ダメそうな股関節の柔軟性に着目
大体、youtubeを観て調べることが多いのですが、ストライドの伸ばし方は割といろんなチャンネルでも紹介されています。
ケイデンスの方は、自転車のケイデンスと被るのがランニング関連のアドバイスは多くありません。
もともとと言うか、最近になって「腰高フォーム」を見直していて、物理的に地面からの距離として「高い」ことを「腰高」と思っていました。
でも、「腰高」とは着地した時の骨盤の水平性を指していて、つまり着地で軸足よりも遊脚側の骨盤が落ちていることがダメだったという話みたいです。
そんな話題に関心が移り変わり、流れで「骨盤」「股関節」をもう一度注目してみたいと思って、ランニングに関連する「股関節の柔軟性」を解説する動画を見つけました。
こみち自身、学生時代はとても体が柔らかく、一般的なストレッチでは割とできた方です。
しかし、運動不足や年齢を重ねることで段々と柔軟性は失われて来ました。
特に最近では「開脚」が苦手で、以前よりもかなり硬くなっています。
股関節ベースで言えば、前後よりもサイド方向に開く動作が苦手で、ある運動系チャンネルで紹介しているストレッチでこみちができないものの多くは、この「サイド方向」の動きが含まれています。
単純なランニングフォームという意味では、サイドよりも前後方向の柔軟性がより重要で、だからこみち自身、ある程度までは誤魔化せていたのでしょう。
最近、ストライド幅に関しては、最大ですが190センチまで伸ばしているので、趣味レベルのランナーとしては十分ではないかと思っています。
しかし、今日のランニングで言えば、ストライドが最大なったタイミングでケイデンスは199spm。
何日前だったか、237spmになった時はストライド幅が150センチまで落ちてしまいます。
厳密にはスピードに差がありますが、ピッチ走法とストライド走法のような違いで、理想としては190センチのストライドと250spmのケイデンスが同時に達成できないかと目論んでいるのです。
この数値が達成できると計算上はキロ2分06秒ペース(50mでは6秒03)なので、チャレンジは即終了でしょう。
計算を間違えていなければ、こみちのパーソナルベストで到達できるのは、ケイデンス240spmの時にストライド幅180センチになることで、ピッチ走法、ストライド走法の両面から改善できるポイントを探したいです。
股関節の可動域と柔軟性
ストライド幅を広げるために、股関節の柔軟性や可動域に着目して来ました。
ただ既に180センチくらいのストライド幅が狙えるようになって、ちょっと疑問に感じることもあります。
実際、ランニング中にケイデンスが200spmくらいになると、それなりに足は忙しなく動き続けていて、できればケイデンスをさらに上げるために動きを制限させたいとさえ思うのです。
接地の局面ではいかに前に振り出せるかが課題だと思いますし、いわゆるパワーポジションだけで推進力をいかに速く変換できるかにこだわりたいからです。
その意味で、股関節の柔軟性はまだしも、可動域を広げる意図は、ランニング以外の前後だけではなく左右方向にも動くような競技でのパフォーマンスに向けた課題ではないかとも感じます。
そもそも、これからどんな練習をすると、掲げている目標(ケイデンス250spm)に到達できるのか分からないので、兎に角効果がありそうなことを試してみるしかありません。
その意味でも股関節の可動域を意識したストレッチに取り組んでいこうと思っています。
股関節で作るタメ
着地した瞬間、一瞬ですが少し鼠蹊部を捻転させることでタメを作り乗り込みをよりしっかりと行い、反発力を得て推進力に変えるという流れを意識しました。
結果、それによってケイデンスが遅くなった代わりに、ストライド幅が伸ばせたということです。
言い換えると、最初からある程度捻転を作ることで、そこに掛かる時間を短くできれば、もっとケイデンスを上げられるのかもしれません。
つまり、着地したタイミングでパワーポジションに近い骨盤の位置を作るのです。
次回はその辺りにこだわってみたいと思います。
それにしても、ランニングっていろいろと推測して試行錯誤できるのでとても面白いです。