ウォーキングからランニングへ
半年前、いきなりランニングを始めたこみちですが、最初は上手く走れなくてウォーキングとランニングを混ぜていました。
そんなこともあって、ウォーキングから早歩き、ランニングと一回の運動で何度もスピードを変えていたのですが、その結果、ランニングフォームで大切な空中動作を覚えるのが遅くなってしまいました。
先に紹介しておくと、ストライドと言われる歩幅を広くしたいと思った時に、ウォーキングからランニングに移行するとどうしても前にある足をより遠くに出そうとします。
その結果、後ろ足が残り、前足はつっかえ棒のようになって、多くのランナーが悩む膝の痛いの原因を作ります。
ウォーキングとランニングは全く異なる動きをしていて、その理由が空中動作にあります。
例えばストライド幅のとても長い短距離走の選手を見ると、速い選手は100%と言ってもいいほど、空中動作があって、その間に歩くことでは不可能な推進力を発揮しています。
つまり、後ろ足をいかに早く地面から離せるのかがランニングでは課題で、その意味では後ろ足を着地したままのウォーキングの延長線でランニングフォームを考えても上達はできません。
片足で立った状態から、浮いた方の足でどれだけバランスよく前に弾めるかが問われるからです。
股関節まわりの筋力と柔軟性
ポンと前に弾むことがランニングで必要だと分かると、股関節が硬く、筋力も乏しいとそれだけしっかりと弾めません。
ウォーキングの歩幅が80センチとするなら、最初の目標は100センチくらいでしょうか。
つまり、足一個分遠くに出せることで、ランニングフォームの原型は作れます。
もっと言えば、100センチくらいになれば、あとは淡々と距離慣れればフルマラソンでサブ4と言われる目標だって目指せるスピードが身につきます。
足一個分の違いです。
ストレッチや筋力トレーニングを意識して練習し、例えば足二個分前に出せたら、もうフォームは完成と言ってもいいでしょう。
20センチとか30センチの違いのために、股関節の動きを見直しています。
ランニングは他のスポーツと違う!?
例えばサッカーの選手として上達したい場合、個人的なパフォーマンス力を上げる以外にも、チームとしてのフォーメーションや戦術に応じた能力が必要です。
状況に応じて求められることが違うので、基礎トレーニングだけではあるレベルから伸びません。
しかし、ランニングの場合、動きの起点が自分自身にあって、終点もまた自分にあります。
つまり自分で準備したことが結果繋がるので、上達する要素が明確です。
できるランナーのフォームを完全にマスターできたら、その人のパフォーマンスに近い結果を発揮できるということです。
ということは、今、自分でできないポイントがあると分かれば、それができているランナーを探して、自分とはどう違うのかを観察すると、不足している能力にも気づきやすいですし、トップランナーたちが身につけている能力が基礎の上にあることも理解できるでしょう。
キロ3分ペースというスピードはとても速いのですが、そのスピードを一瞬だけなら出せる人も大勢います。
問題はそのスピードを維持することがとても大変で、そこに厳しいトレーニングがあるということです。
つまり、技術的難しいというよりも、体力的に目指していることができないし、やろうとすると故障してしまう可能性が高いということ。
股関節の柔軟性が十分に確保できていない段階で、それを強いるトレーニングを行えばケガをします。
それと理由は同じで、「体ができて技術を覚える」というサイクルでないと、上手く上達できません。
他のチーム競技ではさらに仲間たちとの連携も加わるので、相手選手のレベルとの関係性も影響し、チームとして強くなるにはもっと広い視点が必要です。
その意味では、個人練習だけでも上達できるランニングは、個人でも始めやすいスポーツといえます。
個人的な目標は5キロの距離を淡々と走れたら
30分くらいの時間を使って、5キロくらいの距離を心地よく汗をかいて走れたら十分だと思います。
別に4キロでもいいですし、3キロでもいい話です。
30分くらい走ると300キロカロリーくらい消費できると思うので、気分転換や運動不足解消にも効果が期待できます。
運動習慣ができることで、お気に入りのランニングシューズやウェアにも興味が湧いて、今度はこれで走ってみようと思うことが日常生活に潤いを与えます。
このブログでも「キロ〇〇分で走った」と書くことがありますが、本来ならそこまでする必要はありません。
ただ気分がよくて、体も軽く感じる時に、少しいつもよりスピードを上げて軽快に走ってみるとまた楽しいという話です。
トップ選手やベテランランナーのフォームを見ていると、どこがどう凄いのかも段々と理解できる部分が増えて、絶対真似できない部分と自分にも活かせる部分が見つかります。
自分でも取り入れられるポイントをさらに練習で取り組むと、楽に速く走るコツが分かって、さらに面白くなったりします。
以前なら苦しいと思っていたペースが、楽に感じるのは、慣れだけではなく、ランニングフォームがしっかりとできて来たからでしょう。