キロ11分ペースで…という話

 キロ11分ペース

ほとんど早歩きと変わらないスピードです。

違いがあるとするなら、「走っている」という気持ちになるかどうか。

今朝、ウォーキングだけにして、距離も2キロくらいで帰るつもりでした。

最もただ歩くのではなく、大臀筋の力を入れるタイミングや着地した軸足と遊脚の入れ替えなど、全体としてはゆっくりなのですが、ポイントだけは押さえるようにしました。

まぁ、たくさん抜かれます。

ランナーはもちろんですが、歩き慣れた人にも…。

「走れるっていいなぁ」と、遠ざかって行く背中を眺めるしかできません。

それでも、外に出て運動できるのは本当にありがたいことで、病気やケガによっては外出できない人だっているはずです。

昔、こみちにもそんな時期があって、いつもツーリングのブログを巡っては、「いつか…」と思っていたことを思い出します。

ランニングを始めて、例えばフルマラソンで良いタイムが出せたら、それは嬉しいはずです。

しかし、原点に帰ると、「健康である」ということが根底にあって、走れる時間や気力がついて来るから、今朝も走ることができました。

ここだけの話。

6キロ走ったんです。

1時間以上掛けて。

心拍数は80bpmで、人によっては少し緊張するとなってしまうくらいの早さでしょう。

実際、こみちも運動している実感は薄く、手足を一定のリズムで動かしている感覚です。

しかし、ポンと力が入らないように、タイミングで「抜く」ということがとても大変で、いつもよりも後傾になってあまりいいフォームではありません。

でも、適切なポジションにすると、無意識にタイミングが合ってしまい、まだ静養が必要な右足に負担が掛かります。

「我慢」「我慢」と言いながら、走れていることに感謝して、多くの人に抜かされ続けました。

もしかすると、こみち自身も何も知らずにランニングをしていて、他のランナーを抜くことってあまりないのですが、何か事情で全力では走れない人を抜き去っていたかもしれません。

やっぱり、できるのにできないという気持ちはストレスです。

抑えて抑えて、また抑えて。

ずっとキロ11分ペースで走るのは、忍耐でした。

でも久しぶりにランニングをした満足感はあって、少しずつでも回復してくれたら嬉しいです。

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