某お笑い芸人のマネジャーが人気者になってけれど
具体的な名称は控えますが、某お笑い芸人の女性マネジャーがアイドル活動をされていました。
アイドルとして活動される方々がいる中で、彼女のように広く認識されるのは簡単なことではないでしょう。
プロデュースという側面で見れば、何持っていると売れるのかはプロの方でも明確に答えるのは難しいはずです。
例えば別のアイドルグループに目を移した時に、ビジュアルの良さが注目に繋がるとしても、人気が出るのかはまた別の話で、「この人、なんで売れないのだろう?」という人が時々現れます。
一方で初めて見た時の印象から、月日が経過して人気を右肩上がりで向上させる人もいます。
トーク力や演技、歌唱力など、番組での出演でその人の良さが浸透したからでしょう。
とは言え、アイドルグループに加入しているからこそ出演の依頼も来る訳で、一般人として生活している場合には遥かに低い可能性でしか活躍のチャンスは巡って来ません。
その意味では、先に紹介した某お笑い芸人のマネジャーの場合、既にメディアに主演できる環境にいて、「企画として一回やってみよう!」ということだったとしても、活躍できるチャンスが巡って来ます。
クラウドソーシングというビジネススタイルも
今でも広く浸透している次世代的な働き方の先駆けともなっている「クラウドソーシング」ですが、さらに昔にはノマドやフリーランスという言葉にも似たスタイルで、雇われない働き方の象徴とも言えたでしょう。
例えば、イラスト制作や文字のライティングのようなスキルを持つ人がいて、一枚や一文字当たりの単価で簡単に仕事の発注と受注ができました。
それこそイラスト一枚3000円以下では、イラストレーターとして食べて行くのは厳しいでしょう。
ライターの場合、一文字1円以下でもやはり同様です。
ある程度の水準に達していれば、それでも仕事として成立していたのも事実です。
しかし、実質的に廃業したり、規模を大幅に縮小している企業もあって、外部スタッフに仕事を依頼するクラウドソーシングをそのままビジネスの根幹として取り入れることが難しかったように思います。
イラストにしても、文章にしても、不足部分があった訳ではなく、十分に仕様を満たしている完成度だったとしてもです。
その要因が、先に紹介したアイドル活動の特長に似ていて、イラストレーターやライター志望の人はたくさんいます。
それぞれが一定のスキルを持っていることも間違いありません。
しかし、それだけでは生活が困難になってしまうほどに稼げないのはなぜでしょうか。
想像するに原因は「スタートライン」に立てていないからではないだと思いました。
ここで言う「スタートライン」とは、アイドルなら事務所所属であることで、イラストレーターやライターであれば、個人で屋号を持っていたり、専属の会社に実在していることです。
つまり、ニックネームだけでの活動では、そのイラストや文書が優れていても、「誰が書いたの?」という疑問が先に来て、そもそも内容に興味を持ってもらえません。
もちろん絶対に無理だということではなく、活躍できない原因を考えるとそこに一因があるのではないかという話です。
例えば歌手で本名を伏せていたり、顔出しをNGにしていたとしても、所属する事務所が実在し、クライアントとに間を取り持ってくれたなら、大きな問題にはなりません。
ですが、個人的活動で、顔出しNGという条件はそれこそ売れる可能性を半分以下、場合によっては十分の一位に下げてしまうかもしれません。
一方でクラウドソーシングを依頼する側にしても、どんな人が寄稿したのか顔まで見えると依頼人だけでなく、その記事を読んだ人も捉え方が変わるでしょう。
インターネット上の情報をリメイクした内容なのか、それともライターの独自の取材や経験から書かれたものなのかでも、読む価値が違います。
人気のコスプレイヤーも元アイドルだった!?
某人気コスプレイヤーの存在は以前から知っていましたが、その人がアイドルグループのメンバーだったとは知りませんでした。
何年前のものなのかはわかりませんが、当時の活動を記録した動画を見つけたので視聴しました。
確かに面影はありますし、ご本人なのだとも思います。
しかし、今の活躍ぶりをイメージさせるようなものは、当時の動画では感じられませんでした。
ただ、顔を動かした時に、あるアングルに今の顔立ちを思われる瞬間があって、つまりはプロデュース次第で今の活躍もできた片鱗を感じました。
100年に1人、1000年に1人と呼ばれるくらいのビジュアルなら、放って置いても誰かがその存在を知らしめてくれるでしょう。
しかしそんな恵まれたビジュアルの人ばかりではなく、10年に一人、1年に1人という場合、よりその人の魅力に合わせた売り方が求められます。
その意味では、人気コスプレイヤーの方もアイドル時代の売り方よりも、今の方がより合っていたということなのでしょう。
世間から関心を持って面白がってもらえたなら
例えばビジュアルが飛び抜けていなくても、世間からタイミングよく注目されることで、人気が高まることがあります。
歌唱力だってずば抜けていなくても、売れる時には売れるでしょう。
個人的には、そんなビジュアルや歌唱力などを磨くことばかりに気をつけるかも知れませんが、実際のところ、売れるポイントそのものではないのでしょう。
「アイツ、〇〇しているからな」というようなスタッフからの評価やファンからの信頼が後押ししてくれて、結果的により多くの出演チャンスが巡ってきます。
一回での出演では評判にならなくても、数回繰り返す間に「あの人誰?」から始まっていつの間にか知られる人になっていたりします。
そして、意外と歌が上手いとか、お芝居もできるということが評価されて、その活躍の場を広げられるのでしょう。
だとすると、某格闘家のYouTube チャンネルに多くの出演希望者が集まるのは当然のことでしょう。
そこで知名度を上げられたら、個人でどれだけ頑張っても成し得なかった成果が手に入るかもしれません。
今の時代、「面白がってもらう」ことがとても大切になって来ます。
実力を発揮するのはもっと後の話で、それこそスタートラインに立つためにも、面白がってもらうことがポイントになっているように思います。