VO2MAX(最大酸素摂取量)の数値
ランニングを続けていると、ある時間や距離を超えたタイミングから急激に心拍数が上昇した経験はないだろうか。
こみちは専門家ではないから詳しいことは分からないのだが、上昇した心拍数の後は運動効率が下がり、それまでのスピードや運動負荷が続かなくなってしまう。
さらに言えば、落ちてしまった運動量を再度上げたくても、身体が反応してくれず、自ずと落ちてしまった効率をさらに落とさないように続けるしかない。
もしも、そんな経験をし、確かにと思う人がいたら、VO2MAXの数値にも興味を感じるのではないだろうか。
こみちの場合、現時点では42という数値だ。
20代や30代の平均的な数値で、40代や50代なら少し良い方だろう。
youtube などでランキングやマラソンなどを楽しむチャンネル運営者の多くは、10キロの距離を40分台で走り切れるレベルの方々で、その数値も50以上だったりする。
そもそも、VO2MAX とは、筋力の継続的な維持ができるのかという指標だと理解しても良いだろう。
50台の人は、40台のこみちよりも強く長く運動を続けられるということで、結果的により速いタイムで走破できる心肺機能を有していることになる。
例えば、VO2MAXが低くても、50メートル走のような乳酸が蓄積される前に終了する競技なら、心肺よりも筋力の強さの方が結果的に影響するだろう。
しかし、より長い距離を走るという場合には、強い筋力トレーニングも欠かせないが、心肺機能、もっと言えば「心拍数」のより正確な把握が不可欠になる。
そもそもの疑問「手首で心拍数は計測可能なのか?」
こみち自身、介護士の資格を持っていて、業務でも利用者の心拍数を測定器で計測することがあった。
機材の装着位置を誤ってしまうと思うように計測できないことを経験し、手首式の簡易的な計測器は腕に巻くタイプよりも方法次第で精度が下がる可能性も高い。
例えばGPSウォッチと言えば、日本ではgarminが有名だけど、そのgarminの製品を確認したい時に医療機器を使うケースもあるが、手軽に比較する時はpolarの胸バンドや腕バンドを使っていたりする。
polarというブランドは、フィンランドの企業であり、心拍計測に40年以上前から取り組んで来ている。
あるyoutuber の動画を見て、こみちもpolarを知り、ランニング系ウォッチとしてpacerという商品が人気だと分かった。
心拍計測というと、時計裏面の膨らみ部分に幾つかのライトが特徴的だが、polarの場合にはそこが平らで、他社とは異なる作りが特徴的だ。
ゾーントレーニングという練習方法
運動の強さや時間で、心拍数が上昇してしまう地点が来る。
経験から判断すると、その後のパフォーマンスは筋力にまだ余裕があっても身体の反応は鈍くなると感じてしまう。
ということから、心拍数の上昇を抑えた運動を維持することで、その人が持っている筋力をより有効的に使えるのではないかと考えた時に、ゾーントレーニングという形で、予め心拍数の幅を決めて、その間で運動負荷を一定にして行うことが有効になる。
つまり、速いとか遅いという感覚やラップタイムという時間で管理するのではなく、心拍数という数値を管理して、その人に合った運動負荷を決めるという考え方だ。
もちろん、それを行うのであれば、より高精度な心拍計測が不可欠で、国内で人気のgarminの精度と業界的に心拍計で評判のいいpolarとで悩むこともあるだろう。
センサーの数を増やしたり、より高精度な解析プログラムを導入するなどして、各社もそれぞれの計測データをより高めているのはより良い製品作りに欠かせない。
その意味では、医療機器を100の性能とした時に、98以上を求めるのか、95や90で良いのかというのは、ランナーの意識次第になる。
トレランのような場面では、心拍や筋力に余裕があっても、走るべきコースを間違えては意味がない。
つまり、いかに正しいコースを選択するのかが重視される。
そんな風に理解すると、より高精度なGPS機能を備えた時計を選びたいし、スタートからゴールまでその測位が継続できるモデルに人気が集まるだろう。
という一方で、日々のトレーニングでは、コースを逸脱してしまうことよりも、どれだけ効果的なトレーニングになっているのかがより重視される。
つまり、心拍計測データの数値が求められる。
経験として
例えば、こみち自身に経験として、自身ではより強度に運動をしているつもりなのに、心拍数として感覚と乖離した状況を度々感じる。
あれだけ追い込んだつもりなのに、心拍数ではそれが現れていない。
もっと速く、強く強いれたのではないかとも思う。
さらに言えば、冒頭で紹介したVO2MAXの数値も本当にその数値で合ったいるのかとも思えてしまう。
というのは、もっと数値が高いのであれば、心肺機能に余裕があって、筋力次第でより理想的なタイムに近づける可能性がある。
一方では、もっと低い場合、過度な運動によって身体を壊してしまう運動超過な状況に陥ってしまう。
計測を試してみるという意味では、どこのブランドの商品でも十分だろう。
しかし、精度が低いために、目安として機能しないのであれば、より本格的に運動したい人には不適切な時計になることもある。
あくまでも可能性の話だし、場面で使い分けることでより精度の高い計測が見込めるのを、一台の時計でカバーしたいと思うから余計に難しくもなってくる。
定番のgarmin。コスパのいいamazfit。加えて心拍計で定評のpolar。
日中の暑さで長い距離を走れなくなるこの時期。
夏場にしっかりとトレーニングをするというなら、基本に立ち戻り、心拍数の精度に関心をよせてもいいだろう。