なぜスマートウオッチは「Garmin」一択なのか?って話

 もちろんGarmin以外にもいいスマートウオッチはあります!

ジョギングをするようになって、その勢いで20キロや25キロという距離をバテバテになって走り切ることがあって、今回は40キロという長い距離に挑みました。

100キロくらいまで走れるような脚力になったら、例えば「旅ラン」のような楽しみ方もできると目論んでいます。

その前哨戦的な意味で、40キロに初挑戦しました。

腕には7000円で購入したスマートバンドを装着し、春の陽気を超えて、暑い日差しの中走り出したのですが、10キロを過ぎたあたりで気づけば表示がフリーズし、心拍数もペースも累積移動距離も分からないままになりました。

もともとは、そんな機能も搭載されていますというくらいのもので、本格的に使うのは用途外なのかもしれません。

3キロくらいを健康維持で走るような使い方なのでしょう。

10キロを1時間で走るこみちですが、40キロなのでキロ7分半に落として淡々と走りました。

途中、ルートを見失い、道に迷ってぐるぐると回ったりもしましたが、想定していた20キロ地点に到着したのは出発から4時間後でした。

疲労感も強かったですし、計算上、キロ12分相当で、過去に疲れてバテバテになった時でもキロ9分まで落ちることはかなり稀なので、疲労感に加えて精神的にもダメージを受けました。

そこで軽い休憩を挟み、帰路に着いたのですが、同様に4時間くらい掛かってこれまでに感じたことが無いほど、足だけではなく、腰や背中、腕までが怠くて、感覚的に残っている体力を使い切ってしまったという感じです。

スマホの残量も減ってしまい、地図アプリで現在地を確認し続けるのも危うくなって、これでスマホまで使えなくなったら、街中なのに「遭難」状態になる感覚でした。

体力も残り少ない中で、帰り道のルートを見失うのは絶対に避けなければいけません。

遠出したことで土地勘の無い場所では、裏道よりも大きな道路が安心です。

道路標識に従って進むのですが、現在地が確認できなくなってからは、どれだけ前に進めているのか、遠回りしていることにも気づきません。

何よりも家までの距離さえはっきりしないので、キロ何分というようなレベルではなく、歩いてもいいから足を出し続けるように心がけました。

結局、トータルで8時間掛かって、想定した40キロを走り切ったことになります。

ほぼ、歩いて移動したようなペースでした。

例えばGarminのスマートウオッチの中には、居場所をマック上に表示できるモデルもあるそうですが、約8万円という価格がする理由も頷けます。

7000円のスマートバンドでは無理っぽいのです、同社で評判のいいモデル(約3万円)も高機能ですが、今となってはそこに手が伸びません。

盤面の美しさは、日常使いだけなら嬉しいことですが、長い距離を安心して走り切るためには、見た目の華やかさよりも質実剛健の信頼性が優先されるからです。

これでGarminも止まってしまうなら、そもそもスマートウオッチだけで長距離走を託すことはできないのでしょう。

本当にこの先も40キロやそれ以上のジョギングをするのかは分かりませんが、近日発売予定になっているGarminの「965」モデルには興味があります。

でも、競技者でもないこみちに、そんな高機能モデルが本当に必要なのかとも思えますが。

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