気になったサロモンのザックをいろいろ調べてみた話

 街を走るランニングでは…

街を走る時ならそれこそ小銭さえあれば、コンビニや自販機はどこにでもあって、飲み物を買うことができる。

少しでも軽い荷物で走りたいなら、水筒を持つよりも小銭を持っていた方が便利ということもあるだろう。

しかし、それが難しい山を走る場合、水分をいかにランニングの邪魔にならないように持ち運ぶかは課題となる。

そこで最近気になっている「ザック」と呼ばれるアイテムが重宝するのだけど、荷物を背負うという意味では「リュック」と同じだ。

しかし、大きな特徴は、肩肘の部分が圧倒的に幅広く、そこにポケットが幾つもあって、専用の水筒やスマホ、軽食などを入れておける。

確かにこみちもカメラ撮影をした時に、カメラを持って走ることがあるけれど、ずっと撮影を続けるのも大変だから時々は手ぶらになりたいと思うことがある。

「じゃあカメラ、どこに入れる?」と思った時に、足を止めてリュックの入れるのも面倒だ。

旅ランを本格的にしたくて、できれば撮影もしたいと思った時に、カメラの持ち運びって意外と悩みだったりする。

実はザックのことを調べる前までは、ウエストバックのようなものを腰につけようと思ったりもしていた。

また、今使っているのは約10リットルくらいの荷物が入れられるリュックで、トレラン専用のものではない。

だから肩肘も細くて、そこに荷物は入らない。

水筒も背負っていたから休憩では立ち止まり、リュックを降ろして水分補給していた。

レースではないから、数分の休憩を気にすることもない。ただ、疲れて来ると毎回荷物を背負って降ろすの繰り返しは面倒ではある。

例えば、サロモン製のザックでは、小型にものは4リットルと、確かに持ち運べる荷物は少ないけれど、ランニングの邪魔にならないギリギリサイズを狙った商品もある。

それよりも大きいサイズになると、8リットルや10リットル、12リットルと細かくサイズ違いが用意されている。

旅という視点では、例えば一泊二日で必要な一式が15リットル程度と聞いたことがあって、二泊三日以上なら25リットルまで増えるそうだ。

夏と冬では防寒着などの装備も違うから、体積だけでは簡単に決められないけれど、走る邪魔にならないというサイズ感と必要不可欠な荷物の量を調整するのが難しい。

5キロ、10キロの距離で考えると、リュックを背負ってキロ6分ペースがギリギリじゃないかと思う。

もちろん、それだけしか走らないのであれば、もう少し無理できるかもしれないが、キロ7分、8分でもいいくらいで、むしろ走り続けられる方が大切だから。

重さにして1キロの荷物を背負うと、ペース的には30秒くらい違う。

旅ランのスタイル

「荷物を背負ってランニングしながら進む」というイメージを持っていたけれど、それでは荷物の量と背負える荷物のバランスが取れそうにない。

だから、例えば背負うザックは4リットルとか8リットルまでにして、それに入らない荷物は別のバックで持ち運ぶというも考えた。

そして、「背負って進む」のではなく、駅を拠点に使い、別のバックはコインロッカーに置いて、そこからグルッと20キロを走るという感じで旅を楽しむのはどうかと思い始めた。

荷物を預けられるなら、道の駅でもいいし、宿泊先でもいいのだけれど、そうすることで持ち運びたい荷物と運べる荷物のバランスが確保できる。

山の中を想定しないのであれば、15リットルサイズのザックを背負い、基本は歩き移動にして、走りたいところでは荷物を預けて、ほぼ何も背負わずに走るのもありだろう。



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