短距離走は技術力の結集！？
いろんなyoutube 動画を観て行くのかで、「短距離走」も天性の才能だけで成せるものではないようです。
天才が努力して到達できるというものだと理解できました。
こみち的な解釈を紹介すると、より速く走るための技術が既に認識されていて、それを日々の練習を通じて習得することがアスリートとしての成長なのだと思っています。
つまり、才能や素質がないければ、目指すべき練習の目的や内容を理解しても、思うように熟すことができません。
また、その目的に真っ直ぐには到達できないので、さらに細分化されたドリルなどを挟んで、近づいて行くことになります。
ただ、若いトップランナーとしての時期は限られているので、それだけ遠回りすると最高地点まで到達できなままに選手生命が終わってしまうということです。
特に絶対的なスピードが速い短距離走は、マラソンなどに比べて頭で理解できても、それを練習に取り入れることが難しくなります。
短距離走という競技の入り口が分かって来た反面、単に足が速いこととは全く異なる世界だとも感じています。
下手は下手なりに！？
特に運動能力の高い人ではないこみちですが、ランニングを始めて「走る」ということそのものに興味を持ち、最近ではスプリントという動きに着目し、日々の練習でもフォームの改善が楽しくなって来ました。
というのも、まず地面に足を着いた時に、体重を受け止めることと推進力を発揮させるタイミングが短い時間でできるようになりました。
その意味では、ヒールストライクで走る時はスプリントの練習は考えません。
心肺機能の向上やスタミナ強化、気分転換などと割り切っています。
例えば、クッション性の高いシューズで走ると、接地の衝撃がとてもソフトになります。
普段のシューズよりも厚底のシューズなら、尚更それを感じられます。
一方で、すぐに気づくのは、反発の返ってくるタイミングの遅さ。
つまり、テンポアップして走れば走るほど、反発の遅れを感じるでしょう。
この感覚は、ゴルフスイングのシャフトの強度に似ていて、ビギナー向けの柔らかいシャフトで上級者が打とうとすると、腰の回転を限界まで上げることができず、シャフトの戻りに合わせて優しくスイングしなければいけません。
つまり、シューズの設定スピードというか、反発の戻り具合を理解しないと、それこそ自分の走り方に合わなくなってしまいます。
その意味では、単純にソールが柔らかさがシューズの良し悪しではなくて、練習内容やそもそもランナーの乗り込み具合によっても選び方が違って来ます。
ホカのクリフトン９のクッション性は、疲れた日のジョギングに合っていそうで、ケイデンスも上限で180spmまでに抑えて、少しストライド走法気味に走りたくなる印象でした。
一方で、アシックスの薄底シューズ、ソーティマジックは、レスポンスに優れていて、入力と出力のズレがないように感じます。
パンパンと地面を弾むように走った時に、その反発力を心地よく感じられそうです。
ただあまりに研ぎ澄まされたシューズなので、このシューズで５キロ走したいのかと自問すると、ちょっと別のシューズに替えたいと思ってしまいました。
まるでモトクロッサーで高速道路を走るような感じで、走れるのかというとできないこともないけれど、そうする意味があるのかとも感じたからです。
つまり、もう少しクッションというか、レスポンスが鈍くなっても、足を保護してくれるシューズで走った方が、次の日の疲労が少なくて済みそうです。
こみちの結論としては「NIKEのライバルフライ３」
他にも同じような感じのシューズがあると思いますが、日々の練習内容を考えると、レスポンスとクッションのバランスで「ライバルフライ３」が好みです。
練習でカーボンのサポートは必要に感じませんし、タイムに関しても運動能力の向上を確認したいだけなので、過度にサポート力で上乗せする必要性も感じません。
例えば最近のこだわり
ランニング中は、フラット着地かフォアフット着地です。
特にスプリントの動きを練習したい時は、フォアフット一択です。
というのも、足首の固定化が課題になっていて、前で落とした足が地面触れていかにレスポンスよく戻ってくるのかを意識しています。
特に、接地のタイミングで地面を押し込む感覚が欲しいので、レスポンスと相反する動きですが、軽快に跳ねる感覚で走りたいと思っています。
ピッチが上がった時に、足を真っ直ぐに振り出さずに、少し外側から回すような軌道になるので、そうならないようにフォームのキープも課題です。
やはりこの辺りの感覚を意識して走る時は、キロ３分前半かキロ２分台なので、その距離は長くても300mくらいになってしまいます。
ランニングのペースが段々と速くなり、さらにもう一段ギアを上げる感覚で、全身がしっかりと動き、特に接地感が明確になります。
シューズで考えると、フィット感を最も重要視し、代わりにレスポンスが鈍くものは選びません。
今のシューズは、決してフィット感に優れてはいませんが、前足部のソールが薄く、少しクッションもありますが、鈍さも少ないので走って不満は感じません。
強いて言えば、接地時のズレなどがもう少し抑えられたら、さらにいいと思います。
まぁ、トレールバイクで林道に入り、ペースが上がってバイクの重量が操作性に影響して来た時に、モトクロッサーならもう一段行けたのにと思う感覚です。
上を見たらキリがなくて、でもほどほどまでならオールラウンドのシューズでも十分にその魅力を感じられるはずです。
そろそろがむしゃらに走るのではなく…
ふくらはぎの違和感を騙しながら、少し調子がいいとペースアップしてしまいます。
でもそれを繰り返しても、さらにもう一段上のランニングにはなりません。
今日も５キロ走ったという満足感を優先していましたが、少し休みを多めにしてでも、ケガをしっかりと治してから質の高い練習をするべきだと思うようになりました。
普段のランニングは、距離も短めに、ペースも遅めにして行こうと思います。
絶対的なタイムや速度、数値にこだわる前に、体の回復に努めます。