「ふくらはぎを使わない走り方」の話

 ふくらはぎを使わない走り方

こみちのフォームは、ちょこちょこ走りから始めて、ストライド走法になって、ふくらはぎを負傷したことで、新しい走り方に行き着いた。

走り方の名称はないけれど、ポイントは「真下着地」にある。

ペースを意識してというよりも、ふくらはぎの様子を常に気に掛けながら、2.5キロのランニングをしてきた。

走り始めた時のペースはキロ8分14秒。

一切、スピードを上げるために足首を使ったりはしないで、ただ真下に着地して体重を骨で支える意識だった。

ストライド走法で走る時のように、膝を前に出すこともなく、かと言って軸足に乗り込むようなフォームでもなく、踵から静かに着地して体重を受けるのは真下になった時である。

そんな負担の少ない走り方だ。

それでも、調子が乗って来て、2キロを過ぎた辺りでキロ6分30秒くらいになった。

さらに飛ばしたい気持ちを押し殺し、冷静にふくらはぎの様子だけを気にして走っていた。

最終的にはキロ6分を切るくらいまで上げられた。

ここで言えるのは、筋力としては3割か4割くらいのパワー感で走っていたことだ。

力は使わないけれど、手足の動きの精度を意識したら、心拍数は最大で183bpmまで上昇していた。

ストライドは平均で84センチ。ケイデンスは平均で168spm。

感覚としては、早歩きから少しだけ走り出したくらいのペース。

現時点での右ふくらはぎの調子

ストレッチというか、マッサージを手が空いた時に行っている。

通常の痛みはなく、歩行時にも違和感はなし。

右足のつま先だけで体重を支えて、素早く足首を動かした時に負荷が強いと違和感に変わる。

つまり、ランニングで着地した足がすぐに振り戻されずにそのまま地面を押し続けるような動きが禁止なのだ。

だから、ランニングでは真下に着地して、一切、足首をこねたりしない。

それでもキロ8分ペースとキロ6分ペースでは、体が移動するスピードが違うので、「こねない」と言いつつもスピードが速いと足首は強制的に背屈している。

だから、踵をいつまでも地面に着けているとふくらはぎに負荷が来るので、特に右足に関しては着地後に膝を前側に倒して、足を地面から離すように抜き上げる。

もしもふくらはぎが万全であるなら、そんな動きはしないで、膝も固定して大臀筋の力でより強い推進力を発揮させるだろう。

右足に関しては、ランニング中、地面からの反発をかなり逃しながら、ふくらはぎに集まる負荷を軽減させた。

今日は2キロ半しか走っていないけれど、少し表の景色を見ながら走ることができたのは嬉しかった。


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