令和という時代をどう生き抜くか?
こみちが「はだし夫婦」を知ったのは、YouTube でキャンピングカーの動画を観るようになったから。
特に日本特種ボディーが製作、販売している「新型SAKURA」に強く惹かれて、関連する動画を漁り始めた。
コンテンツを発信しているYouTuberはたくさんいるが、とても明るくて元気をもらえるのが「はだし夫婦」のお二人だ。
特に、背伸びしていない「等身大」の目線が好感を持てたし、彼らのチャンネルをいろいろと見せてもらうと、意外な発見も多い。
その中でも驚かされたのは、元不動産屋で働いていたということ。
そして、宅建士の有資格者でもある。
資格に興味や関心がある人なら、「宅建」という名称を聞いたことがあるだろう。
こみちも密かに取得を目論んでいる資格の一つだったが、以前勤務していた会社が建設会社だったから、同僚の中には有資格者だった者も多い。
資産家の高い不動産を仕事として売買する場合、この宅建士の資格が欠かせないのだ。
有資格者と知って、彼らの目指すべきことや目標にも興味を持ち、一方でとにかく毎日を楽しもうとしている姿を見て、単純な視聴者目線というよりも、何か生きる上でのヒントを得られないかとも思って来た。
実際、お二人は、オーストリアを旅している。
実はこみちもオーストリアに強く惹かれた時代があって、でも勇気と冒険心がなくて、断念した過去がある。
見知らぬ地を旅をしている時も、お二人はずっと元気で楽しそうに見えた。
日本に帰国して、彼らは新しい目標を掲げていた。
その一つが「日本一周」で、つまり、その活動中にこみちは彼らのチャンネルを見つけたことになる。
最近の活動に変化あり!?
キャンピングカー系チャンネル運営を行う人々は増加しているように思う。
キャンピングカーのレビューをメインとしている人や、車中泊をメインとしている人、彼らのように「人生を楽しむ手段」として活用している人もいる。
ーーキャンピングカーが我々の暮らしに何を与えてくれるのか?
最近では、カムロードが新しくなり、キャンピングカーも安全性を重視した作りが求めれる時代を迎えた。
キャンピングカーは中古市場も高値で売買される傾向があるから、初期投資は増加しても、「差額」という視点では安全面を考慮すれば、喜ばしい風潮だろう。
一方で、キャンピングカーを住まいとして、仕事も全てその中で完結することは難しい。
常々思うが、国内のキャンピングカーを海外のモーターハウスとして捉えることはまだできそうにない。
つまり、キャンピングカーを住まいとすることが、まだまだ特別なことなのだ。
その理由として、キャンピングカーの所在地で住民票を取れないこと、仕事をするとしても限られてしまうこと。
ゴミ捨てや水管理など、便利になったとはいえ、不完全な部分もあるからだ。
前日、別件でコインランドリーに行き、洗濯が終わるまで店舗と車を行き来しながら時間を過ごした。
個人的には、日常の洗濯なら家の洗濯機で済ませた方が何倍も楽で安価にできる。
1時間程度とはいえ、コインランドリーにいる時間が、どこかもったいないと思えた。
ライティングの仕事なら、車の中でもできなくないが、ノマド時代を思い出すと、サラリーマン時代よりも気持ちでは忙しなかったと振り返る。
時間に縛られた暮らしはどちらなのか。
そんな感覚が、今でも起きる。
はだし夫婦のお二人も、もしかすると少し方向転換し、キャンピングカーでの旅を唯一のネタにしていないのかもしれない。
新しい動画が、住宅の一室で撮影されているように見えたし、5つ星ホテルを探索するなど、新たな試みを感じる。
でも凄いのは、こみちには越えられない「壁」を越えていけること。
それだけに羨ましくもあり、彼らの挑戦に目が離せなかったりもする。