要です。
フォームとしてはキロ4分ペースと同じですが、ケイデンスが違います。
つまりもう少ししっかりと体を動かして、足を回している感じです。
ガツガツと蹴って走るのではなく、スパッとリズミカルに回せているのかがポイントです。
その意味では、キロ4分ペースだと余計な動きをしても誤魔化せてしまうので、ちょっとキープがキツいというテンポで行うといいでしょう。
つまり、中級者はこのキツいペースで走る練習を重ねていて、結果的に息があがるような状況からでもまだ走ってしまいます。
この成果は、日頃の練習でキツくなってからどれだけ動けるのか試しているからでしょう。