自然に囲まれた未舗装路を走る!
未舗装路を走るなら、トレランシューズなのかもしれません。
でも普段履いているシューズでも、アップダウンが少ないコースなら十分に走ることができます。
今回のランニングで、トップスピードがキロ3分46秒ペースまで上昇し、キロ4分台で走ることが継続可能なのだとわかりました。
特に緩やかな凹凸の少ない上り坂を通過した時に、フォームがとてもスムーズで、自分でも滑らかに進んでいると感じます。
これまで上り坂は前に振り出した足を積極的に使い、太ももの筋力で体を引き上げるイメージだったのですが、最近のフォームを修正し骨盤から押す動作に慣れて来たこともあり、未舗装路でも推進力を発揮させられることに気づくました。
少し地面が硬めだったこともありますが、上り坂をこんなに軽快に駆け上がれたことはありません。
振り出した前側の足と踏切りで飛び出した距離感が合っていたので、接地して体が前に進んだ時に引っ掛かる感じがなかったのでしょう。
動きがスムーズなので、とても滑らかに足が回り、ある意味で今回のフォーム改善は効果的だったと思います。
早朝にもランニングをしているのですが、その時は最速でもキロ4分07秒までしか上がっていません。
無理してスピードを上げるのではなく、フォームをキープすることを優先して来たので、ペース自体は気にしていませんでした。
ただ、今回のトレランを走って、体の動きがスムーズだったことに満足できました。
予想が当たっているとしたら
ランニング力上げるのは、「接地感」の向上にあります。
重い感覚のフォームでは、ケイデンスがすぐに頭打ちになるので、トップスピードも本来の限界ではありません。
軽い感覚のフォームとは、走りの抵抗になる自重をいかに感じさせずに走れるのかなのですが、一方で自重は推進力維持にも使えます。
つまり、自重が前に進む勢いをいかに妨げないで走れるのかがポイントだということです。
踵着地は、どうしても足の裏を通過しつま先で自重が抜けるまで時間が掛かるので、それが抵抗になってしまいます。
その意味では、キロ4分30秒ペースあたりを境に、踵着地でピッチ走法から脱却し、フラットまたはフォアフット着地で足を回せるようになると無理なくキロ4分、3分台のスピードが手に入ります。
太ももを使ってガツガツと走れば、キロ2分台のペースでも走れる人はいますが、それに頼ってしまうと中長距離に向いた走力は育ちません。
未舗装路の場合はどうしてもガツガツと走るしかないと思っていましたが、どうもそうではないようです。