気分転換に散歩したのですが
週末ということもあって、土手まで足を伸ばしてみると、ジョギングを楽しむランナーたちに遭遇しました。
ついつい癖で、目の前を横切るランナーのフォームを見てしまいます。
姿勢、膝の上がり具合、着地の位置と接地時間、そしてペースを確認します。
スラリと細身の学生さんと思える人がいて、フォームはとてもコンパクトでピッチも180spm以上に早い。
きっとキロ5分ペースよりも速い速度で走っている感じです。
陸上部っぽいなぁとも思いました。
次に見た人も若い人で、でも接地時間が長く、一回ごとに体重を膝で受け止めているようなフォームです。
ペースはそれほど速くなくて、キロ6分台くらいではないでしょうか。
散歩しているこみちに近づいて来る時は、足音が大きくてびっくりしたのですが、いざ抜かれてから遠ざかるまで後ろ姿を拝見していましたが、ダイエットとか趣味の目的で走っているのでしょうか。
三人目は中高年のベテランさん。
独特のフォームでジョギングされています。
癖が強くて、きっと長年の経験から出来上がったフォームなのでしょう。
でも、ペース的にはキロ5分から6分くらいで、淡々と走っているようなフォームでした。
こみちは散歩のつもりで来たので、ランニングシューズこそ履いていましたが、ジャージではなくジーンズ。
上着はパーカーで、マフラーも巻いています。
でもなんだか走っている方々を見ていたら、ちょっとだけ走りたくなって、腕に巻いたgpsウォッチの運動開始を設定して、リズムだけ意識しながら両腕を軽く振って走りだしました。
200mくらいの短い距離だったのすが、最後の方はいい感じでスピードに乗れて、キロ3分フラットくらいまで上げました。
長い距離ではないと決めたからこそ、フォームが崩れなかったので、速度もしっかりと出せた感じがします。
さらにそこからまた散歩を続け、途中でUターンをして帰って来ました。
その時、背後からスポーツ自転車に乗った男性に後ろから追い抜かれて、しばらく後ろ姿を眺めていたのですが、悪い癖でいきなりダッシュして追いつけるか試してみました。
帰宅して確認すると、トップスピードは22キロを少し超えたあたりでキロ2分40秒ペースまで上がりました。
全速力という感じでもなかったのですが、スタートダッシュだったので余計に速度に乗りやすく、ジーンズながら気持ちよく走ることができました。
もう少し腰高で、重心位置を高く出来ていたら、着地でのさばきがさらに良かったように思います。
ケイデンスが214spmまで上げられたことが大きな収穫かもしれません。
ストライドはおおよそ180センチくらいになっていて、もうそれ以上にはならないと思うので、今後スピードアップするにはケイデンスをどれだけ上げられるのかが課題になります。
瞬間的な数値だとしても、250spmくらいまで出せたら走っていても面白いだろうと思います。
でもそにためには、シューズもしっかりとフォットさせておきたいですし、いい感じで踏み切れる接地感も欲しくなります。
いつものランニングシューズなので、やはり短距離走には向いていないみたいで、一瞬ですがグニュとした無駄な感覚が残ります。
きっと陸上競技をされる人は、スパイクで走るのも、そんなロスを無くしたいと思うからでしょう。
最初は気分転換のつもりで散歩していたのですが、ダッシュ練習をしているみたいになって最後は自己最高記録に近づくためにも、キロ2分20秒ペースにどこまでよせられるか、フォームを気にしているこみちでした。
ランニングというか、走ることが楽しいです。