キロ5分ペースで5キロくらい走れるこみちには…
結論をいうと、推進力を高める目的で「厚底シューズ」を選ぶ理由がありませんでした。
試し履きして思うのは、足が地面から離れるポイントが自身のタイミングよりも少し遅くて、また推進力を得るためにクッション性が厚くなったことでふくらはぎに大きな負担が伴いました。
片足で着地した瞬間に、いつも以上のブレを感じ、それが安定するまでの一瞬でふくらはぎをはじめ、いろんな筋力が使われています。
もう少し踏み込んだことを言えば、何足か試し履きしている中で、「ヤバ!」と思ったものがあって、ソールの感触を確かめている時にふくらはぎが違和感を発しました。
こみちの筋力では補えないくらいの負荷が瞬間的に掛かったようです。
普段のランニングで最も注意しているのは、ふくらはぎを酷使しないことで、スピードアップではどうしてもまだまだ頼ってしまう筋力です。
それだけに、現状では体幹がブレやすいシューズを選ぶことを避けたいと思ってしまうのです。
シンプルなシューズ
踵から着地することもありますが、それは主に体調が良くない時に多いフォームです。
言い換えると、足の裏半分の前側がいかに安定し踏み切れるかが大切で、それはシューズの厚みよりも感覚的にシンプルな構造の方が合っています。
試し履きしただけの感覚で言えば、NIKEのライバルフライ3などは程よいサポート感で履き心地もよかったです。
踏切るタイミングの動作で、地面を感じ易いことも評価できるポイントです。
同じNIKEで言えば、ペガサス40もクッション性が高くて、快適にランニングするなら良いと思いました。
キロ6分から4分の間くらいのペースが心地良さそうで、こみちで言えばダッシュ練習以外なら使い勝手が合います。
多分、厚底シューズという選択肢はないかもしれません。
調子がいい時に、例えばキロ3分半ばくらいでランニングできる時に、キロ3分切るペースまでサポートできたとしても、先に書いたようにふくらはぎの負担を考えるとなかなか採用には踏み切れません。
競技者としてタイムアップが必須なら悩んでしまいますが、そもそもが趣味で走るレベルなので、もっと履きこなせるトレーニングしなければ選ぶこともないでしょう。
こみちのように、キロ5分ペースとか6分ペースで走るレベルのランナーは、どんなシューズでランニングされているのでしょうか。