クロスカントリーのコースを走ってみましたという話

 クロスカントリーのコース

普段走っている舗装路とは違い、土の上を走るのがクロスカントリーです。

こみちは小学四年生の時に、学校の先生から勧められて三年間、クロスカントリーの大会に冬季だけ参加していました。

成績は全体の中盤くらいで、特に目立つような成績ではありません。

しかし、今にして思えば、ランニングを始めた時に「そう言えば走ることが好きっだったなぁ」と遠い記憶が甦りました。

反発を重視したフォームに慣れてしまって

反発を得ながら進むランニングフォームとは、地面と腰の位置を着地するタイミングで一定に保ち、接地による自重の反動を推進力として活かす走り方です。

平坦な陸上トラックの場合、特に意識しなくてもフォームをキープすることで期待した反発を保ちながら走れます。

一方で、クロスカントリーのような未舗装路を含むコースでは、路面の向きや高さが次々に変わるので、思うように反発を得ながら走れません。

未舗装路を含む走り慣れていないコースを走った時に

フォームで大きく変えるのは、軸足の接地感よりも、振り出す遊脚側を前に運ぶ意識だと思います。

また軸足が安定しないまま次の一歩を出すので、舗装路であれば足首から下を意図的に使うことも少ないですが、クロスカントリーではフォアフット気味というか足首を使うことで路面に足を押し付け、体幹の不安定さをカバーしているように思いました。

しかもアップダウンの連続するコースで、一周が約1キロ超。

最初の一周目はコースの下見を兼ねて軽く走ったらキロ7分ペースでした。

二周目に入り少しテンポをあげてキロ5分20秒くらいになり、三周目からはかなり飛ばしてキロ4分20秒くらいでした。

上り坂はキロ5分まで落ちて、その反動で平地は自然とペースが上がり、それでもキロ4分ペースをギリギリ切れたくらいです。

初めてのコースということもあり、いつもよりもキツく、思うようにはペースが上げられませんでした。

今日の結果を踏まえると、キロ4分20秒から40秒くらいのペース走を練習でもたくさん取り入れたら良さそうです。

ただ、年末に左足中指をランニング中に傷めてしまい、左足をうまく使えていないので、早くケガの回復に努めた方がいいとも感じます。

思い切って走れないので、いつも右足を先行させて走っているのですが、苦しくなっても途中でリードする足を切り替えることができず、また左足リードの方がスピードにも乗せやすいはずで、ここの所は我慢のランニングになっています。

グラウンドを走る感覚に似ている!?

クロスカントリーを走ると、舗装路や陸上トラックとはかなり勝手が違います。

当たり前ですが、軸足が地面から離れる時に滑るので、それだけパワーロスが起こります。

特に反発力を使って走る感覚を覚えた今、滑る感覚に馴染みません。

全くと言っていいほど、推進力の減衰を感じます。

今回も普段から使っている一般的なランニングシューズで走ったのですが、トレランシューズのように靴の底にゴツゴツとした滑り留めがついたシューズが良いなぁと思ってしまいました。

まぁ、本格的にクロスカントリーを始める予定もないので買わないとは思いますが、走力を付ける意味ではいい練習になります。

今日のランニングではキロ3分50秒くらいがやっとでしたが、多分舗装路であればキロ3分30秒くらいで走れたと思います。

こんなにも路面の違いによって、走り方が変わってしまうとは思っていませんでした。

まだ走ったことがなければ、クロスカントリー(未舗装路)を走ってみると新たな発見があるかもしれません。

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