発見した!?YouTube で活躍する「条件」とは?

 活躍するための「条件」って?

自由に生きていくために、「車旅」をもっと奥深く楽しむために、YouTube をどう活かせば良いのかと考えています。

そんな中で、いろんな方々の考えやヒントも頂き導き出した「条件」が見つかったので紹介したいと思います。

こみちはYouTube にチャンネルを持っています。

右のイラストは東京03の飯塚さんがコント中に見せた仕草や表情が気に入って、描写した時の静止画です。

このイラストが上手いのか下手なのかを問うことがYouTube のコンテンツとして大切ではないことが分かってきました。

言うなれば、もっと上手に描けたとしても、チャンネル登録者が増えるとも、視聴回数が増すとは限りません。

もっと踏み込めば、「無関係」だったのです。

つまり、「車旅チャンネル」を運営する時に、美しい景色がたくさん含まれているのかが視聴される要素ではありません。

サイコロを振って、双六みたいな企画だとしても人は集まってくれません。

その理由が、動画の再アップにあります。

ある動画をアップした時、無名ゆえにこみちの動画が急激に視聴されるようなことは起こりません。

それでも、ある回の時は、数日経過しても「0」のままでした。

残念という気持ち以上に、そんなものと受け止めているのですが、動画の編集でミスを見つけたので修正したことがあります。

テロップの誤植だったのですが、再アップしました。

すると、再生回数が「0」ではなく、短時間で急激に(「0」以上という話ですが)伸びていきました。

なぜでしょうか。

また、そんな再生回数が少ない動画に、アップ直後、必ず「低評価」を押してくれる方がいました。

過去形になるのですが、アップするとすぐに動画に低評価を付けるのです。

最初は「イラストが下手だからなのか?」と思っていました。

でも案外そうではありません。

時には高評価も集まる時でさえ、「必ず低評価」が真っ先に押されていたからです。

考え方次第では、「来たよ」という印なのかもしれません。

まだ初心者のこみちには、少し悩みの一端にもなった行動でした。

さて、そんなこともありましたが、気づいたのはそんなことだけではありません。

イラスト制作系チャンネルでは、上手い下手の要素以上に、視聴者層が分断されているように思います。

つまり、若い世代にはアニメなどの題材をモチーフにしたものを、中高年になるとクレヨンや水彩のような「美術」的な要素が好感触だということ。

すると、こみちはアニメを描くことなく、でもクレヨンや水彩画でもない。

それでは視聴してくれる層があまりに曖昧なのです。

美術としての「イラスト」とは?

美術としてのイラスト制作では、トレースして描くことは意味がありません。

なぜなら、描くとは、描き手の感性を表現するもので、コピーではないからです。

しかし、似顔絵を描く手法として、トレースや採寸、マス目を使った方法を用いれば、絵を描く技術が高くなくても、写真に似た似顔絵を失敗せずに描くことができます。

実際、こみちもトレースという方法を使ったことがあります。

しかしながら、それで描けることが分かってしまうと、トレースで描くことを「描く」とは感じなくなってしまいます。

つまり、単純に「描いている実感がなく面白くない」のです。

描く時は「描けるかなぁ?」という要素がポイントで、それは釣りなどにも似たポイントが含まれます。

どう全体を認識し、描き始めれば良いのかという部分こそが描く時のモチベーションだからです。

しかし、結論を言ってしまうと、YouTube の再生回数にそのような「トレース」の有無は関係ないみたいです。

絵ではなく、製図的手法で描いた完コピ動画が、それこそこみちのようなチャンネルでは考えられないくらい伸びていることを目撃するからです。

そのこと自体を否定しているのではなく、それこそが「YouTube 」ということなのでしょう。

さらに、ある美術系チャンネルを観て思ったのが、親しみやすい要素でした。

例えば顔出しや年齢の公開など、どんな人がどんな目的で描いたのかを示すことで、応援したくなる心理が働きます。

最初は、ありがちな「リンゴ」や「花」を描いていたのに、3ヶ月くらい経過したら、ゴッホのひまわりを完コピできるようになっている。

3ヶ月で上達したというよりも、例えば定年退職した無趣味の人が、急に絵を描くことを思い立ち挑戦したというドラマチックさがポイントになります。

同じレベルの完成度だとしても、上手いか下手かではなく、上手くなっていると応援できるからです。

こみちのチャンネルが伸びない一因は、描いた過程をただ動画にして公開しているだけだからでしょう。

上手く描けているか否かの以前に、「興味がない」とスルーされてしまうからです。

当然、登録される可能性も下がりますし、もっと上手く描かなければと原因を別のところに求めてしまいます。

ますます、伸びないチャンネルになってしまうでしょう。

成功するチャンネルとは?

生意気なことを言わせてもらうとするなら、成功するポイントは「運」なのかもしれません。

そして、その「運」を高めるためには、最低限の条件が必要です。

その条件が、視聴して「楽しめること」でしょう。

美大の受験などでも問われることがあるデッサンですが、受験までの数年で合格レベルになるのは簡単ではないでしょう。

どこから始めれば、短期間で描けるのかを解説するようなチャンネルなら、もしかすると無料で画力をアップした層に支持されるかもしれません。

しかし、YouTube という場所で、デッサンをマスターするのはいろんな意味で難しく、こみちなら受験専門校で指導を受ける方がいいと思います。

つまり、一見すると意味あるように見えて、実は深掘りするとそれでは意味を成さないことがたくさんあります。

だからこそ、絵を描くこと自体を掘り下げるチャンネルは、成功例が少ないではないでしょうか。

プロのアニメーターの方などは本当に多忙だと思いますし、関わる仕事に全力だと思うので、YouTube チャンネルを運営しているよりもアニメーターとしていい仕事をしたいという方が強いはずです。

プロのイラストレーターや、漫画家でも、なぜYouTube なのかと考える時に、その選択肢が唯一ではないでしょう。

じゃ、どんな人がイラスト制作系チャンネルを目指しているのかということになり、それそこ本格的な美術解説が受け入れられるとしたら、きっと「美術」以外の分野でも立ち回れる話術がある人だと思います。

最後にまとめとして

仲良くなってくれるチャンネル運営を目指すことで、楽しめる動画になると思います。

もちろん、そのためには画力アップも不可欠ですが、それ以上に親しみやすい雰囲気が大切でしょう。

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