「走る」のは大変という誤解
ふと健康維持やダイエットなどに関心がわき、「ジョギングをしてみよう!」と思ったりするものです。
こみちがジョギングを始めたのは、昨年の2月からなのでもう少しで11ヶ月。
だからジョギングのこともまだまだ詳しくありません。
ただ、ほとんど毎日、愛用する運動アプリのデータによるとトータルで2800キロ以上の距離を走ってたりします。
単純に1日あたり8キロ程度はなんだかんだで走ったり歩いたりいていることになります。
一方、運動という運動の経験がなかったので、「ジョギングを始めよう」と思っても、漠然と「走る」ということしか分かりませんでした。
以前の職場には、ジョギングを趣味にしていて、フルマラソンにも参加している先輩もいましたが、当時は全く興味もなくて、「10キロも走れるものなのか?」そんな印象くらいしかなかったんです。
なので、こみちのランニングフォームは、youtube からの情報と実際に試行錯誤して出来上がった結果です。
もっと効率的に学ぶ方法があるとするなら、ランニング教室のような専門家の適切な指導を受けることです。
受けるメリットとして思いつくのは、ケガをしない走り方を安全に覚えられること。
自己流のランニングフォームは、どうしてもケガのリスクが避けられません。
こみちの場合も何度かケガをしていて、その原因は技術力不足や知識不足から招いた間違ったランニングをしていたからです。
歩くことと走ること、同じようで、実は全く異なります。
例えば、今から10キロ先の目的地まで歩き続けて目指すのと、走って移動し先に着いたらそこで休憩するという話なら、間違いなく今のこみちなら「走る」方を選ぶでしょう。
というのも、「歩く」から楽で「走る」から苦しいということではないからです。
ジョギングを始める時に、「走るのって大変」と考えるのは大きな誤解です。
歩くのだって大変です。
基本知識として、歩ける距離ならほぼ間違いなく走れます。
ポイントは急ぎ過ぎないこと。
「ジョギング」ってなんだ?
一番身近な「歩く」ことと何が違うのでしょうか。
一般的な説明では、歩くとは左右どちらかの足が必ず地面に触れています。
そして走るには、触れていない瞬間があること。
一歩ずつ足を前に出して進むのが歩くことなら、走るのは一歩を踏み出す時に少しだけジャンプしてもいいことが違いです。
例えば、こみちの歩幅はだいたい85センチです。
でも走った時には、その一歩が130センチとか150センチにもなります。
つまり、同じ一歩でもその差が50センチ以上になることもあります。
たった一歩でそれだけ違うので、100歩、1000歩となれば、進める距離がかなり違って来ることが想像できるでしょう。
同じテンポで進むと、走ることの方が早く遠くまで移動でき、先に到着すれば休憩も長くできます。
ここで、「ジョギング」で目指す目標を掲げるとしたら、歩くよりも速く、でも全速力で走るよりも楽に目的地まで到達することです。
心拍数を管理する
これからジョギングをする時にあると便利なアイテムは、心拍数を計測できる腕時計です。
精密な医療機器でなくても構いません。
ある程度の目安が分かればいいので、GPSウォッチやスマートウォッチ、スマートバンドのような名称で探してみると、比較的安価な商品も見つかるでしょう。
こみちの場合、最初はamazfit band 7を購入し、その後にgtr4に買い換えました。
買い替えの理由は、時計本体にgps(現在地を計測する機能)がなくて、スマホと連動しなければ正確な位置情報を得られませんでした。
ふと思い立って走ろうと思った時にわざわざスマホを持って出掛けるというひと手間が意外と煩わしくなりました。
gpsウォッチなら腕時計を付ければいつでも計測可能ですし、愛用しているgtr4 よりも高機能なモデルなら電子決済まで時計だけでできるので、例えば走って疲れたら財布を持っていなくても電車で帰宅するということができます。
もちろん、スマホやSuicaなどを持っていればいいだけですが、ジョギングは人力なので、身軽ということに惹かれます。
かなり話が逸れましたが、「心拍数」の管理をするのは、走ることの目的に合わせるためです。
健康維持やダイエット目的なら、何も考えずに3キロ5キロと走るのはもったい話です。
せっかく頑張ったのなら、効果を期待したいですよね。
その意味では「有酸素運動」と呼ばれる心拍数のゾーンで走ることで、より脂肪燃焼が期待できる運動を目指したいもの。
そんな意味でも、心拍数の管理ってすごく大切です。
言い換えると、脂肪燃焼が目的なら、「走る」こと一択ではなくて、例えば「歩く」も織り交ぜた方が良かったり、そもそも走るではなく泳ぐや自転車という別の手段でもいいはずです。
覚えておきたいオススメの心拍数があって、それが1分間に115bpmくらいから高くても135bpmくらいまで。
呼吸が苦しくなったら、それはもう頑張り過ぎです。
走り終えた後に深呼吸して、すぐに落ち着けるくらいの負荷に抑えましょう。
なので、最初は走ることよりも、移動することを意識して、例えば3分歩いて1分走るを繰り返すような方法でもいいと思います。
しかも、心拍数が上がり過ぎたら、歩くだけでもいいし、立ち止まって休憩しましょう。
目標は、移動したい距離(最初は1キロくらいから)を最初から最後まで同じペースで移動できるようになること。
歩くだけでも厳しい時は距離をさらに短くして300mだけとか、500mだけでも構いません。
「ジョギングに行って来た」と思えれば、それで十分です。
ジョギングを3ヶ月くらい続けた時に思うこと
ジョギングを3ヶ月くらい続けると、多くの人が走ることに慣れて来ます。
1キロしか走れなかった人が、3キロ、5キロと距離を伸ばせるでしょう。
ポイントは、全速力ではなくて、程よいペースを覚えて来るから距離伸ばせたということです。
これくらいのペースならどれくらいの時間や距離を走れると分かって来て、始めた頃よりも自信を持ってジョギングできるようになるでしょう。
そして、ふと思うのが「脱初心者になること」です。
こみち自身は、10キロの距離を50分以内で走れたら脱初心者だと思って来ました。
でも今になって、走るペースやタイムで考えるのではなく、ランニングフォームをどれだけ理解して、身につけたのかではないかと考えるようになりました。
その結果言えるのは、ゆっくりも走れるし、もう少し早いペースでも走れて、ジョギングをもっと広く楽しめるようになった時に、脱初心者になるのではないでしょうか。
こみちはジョギングをして、旅ランに興味を持ちました。
旅ランとは、基本的には自力で移動し、移動先で景色を眺めたり、食事をしたり、何か体験するようなジョギングです。
もちろん、電車やバスなども上手に使って、その旅ランをより楽しめたらなおいいと思っています。
例えば、10キロくらいの距離を楽しくジョギングできたら、観光地まで公共機関で移動し、観光地巡りを気ままにジョギング(もちろん歩きも含めて)で行います。
競技ではないので休憩も自由ですし、欲張って先を急いでもいいし、兎に角気ままに移動して楽しむことが旅ランの目的です。
やはり移動距離が1キロくらいではルートが少なくて、10キロくらい走れたらあれこれといろんな計画もできます。
ザック(リュック)やランニングシューズ選びにも興味が湧いて、gpsウォッチもマップ機能があると便利だと思うようになりました。
少しずつ、アイテムを手に入れることも楽しみです。
こみちが愛用しているgtr4の場合、gpx ファイルというgoogleマップなどで検索したルート情報を腕時計に転送できます。
すると、時計側のナビゲーションという機能で、目的地までのルートを一本の線で盤面に表示し、拡大や縮小を使って、その線上を目安に進めば目的地まで辿り着けます。
難点があるとするなら、スタートからゴールまでの道のりは分かっても、その途中で川があるとか、コンビニを見つけることはできません。
まぁ、スマホを使えばいい話ですが。
ジョギングをすると、それを基本にいろんな楽しみ方が見つかります。