NIKE レボリューション７ってどうなの？
ランニングに使うのは２日目で、初日と印象はほとんど変わりません。
走るペースは、キロ５分台からキロ４分の間。距離は５キロです。
以前履いていたニューバランスのトレーニングシューズ（セール品で3000円くらい。軽量でした）と比較して、ホールド感があり安定感もあるので、初心者やジョグには適したシューズだと思います。
一方で、少しペースアップすると（こみちの場合ならキロ３分30秒くらい）地面に接地して再度振り出すまでのタイムラグが大きいです。
インナーソールがとても柔らかく、ジョグとかウォーキングでは心地よいのですが、強く乗り込むような場面では踏み込んで加えた力がなかなか戻って来ないので、結果的にケイデンスが以前のようには上がりません。
ストライド幅に関しては、飛ばした時に150センチ以上になるので、特に弾まないということもありません。
しかし、シューズ本体の重さが影響しているのか、今までふくらはぎに疲労感は感じませんでしたが、このシューズに履き替えてからは二回とも疲れを感じます。
痛みのようなものではなく、筋肉を使って疲れている感じです。
多分、原因はソールのクッションが強く、期待している反発が得られないように感じて、無意識のうちに足首で地面を押しているからでしょう。
実際、走り始めた段階では、キロ５分ペースで走るのがものすごく大変に感じます。
以前ならキロ４分とかキロ３分40秒ペースで走っているような勢いで、やっとキロ５分ペースというようなズレがあります。
ただそこから足の動きが慣れて来ると、キロ４分10秒から15秒くらいがちょうど心地よいペースです。
これも以前のニューバランスと比較して、10秒から30秒くらいは遅くなっているように思います。
特にショートインターバルでトップスピードを引き上げるような場面で、体調次第で変化しますが、これまでならキロ２分30秒から40秒でしたが、やはり10秒くらい遅くなっています。
トップスピードの領域で、足が気持ちよく回せる感覚が薄く重さがあります。
多分、このレボリューション７は、キロ５分ペースから６分ペースくらいでジョグするのに合っています。
欲しかったNIKEのライバルフライ３の前足部の硬さくらいでないと、ショートインターバルで気持ちよく足が回せないのかもしれません。
前回履いていたシューズは半年以上も履き続けましたが、前足部は貫通するくらいかなりえぐれるほどすり減り、踵はまだ新品のように溝も削れずに残っていて、どんな風に酷使したのかが分かります。
その意味では、もう少しレスポンスのいいシューズが好みだと思います。
これが５キロではなく、10キロ、20キロを頻繁に走るのなら、レボリューションのような優しい感じが疲れなくていいのかもしれません。
毎日、５キロの中で、淡々とキロ４分とか３分後半で走る区間と、もう少しペースを上げてキロ３分20秒、キロ３分、キロ２分40秒、さらにトップスピードと試して走ることが多いので、その辺りをカバーできるようなシューズが今の走り方に合っていそうです。