「旅ラン」を始めよう!

 自力で行くと気分も変わる!?

こみちにとって、最初の旅ランは自宅から約4キロ離れた場所にあるコンビニまで行ったこと。

その頃はまだランニングを始めたばかりで、片道4キロという距離がとても長く感じられた。

キロ6分ペースなら、1時間以内で往復できるだろう。

でもその頃は、キロ6分ペースはかなり飛ばして出せたペースだし、何より往復で8キロを走り切る自信もなかった。

正直、コンビニで何を買うのかよりも、行って帰って来られるかの話で、出発時間や道路の混み具合まで心配していたことが懐かしい。

初めての旅ランを成功したことで、こみちはgoogleマップを眺めては訪れる場所を段々と遠くに設定して行く。

春先の時期に経験したのは、片道20キロ、往復で40キロの道のりだったと思う。

記憶では、この40キロの旅ランで、足が本当に動かないほどきつかった。

家まであと数キロのところまでたどり着いた時でさえ、痛い足を引きずるようにトボトボと帰った。

自宅に着いてからも、階段の段差がきつくて、その時の経験がランニングの走力を上げることに繋がった。

それ以降、20キロとか30キロの距離を走ったけれど、今でいうペース走的なものではなく、途中で歩いたり休憩を取ったりして、時計の盤面の表示を信じて到達を目指すということだった。

本当の旅ラン

例えば、もう少し気温が下がって来たら、キロ7分くらいのペースで50キロ、100キロに挑戦してみたい。

しかも単純なLSDの練習ではなく、リュックを背負って荷物も背負っての事前練習だ。

約8時間から10時間走って、そこで宿を見つけて一泊し、翌朝はまた同じ距離を走って帰宅するというもの。

仮にそんな目標を目指すなら、キロ4分ペースで走ることよりも、キロ7分、8分ペースでいかに長く走り続けられるのかということ。

しかも、リュックを背負ってのランニングとなるので、上半身を活かして加速させることも制限される。

でも、そもそもに立ち返ると、フルマラソンで好成績をおさめることが目標ではなく、気ままに遠くまで走って来れれることが望みなので、だったらそれに適した練習に切り替えて行くことが大切だと思う。

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