気になるアスリートを見つけたという話

 不破聖衣来選手のランニングフォームに注目!

男性ランナーに比べて、筋力面で非力なことが多い女性ランナー。

一般の市民ランナーなら、男性アスリートよりもそんな女性ランナーの方が参考にできたりする。

そしてyoutube で見つけたのが、「不破聖衣来」選手。

最初観て、「めちゃくちゃ速いじゃん!」という感じ。

ランニングにおける走法で、ピッチ走法とかストライド走法とかを気にしていた頃、なぜ陸上選手はストライドが異常に長いのかと不思議だった。

ゴルフでも同じ現象があって、女子プロゴルファーのヘッドスピードよりも速い一般の男性ゴルファーも多い。

でも肝心な飛距離では、女子プロゴルファーが勝ってしまう。

理由は「シャフトのしなり」らしいけど、筋力のパワーだけではない部分で、プロはテクニックがある。

実際、ジュニアの選手たちのスイングを見ると、驚くほどに全身でシャフトをしならせて飛ばしている。

今さら、真似ようにもあの柔軟性になれるとは思えない。

話をランニングに戻すと、不破選手の走りはとてもスムーズに見える。

体幹の安定感や、滑るように進むランニングは、見ていて簡単そうに思えてしまう。

もちろんそんなことはできるはずもない。

しかし、不破選手の監督が「筋力はそんなに強くはなくて…」というような話をしている。

つまりランニングで着目している「反力」は使っていると思うけれど、なぜにあんなに他の選手を次々に追い抜けるのか。

そしてある解説者が、腰を切れについて触れていた。

不破選手が調子のいい時は、もっと腰がキレていると。

股関節周りの柔軟性と腰のキレとのバランスに優れているからだろうか。

ゴルフスイングを教えてもらっている時に、「インパクトは通過するだけ」と何度も言われて来た。

つまり、「反力」とか「キレ」とか、既に気になっているポイントさえも、実は通過点で、もっと先に何か重要になる意識でもあるのだろうか。


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