「お尻を使って走る」ために
実は昨日まで「お尻を使って走る」ことができていたと思っていました。
しかし、今朝のランニングで「お尻を使って走る」ことがどういうことか本当に分かった気がします。
走っている時に、大臀筋が動いていることがはっきりと分かり、しかもそれによって体がグイグイと前に進んでいる感覚もあります。
実際、それを体感した時にはキロ3分40秒前後のペースで走ることができて、久しぶりに心肺機能の方が限界を迎えました。
ケイデンス250spmを目指す試み
ケイデンスの向上を意識するようになったのは、ランニングでストライド幅をもう伸ばせないと感じたからです。
順番として、ストライド幅の拡大、ケイデンスの向上となるので、時期的にちょうどいいとも思っていました。
その一環で、股関節の使い方に着目し、足をどう前に抜けばいいのかを考える中で、それまで腰高フォームが絶対的な正解だと思っていましたが、高ければいいということではなく腰が落ちてはいけないという理解であることも改めて感じます。
そして、足を抜きやすくするために、膝を完全に伸ばし切るのではなく、少し曲げたままにキープすることで、ケイデンスというか足の回転をよりシンプルにできるとも考えました。
ランニングの後、ダッシュの練習でケイデンスを上げるために走ってみたのですが、結果から言えば思うような結果にはなりませんでした。
ストライド幅は187センチになったのですが、肝心なケイデンスは195spmどまり。
多分、ランニングで腰にタメを作る時間が長くなってしまったからでしょう。
腰高フォームから少し下げることで、腰にタメができてより強い推進力を発揮することができるのではないかと気になっていました。
今回はそれを実践し、ある意味で結果が出たのですが、タメのタイミングが長くなったことでケイデンスは落ちたということです。
言い換えると、もう少しタメを作る時間が短くできたら、ケイデンスを向上させられたでしょう。
この辺りは試行錯誤なので、仕方ない部分ですが、ケイデンスが200spmを切ってしまったのは残念です。