ディスカッションショップで見つけたランニングシューズ
ディスカッションショップで、ランニングシューズがセール品として販売されていました。
そのシューズは全体的にでっぷりと丸みを帯びていて、ソールも分厚く、横幅もかなり広くなっています。
接地時の安定感が得られそうで、しかも実際に試着してみるとコロンと転がしやすいドロップがあって、母指球辺りには反発しそうなクッションも感じられます。
いつも使っているシューズよりもバネがあって、履くだけでストライドが数センチくらいは伸びるのではないかと思えます。
しかし、その分シューズの重さはそれなりにあって、スプリント的なフォームで走るというよりは、ランニングやジョギングに適した感じです。
実際に走った結果ではありませんが、キロ4分ペースで走るくらいなら問題ないでしょう。
最近の好みで言えば、ペースよりもしっかりと安定したフォームで走れるのかがポイントだと思っているので、ソールの横幅があるシューズは、こみちのような初心者に適していると思います。
スプリントの練習には不向き!?
キロ4分ペースくらいで走れるようになると、日によってはケイデンスを上げて走れるシューズが欲しいと感じるでしょう。
具体的にはケイデンスが220spm以上で、通常のランニングよりも素早く足を跳ね返るシューズです。
厚底シューズのように接地で沈み込み、そこから反発が返って来るタイプだと、どうしてもレスポンスが思うように上がりません。
つまり、クッションの多いシューズを履くと、足の負担は軽減できるものの、ピッチを活かして加減速を活かすような走り方には不向きなので、練習も淡々と長く走ることが増えます。
スタミナアップや心肺機能の向上には十分ですが、脚力を増す練習がどうしても補えなえません。
とは言え、ディスカッションショップで販売されるシューズも、初めてのランニングなら十分に使えると思いました。
慣れてきたら、もう一足、底の薄めのシューズがあると、ダッシュ系の練習にも使えるので、履き分けることで幅広い練習が可能になります。