競技志向のランナーに学ぶ 旅ランでも楽しめるランニングのこと

 散策よりの旅ランをしているけれど

旅ランとは言っても、今は大体2時間くらいで5キロから10キロの間の距離を走ったり歩いたりしながら、散策している感じです。

車や自転車との違いは、約10リットルのコンパクトなリュックを背負い、そこに入るだけの荷物しか持たないこと。

財布に手袋、水筒とカメラくらいでしょうか。

これとは別に、ほぼ毎日ランニングをしているのですが、こちらの距離も5キロから7キロ、9キロあたりがほとんどです。

旅ランは散策することを楽しみ、ランニングはフォームの改善や自身の成長を発見すること。

共通しているのは「走ること」ですが、その向き合い方は随分と違います。

ランニングの楽しみ方はいろいろ

皇居ランをはじめ、まだ少ないですが土手や湖、沼など、ランニングロードがある場所を訪れたりもします。

走るだけなら、動きやすい服装で走ればいいのですが、少しオシャレというか「楽しみ」としてウェアやシューズ選びからこだわると、また別の楽しみを見つけられます。

とは言え、こみちはどこでも同じような格好で、シューズも3000円でお釣りが来る特売品です。

一応はランニングシューズなので、普通のシューズに比べると走った時に体に優しい感じですが、推進力をサポートするような機能はついていないので、自分で頑張って走るしかありません。

これもランニングに対する考え方で、ダイエットや健康維持を目的としていて、「走るのが楽しくない」と感じている人なら、スポーツショップで最近のランニングシューズを探してみるのもありかもしれません。

先ずかっこいい。色もカラフルですし、デザインもいろいろあるので、それだけで走るのが楽しみになります。

そしてもう一つのメリットが、楽に走れるシューズがあること。

自転車でいう電動自転車のように、シューズにも弾んで楽に走れるシューズがあります。

しかも、雲の上を歩いているようなフワフワなものや、コロンと転がるように走ることを助けてくれるものまで。

確かに、値段もいい感じですが、ランニングやジョギングを楽しく続けられるなら、シューズやウェアにこだわってみるのもありだと思います。

アスリートの技を学んでみる

絶えずれハードな練習をしているアスリートの方ですが、ただキツく厳しいトレーニングばかりを続けている訳ではないようです。

というのも、ランニングにも「基礎」と呼ばれる下地があって、アスリートの方々はその上にハードな練習によって高い技術力とパフォーマンス力を作り上げています。

言い換えると、一般人のこみちのような市民ランナーにも学ぶべきポイントがあって、それを知ってからランニングするのとしないのでは、その効果も大きく変わります。

「重心」を意識した運動

「重心」とは、両手をあげて片足で立った時にバランスを取るために意識したいポイントのこと。

つまり、重心の下に足があればフラフラしても立っていられます。

一方で、重心から離れた場所に足があっても、そこではアスリートでさえ立ってはいられません。

ということは、アスリートも「重心」を意識して運動していて、その上に高い技術力があることになります。

「重心」を使うランニングの勧め

真っ直ぐに立った状態から、前に体を倒してみると、「転んでしまう」と感じるでしょう。

ランニングをする時に、最初に「足を前に出す」という意識をやめて、倒れそうになったら転ばないように足を出すという風にしてみましょう。

これは、重心を前に移動して、不安になって前に進もうとする体を足で支える動作です。

「支える」を繰り返すことが、実はランニングという運動だったということ。

どう支えた方が良いのか、より効率的効果的なのかは、これからランニングをして行く中で発見したり教えられたりする部分です。

先ずは足を出すことをやめて、重心を前に移動させることから始めると、ランニングが今までとはちょっと違って感じられるはずです。

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