15キロのトレイルランニングをした話

 ロードランニングとは違う!

先ず、ロードランニングで使えるテクニックとして、反発力で進むことがかなり制限されます。

感覚的には推進力が半分くらいまで下がるので、ロードランニングのペースはトレランでは難しいです。

登り降りの場面で転ばないように手を地面に付くような時もあって、もうキロ何分ペースを意識していられません。

履いていたシューズもいつもランニングに使うものを使っているのですが、落ち葉の上は安定しませんし、岩などもあってケガする可能性も高く、軽量や高反発よりも、安全性を重視したシューズであることが重要だと思いました。

トレランは平坦な場所でキロ5分台ペースでしたが、もう少し遅いキロ6分台くらいが快適です。

張り出した枝の下を潜るような場所では、足元だけでなく目の前にも気をつけないといけません。

トレランにはロードとは異なる楽しさがあります。

gpsウォッチを使えば

使っているamazfit gtr 4には、走り始める現在地のポイントを記録する機能が付いています。

最初にそのポイントを記録することで、トレイルを進んだ時に帰る方向を見失わないので役立ちます。

また、ランニングモードでトレランすると、線によるログが走って来た軌跡なるのですが、そこからスタート地点に戻るような時にも、その軌跡を目印に逆に辿ることで遭難を予防できます。

さらに、複数にルートが分かれた場所を走ると、走ったルートに再び出会うことがあって、どこから自分がどう移動したのがも確認できます。

一本の線でしかありませんが、トレランでは心強いです。

まだ初心なので、そんなに難しいところを走っている訳ではありませんが、東西南北を見失うことはあり得るので、コンパス機能を含めて軌跡(ランニングのログ)が残せるのは有り難いことです。

こみちがトレランした場所は、スマホでもしっかりと電波を受信できるので、本当に迷っても「MAPアプリ」を使えば居場所は確認できますし、電話もメールも使えます。

しかし、gpsウォッチだけを頼りに森の中を走ってみると、ロードランニングとは全く異なる楽しさとスリルがありました。

昔、セローというヤマハのバイクが好きで、林道も走ったりしていましたが、その時よりももっと遅いペースで自然の中を走ってみると、自身の足音と鳥の囀りだけが聞こえて、とても非日常的で懐かしいと感じます。

もしもこれからgpsウォッチを選ぶとしたら…

選び方は、満充電でどれくらいgpsが連続して使えるのかですが、最近ではgpsも複数の電波を総合して活用するので、「2周波」という受信モードが使えた方がいいとも言います。

森の奥やビルの谷間などは、電波が届きにくい場所で、正確に現在地が特定できないことも多く、単発の電波だけではなお思うような結果が得られないからです。

その意味では、amazfit gtr4 は初心者レベルのこみちには十分な機能で、満足できます。

一方で、これから新たに購入するとしたら、「マップ機能」が表示できることと、駅などの場所を検索できる機能もあると役立つでしょう。

もちろん、スマホの電波が受信できるような場所なら同じですが、何らかの理由でそれができない場面で、gpsウォッチだけで走るような時は「マップ」などのあるなしは心の余裕に差が生まれます。

使ったことはありませんが、現時点ではgarmin 965が最もバランスがいいと思います。

その上位機もありますが、連続して24時間以上走り続けるつもりか、その間に充電できる機会がないかで考えてもいいと思います。

もちろん、forerunner 965も時計として使うだけなら、1日や2日でバッテリー切れになる訳ではありません。

また地図表示できるモデルの中には「現在地」は表示できても、地名が表示されなかったり、駅などに行きたい時にルートを検索できなかったりして、つぎの予定がgpsウォッチだけで完結しないこともあります。

その辺りも検討したいポイントになるかなぁと思います。

ランニングシューズ、トレランシューズ、登山靴

アスファルトの舗装路で、反発力を使って走るロードランニングには、ランニングシューズが最適です。

気になるシューズもあって買いたい欲しいと思っていながら、でも今のシューズでもそれなりに走れるのでなかなか行動に移せません。

一方で、少し山や森の中を走ると、ランニングシューズでは靴全体が柔らか過ぎてケガしそうな場面もあります。

特に反発力が活かせないので、ソールの柔らかさが逆に不安に感じます。

突き出た枝が足に刺さらないとも限らないし、岩などで足首を捻挫しないとも言えないので、安全性を優先した方がいいからです。

登り降りが長く続き、足場が安定しないようなコースでは、くるぶしが露出したトレランシューズよりも、登山靴の方が不安もないですし、途中でケガして動けなくなるよりもずっといいです。

今はライトなトレランを楽しむ感じで、河川敷の未舗装やそこに続く森の道なども走っています。

水鳥や猛禽を見ることもおおくて、小型の双眼鏡も欲しくなりました。

アクションカメラで撮影し、家に帰ってから鳥の名前を調べることもできますが、やはりその場で観察したいとも思うので、また楽しみが増えました。

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